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- 千代田剣道連盟新年会世の中は狭い - 西村雅興 [2012年1月9日(月)]
Re:千代田剣道連盟新年会世の中は狭い - 青木大輔 [2012年1月12日(木)]
明けましてお目出度うございます。 - 西村雅興 [2012年1月12日(木)]
安江先生の剣道を見ました! - 西村雅興 [2012年1月12日(木)]
Re:安江先生の剣道を見ました! - 青木大輔 [2012年1月14日(土)]
安江先生の剣道を見ました! - 西村雅興 [2012年1月15日(日)]



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千代田剣道連盟新年会世の中は狭い
西村雅興
2012年1月9日(月)
今日は千代田の新年会、初稽古

八段の先生がおられる。
昔稽古をしたことがある先生だ。
このレベルの先生との稽古は『肚』を計る稽古に西村は徹する。
西村は真っすぐ喉に突きに出る。
喉元を空けて面に打って出ればその時点で勝負あり。
打てないのに打った時点で負けなのだ。
心を動かされた時点で負けなのだ。
剣道は打合いではなく、どちらが心を動かし、動かされたかで終わるのだ。
これが竹刀当て剣道との違いだ。
この先生は八段になられ見事な大きな面を打たれる様になられていたのは立派だった。

歯科医の後輩が来ていた。
面打の指導をした。
あっと!言う間に良い面が打てる様になった。
今後の指導が楽しみだ!

女性が二人稽古をされていた。
凄く小柄な女性・・・肚の出来は見事だ。
相手が八段であろうと臆する事無く打って出る。
見事な剣道だった。
稽古をしたがやはり中々の肚のある稽古をされた。
押しても緩めても心を動かさない・・・たいしたものだ。
もう一人の女性は感性が高く動きも抜群だ、試合でも相当のレベルをこなして来たと思う。
ただ、足からの先が取れる様になれば七段への道は近い。

稽古後の飲み会で正面に座られた先生は何と六段審査で村岡先生と知り合いになった先生だった。
かなり精神レベルの高い話をしていたら怪訝そうな顔をして聞いていた。
彼は私がこの掲示板を書いている西村と知ったら話の内様が本当だと理解してくれた。
暫くして、右前の席に愛くるしい女性が座った。
何と福岡の後藤さんと京都で立ち会いをした人だった。
世の中は何と狭い事かと思った。


Hさん、あるときから肚が出来た。
面を打たせてもらえない。
勘とスピードが良いのだ・・・仕事柄身体を鍛え上げている様だ。
西村が先を取って面を打とうにも少し相手の竹刀の方が早く届く。
ただ、先を取っているので簡単に胴が取れる。
捌く事は出来るが面は取れない!
この先生・・・もうすぐ八段を取るかもしれない。

楽しい剣道の集まりだった。
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Re:千代田剣道連盟新年会世の中は狭い
青木大輔
2012年1月12日(木)
西村先生

あけましておめでとうございます。

千代田の集まりに参加されたんですね!
何だか嬉しいです。

石川のY先生が八段合格後に千代田でお祝いの
立ち切り稽古された時の動画が「土曜稽古会」の
掲示板から拝見できます。
お相手は全て七段の先生ばかりだそうです。

話しに聞いていた通りの素晴らしい剣道です。
剣道って、やはり「見ている人は見ている」
また「八段を審査される先生方は、やはり観えているんだな。」
と思ったしだいです。

