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- 久しぶりの剣道 - 西村雅興 [2013年4月15日(月)]
Re:久しぶりの剣道 - 岡田 [2013年4月17日(水)]
Re[2]:久しぶりの剣道 - 青木 [2013年4月18日(木)]
朝稽古とその他 - 西村雅興 [2013年4月22日(月)]
Re:朝稽古とその他 - 岡田 [2013年4月22日(月)]
Re[2]:朝稽古とその他 - 青木 [2013年5月4日(土)]
Re[3]:朝稽古とその他 - 青木 [2013年5月4日(土)]
動画の見方 - 西村雅興 [2013年5月16日(木)]
非常に良くまとまっています。 - 西村雅興 [2013年5月6日(月)]
古本先生、丹羽先生、會澤先生 - 西村雅興 [2013年5月6日(月)]
古本です。お久しぶりです。 - 古本 [2013年5月6日(月)]
皆さん稽古有り難うございました。 - 古本 [2013年5月6日(月)]
Re:古本先生、丹羽先生、會澤先生 - 會澤秀彦 [2013年5月7日(火)]
會澤先生へ - 西村雅興 [2013年5月16日(木)]
田伐さんへ - 西村雅興 [2013年5月7日(火)]
Re:田伐さんへ - 田伐正人 [2013年5月11日(土)]
Re[2]:田伐さんへ 追伸 - 西村雅興 [2013年5月11日(土)]
Re[2]:田伐さんへ 追伸 - 西村雅興 [2013年5月11日(土)]
岡田さん!この勢いで八段へ走って - 西村雅興 [2013年5月6日(月)]
Re:岡田さん!この勢いで八段へ走って - 岡田 [2013年5月7日(火)]
Re[2]:岡田さん!この勢いで八段へ走って - 岩崎 [2013年5月9日(木)]
Re[3]:岡田さん!この勢いで八段へ走って - 西村雅興 [2013年5月9日(木)]
参考までに! - 西村雅興 [2013年5月9日(木)]
京都の総括 - 西村雅興 [2013年5月6日(月)]
Re:京都の総括 おまけ! - 西村雅興 [2013年5月6日(月)]



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久しぶりの剣道
西村雅興
2013年4月15日(月)
久しぶりの書き込みです。
千代田の体育館は半年かけての改修工事で道場はお休みでした。
西村も自動的にお休みで、他の所に稽古に行くこともなし。
幸い歩いて数分の所にスポーツジムが出来たので、そこで身体を動かしていた。
半年ぶりの剣道をするも筋肉痛も無くごく普通に剣道が出来た。
剣道よりもアクアビクスの方がずーっと過激な動きなのだ。

昨年11月で昇段をされた方がおられた。
七段に二人受かられた。
少し西村が気を入れて指導した方だ。

一人は小柄ながら試合にも強く動きの速い方だ。
惜しいのは、当てに走る傾向が七段を遠ざけていた。
足から攻めて相手を浮かせ、起こしその瞬間に捨てて打つ練習をした。
西村は上手な打たれ役を演じる。
その結果の七段だと思う。

もう一人は大人になって始めた人だ。
このような方には特有の剣道の動きが有る。
その瞬間、手が先走り、右手で竹刀を引き上げて打つ。
三角筋を使った竹刀の振り上げなのだ。
自分から打ちに入ると顕著にそれが出る欠点を持つ。
しかし、自分が攻めは入り、相手の心が動いた瞬間を捕まえて打った時はそれが消える。
彼は肚が有り、感が鋭いのだ。
彼が攻める、西村が動くそこを打つ・・・・ただそれの繰り返しをした。
彼は肚が有り、感が鋭いのだ。
彼が言った「面だけで受かりました!」
この方は皆さんが認識されていつ七段の強さは今はありません。
しかし、審査員を納得させる立派な面を打ってみせたのだ。

西村が指導した人はその段の力を持つ前に受かってしまう。
審査員を納得させる「攻めて引き出して面を取る。」を立派に見せて来ているのだ。
試合で強い人が審査に強い訳ではない。
審査員が見たい物を見せる能力が昇段につながるのだ。

西村が力を入れて指導した人は数多くそれも早く七段に受かって行く。
寂しいのは同じ元立ちに立つので稽古の機会がほとんど無くなることだ。
七段になっても西村に懸かってくる人がいる・・・この心がけが有れば次のステップを教えてあげるのだが・・・実際は少ない。
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Re:久しぶりの剣道
岡田
2013年4月17日(水)
 先生、ご連絡差し上げようと思っていたところでした。
大変ご無沙汰で申し訳ございません。
久々の書き込みがあったので思わずこの場をお借りしています。

 さて、今年は京都どうされるご予定なのでしょうか。
僕は1日に審査を受け、4日が立会日です。朝稽古で是非先生に稽古をお願いいたしたく思っています。
またご予定など決まりましたらご連絡くださいませ。

