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- 全日本剣道連盟稽古会 1月 - 西村雅興 [2011年1月13日(木)]
Re:全日本剣道連盟稽古会 1月、関根 - 関根 [2011年1月13日(木)]
Re[2]:全日本剣道連盟稽古会 1月、関根 - 西村雅興 [2011年1月14日(金)]
Re:全日本剣道連盟稽古会 1月 - 西村雅興 [2011年1月14日(金)]
Re[2]:全日本剣道連盟稽古会 1月 - 関根 [2011年1月14日(金)]
全日本剣道連盟稽古会 5月 - 菅 義行 [2011年5月22日(日)]
Re:全日本剣道連盟稽古会 5月 - 西村雅興 [2011年5月22日(日)]
全日本剣道連盟稽古会 10月 - 菅 義行 [2011年10月3日(月)]
Re:全日本剣道連盟稽古会 10月 - 西村雅興 [2011年10月3日(月)]



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全日本剣道連盟稽古会 1月
西村雅興
2011年1月13日(木)
全日本剣道連盟稽古会 1月

仕事を早く終えて武道館へ行く。
入り口の名前記入欄の最初に原田先生の名前を見て一安心!
控えの部屋に行くと最近にない健康そうな笑顔を見る。
このところ風邪を引いたり何やかんやと本調子でなかった先生だったが。
最初から面を着けるとのことだった。

稽古が始まると先生は快調のようだった。
西村の番になる。
しばらくお互いをしかり見合っての対峙となる。
西村が足から腰を入れて静かに体を進めて刃境を入り込む。
一足一刀の間合いから斬り間に体を進めることだ。
剣道はこの入り身の静かな動きを決心、覚悟する時に決まってしまう。
『手は勝手に動くわなあ!足はそうは行かない!』原田語録
静かな全身の内いつのまにか面を打ってしまっていた。
自分の頭が面を打て、打つと指令をした意識は全く無い。
『打った』のではなく『打ってしまっていた!』なのだ。
西村の静かな入り身に原田先生が反応されたのだろう。
西村の『智』が反射的にその処理をしたことになる。
ストンとしっかりとした面が入っていた。
こんなにスムーズな面を先生に入ったことが今までに一度もない。
今迄面がうてたときは、足での二度攻め、体の一瞬の停止等、先生の心を動かす算段をしていたとか何らかの攻めの意識をしていた。
今回はそれらの意識が全く無い!
その後、体を入れ込み先生の左手の動きを誘い、小手を返して軽い面。
先生の小手を余して面・・・先生が参ったと口にされた。

それ以降は懸かって行く心に変更。
じっくりと攻め、この一瞬と思い面を打つ・・自分的には会心の面を打ったつもり。
見事に小手を斬られる。
同様に会心の一撃と思ったものは、ことごとく小手と胴に斬られる。
切れ味鋭くこれ以上の打は出来ないと思う打が出るが、この有様だ。
西村の切れ味が鋭い程、先生の打が鋭く反映される。
打気が強くその意識が左拳の動きに反映された瞬間、その瞬間先生の勝ちとなる。

全くその逆の場合は西村の勝ちとなる。
剣道は捨てて入る、その後の一瞬の我慢比べ・・・
我慢比べも捨て、自分の信じる『智』に任せる・・・
これに尽きるようだ!
頭が出来ることはたいしたことではない。
自分の英知を『智』を信じることこそが究極の秘伝なのだ。
剣道は尽きるところここになる。
剣禅一致の心境へと進むことが大切なのだつくづく考えさせられる面打だった。
西村は相手が岩の様に全く刃が立たない相手になると、自分を消して対峙が出きる。
無意識が覚悟するしかなくなるときにやっとなれるのだろう。
原田先生は相手に関係なくこの心境で相手と対峙している。
これが名人なのだろう。
西村は相手の心を手の平に乗せ、相手を誘導し対応しているのが常だ。
結局、上手く捌いてやろうのとのスケベー根性があると言うことだ。

新宿への車中で原田先生がボソリ!
『初太刀の面が良かった!』・・・・嬉しかった。
その後・・・「気がついたら40分間稽古をしていた!」
先生、今日は体調が最高の様な気がする・・・西村

さて、この辺りの話になると剣道より人生観の話に近いので、最近書くことが少なくなった。幸い剣道雑誌ではかなり良い線の話が多いのでそれを参考にしてほしい。
過去記事を良く読んで頂くと、最近の本の内容が既に書かれていると思う。
・・・でも、ほとんどの剣道家は『当たってナンボのもの!』と思っている。

関根さんの稽古を見る。
原田先生と対峙して、一足一刀からスット小さく間を詰める。
原田先生相手にこれが出来るのは凄い。
先生が動いた瞬間、軽いながら面をとらえていた・・・それも2本も有った。
前に福岡高校で七段を受ける相手との模擬診査で打った面と同じだった。
関根さんの肚が凄いと思った。
後で先生も褒めていた。

