原田先生の手紙から
先生は胃が無いせいか、時々強い便秘をされる。 これを解消する為に強い浣腸をされ、その後激しい下痢を引き起こし、付き添いの医師に下痢止めをしてもらいやっとの思いで立ち会いに臨まれました。立っているのがやっとの状態でした。 そんな状況での立ち会いです。 奈良の先生から娘さんに送られたビデオを何度も見られた様です。
『京都の立ち合いは 攻めて捨てようと懸命でした。 一本も打ち込めませんでしたが、捨てれたと思っています。』
先生がずーっと間を詰めた時がそれです。 相手が間を外したので、結果的には打てなかったが・・・ あの攻めは入る一瞬の奥に先生の『捨てる・・・』を見て下さい。 田伐さんのビデオが光る時です。 この一瞬を映像で再現し、直接先生の心を知れば、剣道の奥深さが感じ取れると思います。 田伐さんに感謝です。
|
|