失礼いたします。
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Re[2]:久しぶりの剣道
青木
2013年4月18日(木)
西村先生

お久しぶりです!
先生の久しぶりの書き込みに興奮しました。

千代田体育館が工事中だったんですね。

岡田先生もお訊きですが、今年は上洛されますでしょうか?
私も妻の許可を得て、なんとか1日くらいは参加したいと考えて
おります。初日は地下道場が使用出来ないので、2日目の4日の朝稽古に参加しようと企んでいます。
同月12日には2回目の六段審査も控えておりますので、是非先生にお願いしたいです。
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朝稽古とその他
西村雅興
2013年4月22日(月)
岡田さん、青木君。
今年は妻のお誘いで京都見物と美味しい食事の予定をしています。
折角のお誘いですから防具を持って行きます。
4日の朝、サブ道場でゆっくり稽古をいたしましょう。

少し前だが、西村に師事し七段に受かった方がいる。
Oさんは感心なことに懸かって来る。
つい手打ちになるのを、西村と稽古をして腰からの動きに修正するのだ。
七段になり、肚も出来て来ている。
そこで腰から打つ高速面打ちを教えた。
何と!直ぐに出来る様になった!
木曜日にはその面打のおさらいをした。
きっちり勘を掴んだ様だ。
道場の最古参の一番上席の七段と稽古をしているのを見た。
何と!見事に面を捉えていた。
それも何本打っていた。
その様子をいつも指導している若手のT君の六段に見る様に言った。
彼は驚いて言った「まるで教科書の様に見事な面ですね。それも何本打っても乱れない。凄位ですね!」
七段になってなお懸かって来る人柄、素直な人柄は教えたことがすぐ身に付く。

さて、六段のT君はというと、前回指導した足が攻めで先行する面打を、若い強い七段に試していた。
4本見事の足で先を取って面を打っていた。
普段は全く歯が立たない相手なのに、4本取るとは見事としか言いようがない。
足で先を取れば、四コマ漫画で一こま早い動きとなるのだ。
これが出来ればもうすぐ七段だ。
青木君にTさんの足の攻め、Oさんの高速面打ち、これを教えてあげたい。
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Re:朝稽古とその他
岡田
2013年4月22日(月)
先生、楽しみにしています。
ほとんどまったくと言っていいほど歯がたたない先生に対し少し試してみたいことも色々ありますし・・。

失礼します。
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Re[2]:朝稽古とその他
青木
2013年5月4日(土)
西村先生

本日は早朝より大変長い時間ご指導いただき、まことに
ありがとうございました。
約3年ぶりの「剣道・西村塾」大変有意義な「復習」をさせていただきました。
久しぶりに先生にお会いし、そしてお稽古を頂戴しましたが、先生の変わらぬ強さと”剣道を知っている力”に完全に圧倒されました。
正直、少しは良い所を見せられるかな?などと思っておりましたが、早々に美しく砕け散りました。ありがとうございます。

以下、本日先生からご指導いただきましたことを纏めてみました。翼々考えますに、その内容は全てこのHP上にて先生が過去に何度も懇切丁寧に発表していただいたことでありましたが、「復習」ということで、私の拙い文章ではありますが、掲載のご無礼をお許しください。

なお、古本先生、丹羽先生、八段を目指される両先生に混じってこの実力不足の青木も混じって指導を受けてしまい、ご迷惑をおかけしました。今更ながら反省しております。
西村塾の先生方のレベルの高さ(殆ど七段、しかも八段を目指すような方ばかり)そして熱意と情熱に、改めて感激いたしました。こんな私ですが、今後とも宜しくお願いいたします。

●突っ立たない
ヒカガミをぐっと伸ばしたところから、やや左足に乗るようにして
身体を沈ませる。すると右足が出しやすくなる (竹が撓るように)

●先ずは「合気」、しかし合気から打っていっては「相打ち」で相殺されてしまう。
合気から、引きこむ。この引き込みが右足の入り込み。

●私は力みすぎ、現在のフルパワーの半分以下の動きと力で十分。力みがあるから
余計な動き、オーバーアクションとなり、「最短最速」=最強でなくなっている
→最後の面の感覚を忘れない。本当に楽に打てた。何の強張りも力みもない、ストーンと。

☆相手を待つのではなく、右足から自分で入っていって、相手を引き出せ!
西村先生との稽古は
両者構え合い、青木が触刀から交刀の間への移動=合気から、右足を前にすすめる→先生が反応して出てくる、すかさず左足で
身体を押し出し、左手を(開放)前に押し出す=面打ち。

●触刀から交刀のところは、先皮一個分を争う。

●中段の構え、肩力まない、胸いからせない、自然とだらりと落とす。自然な姿を示す。

●殆どの人は、左右の腕が「休め」をしている。
左腕は、脇を締め、親指をぐっと入れる、そうすると、左手、腕、左腰が一枚になる

●20cm身体を前に進めて、竹刀を押し出す。わずか20cmでよい。
その間に相手は出てくる、打つぞ!と力んで進むと、相手も頑張るから打てない。
どうぞ〜というくらいの気持ちで「さらり」とした感じで「打ってみませんか。」と入る。