オーストラリアから来た女性。
顔は東洋人で韓国人か中国人のようだ。
背はすらりと高く、鋭い攻めと面を打つ。
日本の女性とは全く違う面を打つ。
稽古をしていて女性とは感じないのだ。
男性と全く同じだった。
わざわざ日本まで来るだけのことがある稽古ぶりだった。
肩と胸が打つと正体を出す、合図をするのでその瞬間に西村に面を打たれる。
この辺りの指導までして頂いていないようだ。

いつも稽古をされる女性
後の方はかなり良い面が打ててました。
後、20センチ足を前に出す!・・・この意識で腰の入った面が打てます。
これが秘訣です。
静かに攻め入り、相手の我慢が切れて左拳が動こうとする。
これを感じた瞬間に面を打っていると言う状態がベストです。
会うたびに腰の入った面が出る様になりました。

磯ちゃん18日千代田へ行くつもりです。

診療室で話をした方へ。
足から、腰から出る面打への矯正練習は過去記事で、三挙動から二挙動,一拍の拍子への面打の矯正法が書いたところを参考にして下さい。
後は胸を使う、肩甲骨が寄っている、小胸が出る・・・を参考に。
中筋が伸びると手首が固定され、力が竹刀に十分伝わる。
これを注意して下さい。
竹刀で面を打つのではなく、足腰で面を打つ意識をしっかり持って下さい。
更に、打つのではなく斬る意識に高めて下さい。
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Re:全日本剣道連盟稽古会 1月、関根
関根 [Mail]
2011年1月13日(木)
こんにちは,関根です。
武道館ではお世話になりました。
西村先生のおかげで原田先生と稽古を、しかも、一番手で頂くことが出来ました。
稽古内容についてですが、構えて観ていると先生が嬉しそうに、そうだ、そうだという感じで見ていました。
そこで、まず、西村先生に教えていただいている、”身を差し出す”をしました。
これがスムースに出来たことがよかったのでしょうか。
最近は、そういう稽古をしています、そうすると、不思議と体が前に出ていく事が出来ます。
これが、先生の云う不動智の智の事でしょうか、西村先生、原田先生に教えていただいた事です、まだまだ、本物ではないですがそれを信じて稽古をしていきたいと思います、感謝します。
ほんとうに有難うございました。
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Re[2]:全日本剣道連盟稽古会 1月、関根
西村雅興
2011年1月14日(金)
『西村先生に教えていただいている、”身を差し出す”をしました。
これがスムースに出来たことがよかったのでしょうか。
最近は、そういう稽古をしています、そうすると、不思議と体が前に出ていく事が出来ます。』
剣道で一番難しいのは心の葛藤を超えることです。
いくら当て合いの稽古をしても身に付きません。
自分を捨てるには大変な勇気が必要です。
心の葛藤が微妙に体に出て相手に読まれます。
『捧身(ぼうしん)』身を捧げる(みをささげる)・・・柳生新陰流の秘伝です。
原田先生の試合での課題は『いつ捨てるか!』です。
身を捨てた後、相手に合わせて『智』が働きます。
あの軽く原田先生の面をとらえた一瞬の動きがそれです。
若手の八段が貴方との稽古で肚で押し込まれているのを時々見ます。
スピードでは解決しないところです。
不思議に体が出る(葛藤がない!)・・・これが一番大切なところです。
良くここまで来たものと感心してみていました!
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Re:全日本剣道連盟稽古会 1月
西村雅興
2011年1月14日(金)
さとり・・・をロゴ検索で見て下さい。
改めて感じるところがあるかもしれません!
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Re[2]:全日本剣道連盟稽古会 1月
関根 [Mail]
2011年1月14日(金)
 ”さとり”とはそのような事なのですね。
昔から名人・剣豪は、智とか無の世界なのですね。
自分は、あまり本読みが苦手なので本当に助かります。
有難うございました。
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全日本剣道連盟稽古会 5月
菅 義行
2011年5月22日(日)
西村先生
 5/23(月) 全日本剣道連盟稽古会に原田先生が参加されないそうです。西村先生へご連絡を依頼されました。
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Re:全日本剣道連盟稽古会 5月
西村雅興
2011年5月22日(日)
ハイ!承知しました。
西村
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全日本剣道連盟稽古会 10月
菅 義行
2011年10月3日(月)
原田先生と10/1二戸でお会いした時、とても元気です

10/5(水)全日本剣道連盟合同稽古会に出席をされますが、
稽古をされない予定とのこと。

変な書き込みがが多くて大変ですね
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Re:全日本剣道連盟稽古会 10月
西村雅興
2011年10月3日(月)
承知いたしました。
西村
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