百発百中、賞するにあたわず

今年は京都でお会いできないということですので(涙)
なんとか、東京でお会いできるようにしたいです。

2012年も宜しくお願いいたします。

追伸:本年7月下旬に父親になる予定です。
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明けましてお目出度うございます。
西村雅興
2012年1月12日(木)
お父さんになるとのこと、おめでとうございます。
今日、杉山さんからビデオの話しを聞きました。
早速見てみます。
最近はほとんど剣道をしていませんでした。
ポチポチと始めています。
基本的には稽古相手がいないのです。
それで、七段が合格寸前の人を合格への指導を楽しんでいます。
コーチングに徹した剣道です。
相手に見事に面が入っても、それは当然の事なので少しも嬉しくもないからです。
自分の方が強い証明を今さする必要が無いからです。
更に強く成りたいとも思っていないからです。
相手に見事な面を打たせてあげた時、喜びを感じます。
相手もその時何かを感じて成長します。
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安江先生の剣道を見ました!
西村雅興
2012年1月12日(木)
結局ここにつきます。
相手に対して元立ちの位になっていた。
道場で見られる光景ですが、必ずと言っていいほど元立ちの方が足で先を取り体を入れて行きます。
相手はこれで起こされ打ってしまう。
この起こりを打たれる。
これが西村がいつも書いている【飛んで火にいる夏の虫】です。
ここで難しいのは先に足から先を取って身を捨てる覚悟です。
この覚悟が有る方が先を取れるのです。
安江さんは立ち会いで【元立ちの位】をしっかり取っていた。
これは稽古だけではなかなか出来ない位です。
相手に打たれたくないとか、打ちたいとかではなく、先を取って相手に問うている!
自分を空しゅう(むなしゅう)!、打つ前に死ぬ!
審査の時でもこの心で対峙出来たことが素晴らしい。
チョット遅れて面を打っている時もあるが、相手を額のチャクラから心を見て動いているからです。
相手を良く見て、ここと思う時に先を取って打っている。
相手が大きな相打ちの面を打ってくれば、そこは面で対応しないで、一番効果的な小手に斬っている。
何よりも練習量と自信に裏付けされた腰の備えが立派だった。
お祝い稽古の時を見ても、面だけに拘らず相手によっては面を打たせて、小手等で捌いている。
あの腰の備えと右足の先を取った動き、右足をスッと出すが床に着ける事無く相手の起こりを一拍子で打っている。
青木君も何度も見直して練習をしてださい。

【手は勝手に動くはなあ!足はそうは行かない!】
この捨てどころの覚悟、この覚悟のある人が少ない。
だから腰が残り手と竹刀で相手の面をハタキにいてしまう。
青木君はこの覚悟が出来る前に葛藤が長く腰をモゾモゾしている。
その瞬間に西村に先を取られてしまう。
結局は心の成長がキーポイントです。
お父さんになった自信を剣道で表現して下さい。
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Re:安江先生の剣道を見ました!
青木大輔
2012年1月14日(土)
西村先生

安江先生の立会の映像を拝見しました。

聞いていた話よりも、何倍も素晴らしい内容で
驚きました。
あんなに、落ち着いて立会って出来るものなのかっ!
と驚き以外の何物でもありません。
何か、、、私が当日見たどの先生方の立会よりも
違うことをしにきている、、印象を受けました。
お相手の先生が可哀そうなくらい、格が違う、、というか
これが「位で遣う」というものなのかな。。と思いました。

しっかり見て、勉強させていただき、少しでも
近づけるようにしたいと思います。

あの腰(背中)の自然な張りは本当に格好いいです。
身につけたいな〜。

私は今年は六段に挑戦します。
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安江先生の剣道を見ました!
西村雅興
2012年1月15日(日)
「位で遣う」
位が有る、位が無い・・・この言葉を初めて聞いたのは、江戸川区の九段候補にまであがった先生の話でした。
そのときはピンと来なかったのですが、剣道は「心の位」で決まってしまうと思います。
打ち合う前に位の押し合いです。
結局は【肚】です。
西川先生が石原忠美先生との稽古で全く刃が立たないのを見て実感しました。
剣道の目指す所は「心技体」のうち「心」頂点に立つ心に行き着くのでしょう。
心が定まれば「重心と丹田は一致する」
安江先生の覚悟が出来た左腰の備えを見習って下さい。
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