●打ちは、拝み打ち。先生の面は右腕は肩より上にあがらず、左手・腕は相手の胸。
柄で面を打つような感じ、だから相手の太刀・身体がそれていく

●右足を出す時に、出しすぎて、身体が割れてはダメ!ということは、そんなに沢山出る
訳ではない、ということ。
その場に止まっている相手を打ちにいくのではない、攻め入って、出てくるところを
1コマ早く打ち抜く。

●左手の発射は、自分で決めない、相手が決める。

●本来、歩行の原則では右足が前に出るときは、左手は前に自然と出るのである
しかし、出さずに溜めておく、そして相手が反応したところで、溜まったエネルギーを
開放する、これが打ち。

●素振りは3種類ある。
@振り上げておいたところから、右足を前に出しながら、左足を引き付けると同時に下ろす
A構えた位置から、右足を2マス進めたら、打つ
B左右の足幅を広げ、そこから、更に右足を前に出して打つ(これは左足での押し出しを勉強)
これを繰り返して、身体を前に進めてから、竹刀を振り上げることを身体に染み込ませる。
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Re[3]:朝稽古とその他
青木
2013年5月4日(土)
映像その@稽古
http://www.youtube.com/watch?v=9V9g1FqmLJE

映像そのA稽古
http://www.youtube.com/watch?v=m--qoUlKhnk

映像そのB胴切りの身体捌きについて実演
http://www.youtube.com/watch?v=RoQRpux0kZ4

問題ございましたら、直ちに削除いたします。
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動画の見方
西村雅興
2013年5月16日(木)
今年の新年の挨拶
肋骨潰し
重心と丹田
この項目を丹念に読んで、西村の動きをスローで観て下さい、良く分かります。
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非常に良くまとまっています。
西村雅興
2013年5月6日(月)
これは京都で書いています。
教えた事が良くまとまっています。
京都に来た甲斐がありました。
西村
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古本先生、丹羽先生、會澤先生
西村雅興
2013年5月6日(月)
お二人の充実した七段ぶりに感激いたしました。
西村の拙い講義に長時間付き合っていただき感謝しております。
古本先生の相手の心をよく見る、観の目の鋭さは立派でした。
丹羽先生の豪快な面は立派でした。
お二人は重心の滑落をつかった、武術的身体動作の応用の面返し胴を身につけて下さい。
一味違った七段の元立ちになれる事ででしょう。
會澤先生
七段昇段お目出度うございます。
西村に打った最後の面の感触を大切に、いつもあの面が打てるようにすれば、八段の道筋に乗れるでしょう。
原田先生の面打ちの伝承が出来た様で西村は幸せです。
西村
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古本です。お久しぶりです。
古本
2013年5月6日(月)
西村先生
お久し振りに、ご教授並びに稽古を頂ました。

先生には、左脚で立って右足を10cm程進め、左足で左手を擧げて面を打ち、最後に左脇を締める面を教えて頂きました。

最近、右膝を抜いて打つ面を工夫していました。そのためかどうか、打ちが弱くなっていました。
やはり、左脇を締めないと、力強い面が出ないことを痛感しました。

また、逃げないで、死ぬ覚悟で中心を貫き打ちを出すこと。
これも、繰り返し教えて頂きました。捨てて打つ面を出すことの大切さ、後で青木さんが同じ面を稽古していて、捨て切った時の素晴らしさは、感動ものでした。

重心の滑落を使う胴、十分に見せていただきました。今年の目標にしたいとおもいます。まだまだ、理解が足りないとおもいますが、稽古を続けていきます。

来年また、見て頂きたいとおもいます。有り難うございました。
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皆さん稽古有り難うございました。
古本
2013年5月6日(月)
今回の京都の朝稽古で岡田先生、岩崎先生、丹羽先生、青木さんに稽古を頂ました。皆様有り難うございました。

岡田先生には、竹刀が回っていることを指摘して頂きました。
悪い癖が出てしまいました。以後、左手の小指だけを締め付けるようにしました。岡田先生との稽古では、力強さの中に柔軟な柔らかさを感じました。私の面に対して柔らかく返し打ちを打たれました。昔の先生のイメージとは異なっていました。

岩崎先生との稽古では、強い攻め、強い打ちに圧倒される思いでした。スパッ、スパッと打ちを出され迷いの無い稽古は、私は参考にしないといけないと思いました。私は迷いの多い稽古をしていました。常に先を取り、捨て切って、捨て切って打つことを教えて頂きました。

丹羽先生にも久し振りで稽古を頂きました。先生のような、真っ直ぐな剣道をされる方を、私は大好きです。久し振りの間に工夫した事を色々と試させて頂きました。楽しい稽古が出来て感謝しています。

青木さんには、お初に稽古を頂きました。非常に竹を割ったような
剣道をされます。私も西村先生に教えて頂いた中心を割る面打ちを試させて頂きましたが、まだ私のの覚悟が足りませんでした。
少し気になったのが、青木さんの相手の竹刀に合わせて防御的に竹刀が動き過ぎることです。私から見てこの点が是正されたら、非常に素晴らしい面がありますし、素晴らしい剣道になると思いました。

岡田先生や岩崎先生と稽古をしていて、この先生方が八段で無いのが不思議な感じでした。
お二人とも、強い攻めから力強い打ちを出され、強いなと感じ手詰まり感を感じていました。稽古有り難うございました。
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Re:古本先生、丹羽先生、會澤先生
會澤秀彦
2013年5月7日(火)
西村先生
暫くぶりのお稽古ありがとうございました。
西村先生との稽古に感激致しました。
6年前に西村先生からご指導いただいた感覚を思い出しながら、稽古を頂きました。先生に打った最後の面!あの面の感覚を宝に、今後も精進してまります。本当にご指導ありがとうございました。
少し残念なことは、稽古以外にお話が出来なかったことが、心残りですが、またの機会にお願いいたします。
また、稽古をお願いします。

西村先生掲示板をお借りして!

丹羽先生!
お稽古ありがとうございました。
稽古をしながら、清々しい気持ちのお稽古を頂きました。
また、よろしくお願い致します。
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會澤先生へ
西村雅興
2013年5月16日(木)
『先生に打った最後の面!あの面の感覚を宝に、今後も精進してまります。』

面布団を打ちに身体も竹刀も斜め上に向かって動いてました。
それが前向きのエネルギーに修正されました。
最後の面の感覚を大切に。

七段同士レベルになると手元が浮くとつけ込まれます。
右拳は相手の喉を突きに進むくらいの高さで十分です。
左拳は鳩尾の高さにまで下げる。
感覚は鍔で相手の喉へ斬り込む感じです。
幸い西村の動画が有りますから参考にして下さい。
後は身体の沈みを利用して、右足をスムーズに出せる様にして下さい。
コツは左踵を床すれすれまで下げる事です。
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田伐さんへ
西村雅興
2013年5月7日(火)
豪快な面打ち、順調に強くなっている様です。
惜しいのは、体が上昇しながら面に飛んで来ます。
頭頂の面ぶとんを打とうとしているのだと思います。
面打ちは額から喉に切り込む様に打って下さい。
そうすると、最速の時に面に竹刀が当たります。
上に体が上がるベクトルを前進に使えば、もっとスピードが出ます。
鍔で相手を斬りに行くようにまっすぐ前に、体上に上がらないようにすると、もっと速い面が打てます。
先ずは、足を上に上げないでおもいきり前に出して下さい。
一味違った面になります。
青木くんの動画を参考にして下さい。
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Re:田伐さんへ
田伐正人
2013年5月11日(土)
西村先生、久々に京都でのお稽古ありがとうございました!

DVDの編集がやっと終わって、本日、発送いたしました。
月曜日か火曜日には到着すると思います。


西村先生の大きな身体に掛かるのは本当に久しぶりのことですので思い切り行きましたが…

上に飛んでおりましたか… ^^;
足を上げないように気を付けながら稽古します。



岡田先生、朝稽古ありがとうございました。
八段審査の一次を通過されたと聞きましたので、何も考えずにひたすら攻め込んで打つことだけに専念しました。
でも、やっぱり岡田先生の迫力と貫禄に抑え込まれてしまいますね… (笑)


一年に一度は先生方にお稽古頂いて、新しい課題や修正するところをご指摘願えましたら幸せに思います。



ガンちゃん先生、菅先生、ありがとうございました!

古本先生、掛かりたかったのですが巡り合わせが悪かったですね…
ごめんなさい。<(_ _)>

會澤先生、丹羽先生…
あんたらは稽古が長い!(笑)
後ろで待ってたけど、なかなか終わらないから時間が来てしまってお先に引き上げました。
来年はお願いしますね!(^^)/

青木さんが西村先生と稽古されてるのを拝見しました。
良い面を打たれてました!(^^)



京都でお世話になりました先生方、本当にありがとうございました。

今年は亮ちゃん先生と松尾先生のお顔を拝見できなかったのが残念です。
また来年、宜しくお願い致します。


私は大阪で元気に剣道と居合の稽古をしておりますが、大東市剣道連盟の事務局と四条北剣道クラブ居合道部の事務局も任されておりますので、最近は本当に忙しくて掲示板にもなかなか書き込みできません。

また、来年の京都や奥州稽古会などで先生方とお会いして稽古をお願いしたいと思います。

西村先生、来年も京都にいらして下さいね!(^^)/~~~
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Re[2]:田伐さんへ 追伸
西村雅興
2013年5月11日(土)
相手の頭頂、面布団を目がけて打って行くと、自分の目より高い位置を目指す訳ですから、足を上にあげ上に向かって飛んで行くことになります。
目標を 相手の喉へ斬り込む そうすると、体は真っ直ぐ前に進みます。
上へのエネルギーが前進に使われれば、スピードはまします。
青木君が最後に打った面は模範的な面です。
あの様な面へ向かって稽古をして下さい。

青木くんがまとめたように
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Re[2]:田伐さんへ 追伸
西村雅興
2013年5月11日(土)
相手の頭頂、面布団を目がけて打って行くと、自分の目より高い位置を目指す訳ですから、足を上にあげ上に向かって飛んで行くことになります。
目標を 相手の喉へ斬り込む そうすると、体は真っ直ぐ前に進みます。
上へのエネルギーが前進に使われれば、スピードはまします。
青木君が最後に打った面は模範的な面です。
あの様な面へ向かって稽古をして下さい。

青木くんがまとめたように、彼の耳元で順次囁きました。
彼はその都度修正し、最後に左踵を下げながら体をやや鎮める教えました。すると右足がスムーズに出るコツを掴みあの様な面が打てました。
秘伝はあのまとめたです。

田伐さん、それにしても良くここまで強くなったと感心しています。
昇段もすぐだと思います。
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岡田さん!この勢いで八段へ走って
西村雅興
2013年5月6日(月)
岡田さん!
一皮剥けましたね。
化けた!という感じがします。
西村が半年ぶりの剣道であったいうことを差し引いても、最後の面は完敗です。
少し遠間からあの勢いで、先をとって仕掛けるとほとんどの相手は心が動くでしょう。
小柄な人の先の掛け方の常道でしょう。
西村の知る小柄な先生の範士八段の先生方の攻め口は皆そうです。
西村のような長身のタイプは右足の攻め入りで十分ですが。
西村が伝えられなかった体格の違いの攻め口、岡田さんは自ら手に入れた様な気がます。
今年の顔は精悍でした。
ちょっとぽてっりした顔の雰囲気が無かったです。
稽古で身体が鍛えあげていると感じました。
八段の先生との稽古を見ても頼もしい限りでした。
相手の八段の竹刀の先の動きを十分参考にして下さい。
竹刀の先は手前に振り上げる事なく、前に前にと竹刀の先が面に向かって走っています。
基本稽古は別にして、実践では拳の位置は喉より高く上がる事はありません。
青木くんが言いました。
西村先生が面にくる時、拳が目の前に迫ってくる!
もう一つ。
今の構えのまま、身体を少し鎮めると、左脚にエネルギーが蓄えられ、いわゆる溜が出来、右足がスムーズに出ます。
これは青木くんのまとめに良く書かれています。
今回の稽古では別人になった岡田さんを感じました。
あとから聞いた、一次審査に受かったとの話しは当然の様です。
立会いも二本取ったとの話し、当然のことでしょう。
同僚が二次審査が惜しかったと話されていましたね。
人の目は正直です。
この勢いで、毎日走り込み、稽古量をふやし、先日のレベルの先生にお願いしていくと、秋は八段間違いなしです。
この勢いで一気に突っ走って下さい。
秋の吉報をお待ちしています。
西村
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Re:岡田さん!この勢いで八段へ走って
岡田
2013年5月7日(火)
 先生、ご返事が遅くなり申し訳ありません。先程京都からもどりました。剣道漬けの連休で家内にも内心色々と心配も掛けていたようなのでのんびりと少しお付き合いしていました。

 さてさて、過分なお褒めを戴き誠に恐縮です。「一皮剥けた」は嬉しい限りです。
 最近は稽古量が以前と比べめっきり少なくなりましたが、内容的にはかなり充実してきていると思います。三重剣連の強化指導員に指定されていて各地区での指導稽古の機会が多くそこでの真剣な稽古も大きな意味があります。以前先生から言われていた「緊張感を持った出稽古をすべし」これもなるべく意識し実行しています。やはり稽古の質を上げていくことの重要さを感じていました。
一人稽古というかトレーニングも本格的なものは週一回位のペースやっています。主に体幹を意識した訓練です。それと朝晩愛犬を伴い自転車(一応スポーツバイクですから・・・・)で30〜40分は走ります。帰ってからは鉄棒と軽い木刀による肩胛骨を意識した素振りはほぼ毎朝やっています。
自分なりに工夫した稽古が大体確立してきたように思います。

 今回、西村先生には稽古をお願いしたかったのはもちろんですが、他の方との稽古も見て欲しかったのもあります。いつも的確でまさに的を射た評価とその言葉が頂けるからです。
そういう意味で本当にお世話になりました。ありがとうございます。先生に面を打って「参った」などと言ってもらえたのはホント久し振りのような気がします。僕はそれ程先生にはなかなか歯がたちませんでしたから・・・今でもですが・・・。

 やはり先生にご無理をお願いして良かったと思います。
青木君はもちろん(首謀者・・ですし・・)も古本さんも丹羽さんもそして田伐さんも、今回先生と稽古できた面々にとってそれは良かったのではないでしょうか。

 僕も稽古を戴いた丹羽さん、古本さん、田伐さん、皆様に心から感謝いたします。(今年は残念ながら岩手勢と島野亮ちゃんとは稽古できませんでした。少し残念です。岩ちゃんは、立合で僕の目の前で近間での目の覚めるような抜胴を見せてくれました。さすがと思いました)

ということで、お陰様で今年も良い京都五月大会でした。

本当にありがとうございました。この場をお借りして皆様にお礼を申し上げます。

※最後に、田伐さんも古本さんも丹羽さんも先生が僕に一言「皆
強くなってるよ!」と言っておられましたよ。

失礼します。
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Re[2]:岡田さん!この勢いで八段へ走って
岩崎
2013年5月9日(木)
皆様、寒い京都を熱く燃えたようで結構なことでした。
岩崎は原田先生のことが気になっていまひとつ
剣道に打ち込めない京都でした。
岡田先生に胴をほめていただきましたが、
岩崎としては不満な不甲斐ない立会いでした。
先ず、初太刀を失敗したこと。(当たってはいました)
最後の胴は出頭の面のつもりで打っていましたが
胴に変化をしていました。
きっと原田先生がご覧になっていたら
「0点」と仰った事でしょう。
又修行して出直します。
剣道は難しいなぁー。
レスをつける


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Re[3]:岡田さん!この勢いで八段へ走って
西村雅興
2013年5月9日(木)
『最後の胴は出頭の面のつもりで打っていましたが
胴に変化をしていました。』
『きっと原田先生がご覧になっていたら
「0点」と仰った事でしょう。』
西村の意見は全く逆です。
とっさに変化をした技、これこそ不動智の『智』の技で、頭が参加しない技です。
本人の顕在意識は打った覚えが無いが、身体が勝手に反応する技、これが『智』のなせる技です。
立ち合いを見ている人から見れば、「目も覚める様な技」に見えます。

京都大会最後の方の範士八段又は、九段の関東の名のある先生が、うっかり西村のこの『智』を引き出してしまったら、西村に見事に面を打たれて、『参った!』と言われます。

椎名先生と先日話をしていた内容を紹介します。
ある人に面を打ったら、見事に小手を切られた。
その方にあの小手は素晴らしかったと言った。
すると相手の方は恐縮して「あれは思わず打ってしまったので、自分が打ったと思わない小手だから・・・。」と言ったそうです。
椎名先生が言ったのは「思わず出た技だったから素晴らしいのです!」と言ったそうです。

岩崎先生が『神妙剣、夢想剣』の技が出る様なレベルに高まったと言うことです。
拍手喝采です。
レスをつける


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参考までに!
西村雅興
2013年5月9日(木)
秘伝最終章

西村的には武道の最終は奥深い所にある自分を見いだすことにあると思う。
あの柔道家・山下が足を痛めて立っているのがやっとのオリンピックの決勝戦の時、
今まで稽古をしたことがない、掛けたことのない技が出て勝ってしまった。
勝ったと云うよりは、勝ってしまった・・・が正直なところのようだ。
【負けに不思議の負け無し、勝ちに不思議の勝ちあり。】
とっさに身体が勝手に何かをして勝ってしまい、その時は自分の意識は全く働かなかった状態のことを言う。
【不動智】の智が働いた状態を言う。
一般的には【不動心】が良く知られているが、そこを掘り下げた境地だ。

京都で原田先生から【不動智】と書いた敷布を頂いた。
先生が言った『西村ならこの意味が分かるだろう。』と言いながら。
その時は自分の頭の中には【不動心】しかなかった。
先生が言った。
「不動心では相手に、その場の状況に対応出来ない、【智】が働かなければ役に立たない。」
その時は良く分からなかった!
その時から【智】を考え始めた。
あるとき、これが【智】かと分かった瞬間があった。

小川忠太郎・十段が原田先生に言ったそうな。
『息を踵から吐き切れ、そして更にそれを踵から上げるのだ。』
西村も原田先生との武道館の稽古でそれをやってみた。
息をゆっくり吐き続け踵から吐き切った状態になっても、息をつかず更に踵から息を吐く感じを足に上げてきた。
息を吐き続けて行き、更に息が出ない状態でも息を吐き続けている意識はある。
息を吸わずに立っていると、一瞬フラッとして前に倒れる様な状態になってしまた。
意識が完全に飛んでしまった状態だ。
気がつくと原田先生と体が入れ替わっていた。
知らない間に面を打っていた様だ!
先生が良い面だと褒めてくれたが、打ったことは全く意識が無い。
今思うと、フラッとして西村が倒れようとする瞬間、原田先生は西村の面を打とうとしたに違いない。
西村の智が働き(本応的防御機構)面を打っていた様だ。
先生との30年を超える長い期間の稽古で、西村は打とうとして入ったことは一度も無い。
思えば身体の予備動作を通じて、先生に正体をバラしているので入る訳がないからだ。
要は意識が働くとそれに対応する準備の行動が身体を動かし、予備動作を通じてこちらの意思を相手に発信しているのだ。
剣道の極意は思わず打ってしまった!・・・神妙剣・・・これがが極意だ!

江戸川区でまだ稽古をしていた時だった。
当時、西村六段、相手は七段で遅れを取っていた相手との稽古のことだった。
ふっと気がつくと相手の向こう側にいる自分に気がついた。
相手は微動だにしないでそのままであった。
相手からすれば、風が吹いた様にしか感じないうちに、西村が面を打って通り抜けた様な感じだったと思う。
面白いのは二人の稽古を右上斜め2メートルくらいからこれを眺めているもう一人の自分がいるのだ。
この自分はさーっと面を打っている西村を見つめていた。
あれから15年くらいたつと思うが、いまだに鮮明にその映像は出てくる。
当時この剣道をした自分に有頂天になったが、その奇跡は二度と起こらなかった。

古い話になるが、西村が積水を退学して、東京の高校に一年生から入学した。
剣道部が無いので寄せ集めの部員で剣道部をつくった。
それでも初年度で東京都でベスト8にはいった。
試合前に少し稽古をするレベルの剣道部だった。
世田谷区の試合で国士舘高校と対戦すると、前の四人は全部二本負けで西村のところに廻ってくる。
西村は簡単に二本勝ちで負かしていた。
そんなことが二年続いた。
三年目のことだった。
国士舘の大将は既に大学生になり応援に来ていた。
この学生が「先輩!いつ高校を卒状するのですか?」と聞いた。
そう思うのも無理がない。
西村は既に大学三年の年齢だから・・・・。
そんな時の三年目の試合だった。
あろう事か、大将戦にまで持って来たのだ。
この時は西村も慎重に対戦したらしい。
時間間際か、延長戦になったか忘れたが、フッと気がついたら相手と体は入れ替わっていた。
抜胴で勝っていたらしい。
西村の方に旗は揚がっていたが何で勝ったか分からない。
引き上げて行くと見事な抜胴だったと聞いた。
西村の剣道には抜胴は全く無い。
手の内の稽古で面返し胴の稽古はしたことはあるが、胴を打って勝つ等との発想がない人だったのだ。
どうした訳か・・・抜胴で勝とは?
稽古でも試合でもかって一回もしたことが無い抜胴だから。
このとき、この現象は全く理解出来なかった。

学生時代、岩手県大会の2〜3段の部での決勝戦だった。
試合前に岩手日報に台風の目、医大の西村選手と書かれていた。
試合会場に行くと先生方から台風の目と冷やかされた。
決勝戦、相手は県警の選手で先方を負かされる剣道のプロだ。
この時の決まり技が小手だった。
普段西村は小手は打たなかった。
試合中に相手の小手が急に大きくクローズアップされて目に飛び込んで来た。
思わずこてを打ってしまった様だ。
打ってしまった!こんな感じです。


椎名先生が大柄な八段と稽古をされていた。
椎名先生曰く「相手は参った!と面を捧げて来る、そこを打つ!」
その通りの面を打って相手と蹲踞に入った。
やはり見事だった!
剣道の本質が分かっている先生の剣道は見ていて本当に嬉しい!
過去二回の椎名先生との稽古
西村は参ったと見せる!
二回前の椎名先生との稽古ではこの面を見せたとき、来たと思ったが間一髪胴に返すのが遅れてしまった。
完敗だったが、心を動かせた事は満足だった。
間合いが深すぎたのが敗因だった。
しかし、この間合いでも左に捌けば・・・との思いがあった。
頭が胴に捌くと決めてけていた事が智を押さえ、神妙剣にならなかった。
次回は左に捌き胴と思っていた。
この左捌きの同には絶対の自信がある。
やはり頭で剣道をしているのだ。
しかし、今回は全く同じ状態で先生が面に来た時、無意識が小手を斬っていた。
無意識の打ちだけに冴えていた。先生が参ったと小手を上げ蹲踞になった。
捨てて見せて打たれに入れば、椎名先生の見事な面も無意識は小手に斬った。
西村の頭は左に捌いて胴を打つつもりだった。
智の作用は小手を打ち,見事に入った。
西村は無意識に打っていたのだ。
これが神妙剣だ!
剣道は自分の意識をここに連れて行く動的瞑想なのだ。
もう一人の自分に出会う旅なのだ!

【剣道は読みと反射】
相を読む
相手の予備動作を介して相手の無意識を読み、相手を動かして勝ちを得る。
これが陰流の極意だ。
西村の剣道は通常この剣道をしている。

相手が剣道のプロ故に身に付いている無意識の反射がある。
範士八段、九段の名剣士との稽古に使う。

原田先生との稽古
原田先生との稽古で西村の右足は1センチくらい床の上を静かに進んでいる。
いつ左手を動かすか、我慢に我慢を重ねても先生の方が我慢強い!
ここと思いすてきって面を打つが、見事に小手か胴を斬られる。
先生はこの瞬間を待っているのだ。
このとき先生は何も考えないで反射的に小手か胴を斬っている。
あるときふーっと閃いた。
攻め口は全く同じで、もう打つしか無いという瞬間に右膝をクッと前に出す。
先生の反射はこことばかりに反応する。
しかし、直ぐに違うと感じる。
先生の中でスウイッチング(指令系統の乱れ)が起きた瞬間だ。
ここを西村の無意識が捉えて面を打つ。
面を打つと云うよりは身体に蓄えられた内部応力(為め)を解放する、左手を解放する瞬間だ。
先生は「参った!」と褒めて剣道は茫然自失状態だった。
剣道の興味が失せ数ヶ月は剣道のことは全く頭に上って来なかった。
【手は勝手に動くわなあ!足はそうは行かない】
【覚悟を決めて足と体は勧める、後は自分の内なる[智]を信じきるだけだ。】

最近は時々決まる様になった。
相手の長年蓄えられた読みと反射の世界を逆手に取る方法だ。

これは相手が名範士ほど決まる。
静岡の井上先生
何をやっても手玉に取られる先生だ。
先生が面においでと合図をする。
はい!とばかりに足を進め身体は面に打ちに行く。
しかし、左小手は先生の左手が動くのを待っている。
先生は『おお面に来たか!と思い小手を打ちにくる』。
西村はそこを軽く小手を刷り上げ面を打つ。
同じ面が数本決まる。

これは四国の大先生の西野吾郎先生にも同様に決まった。

賀来先生との最後の稽古
前回は西村の小手面が決まりお褒めを頂いていた。
今回は先生と稽古をしている相手が、合図により引き出され捌かれていた。
西村の番になった時、先生はやはり面を打てとばかりに合図をされる。
西村はこのお誘いに乗って上げる。
先生は来たかとばかりに、対応しょうと左手を動かす。
西村の無意識はそれを見て適切に対応して、上がりかけた小手を打ち面に伸びる。
ゆっくりと申し合わせ稽古、形稽古の様に決まる。
周りで見ている人からすれば不思議な光景だ。
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京都の総括
西村雅興
2013年5月6日(月)
今回の京都は妻の付き添いくらいの感じでした。
幸い岡田さんと、青木君のお誘いがあって、防具を持参しました。
結果は幸せな京都でした。
岡田さん、青木くん、古本先生、丹羽先生、會澤さん、その他の多くの先生方との稽古は楽しかったです。
半年ぶりの剣道であったので身体は少しぎこちなかったが、大変楽しめました。
久しぶりにフルに身体を使ったので、身体が喜んでいました。
こんなに面を打ったのは久しぶりです。
翌日は身体中が痛くて大変でした。
如何に剣道を本気にしていないか、十分に感じました。
原田先生にお願い出来ない今は、気が抜けた凧ののような感じの西村の剣道です。
こんな西村が久々に素早い面を打てたのも、皆様方の気合いが入った剣風のお陰です。。
この二年間左肩の激痛で腕が動かなく、面紐、袴の紐を結ぶにも大変な思いでした。
あることをして、この痛みを治しました。
そろそろ剣道稽古も復活かと思っています。
年も67歳に成ったので、身体を壊さない様にはじめたいとおもいます。
今回の今日とは良いきっかけになりました。
さて、凄く強い七段、八段の稽古を見ても武術的身体動作を使った剣風には出逢いませんでした。
剣道に対する研究がされていないと感じる今回の京都でした。
素質と練習量での強さで、剣道の本質適理解のない強さでした。
残念なことです。
西村
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Re:京都の総括 おまけ!
西村雅興
2013年5月6日(月)
椎名先生とお話をした。
武道館の八段元立ちも、西村が感心して見ているのは椎名先生だけですよ、と言った。
結局は師匠につきますね!と意見が一致した。
そこで、よい話を聞いた。
相手が面に来るか、コテに来るか同胴に来るか分からんから、右往左往しなければならない。
相手に額を見せに行けば相手は面を打ちに来る。
判っていれば簡単に対処出来る、簡単な原理だ!
しかし、額を見せに行くのは怖い。
ここで覚悟が問われる!
そうです、剣道は打ちに行くのではなく、打ちに来る様にお誘いするのです。
柳生流の極意です。
お誘いに乗せた処で勝負ありです。
しかし、実際はほとんどが打ち取りに行っている。
この辺りが理解出来ると、剣道の深淵なる世界に入って行ける。
ここが剣道の醍醐味なのだ!
西村
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