千代田火曜稽古1/12
K様七段合格おめでとう御座います。 途中ヒザを痛めたり色々有ったが、粘り強く稽古に励まれた。 西村がそろそろ受かると言っておいた・・・・だいたいは受かる。 この方は謙虚な方で、自分は上手くない、強くないと思い込んでいる傾向があった。 西村の評価では肚が出来ていて位がある。 一瞬の動きが素早い。 ただ時々手足がバラバラになる。・・・打気が強く出る 竹刀の延長方向が私の右喉に抜けている。・・・左手の納まりが甘い。 ひだり拳の中筋が効いていない。 中心を取ろうとしないでただ面に飛ぶ。・・・相気になって中墨を取って攻め込む 技前がない 左に抜けて行く、斜めの前進で打って来る。・・・打った後、体当たりする覚悟で 打ってもらう 指導はこの欠点を修正する事だ。 稽古の度にこれを注意していき見事な面に誘導する。 すると、あれ!と云う見事な面を打つ。 肚ができていて、一瞬の動きの身体能力が高い。 謙虚すぎる気持ちを弱め、中心を取って攻め入り面を打てば◎になる。 私が出来る事はこの◯の面を◎の面にして打たれてあげることだ。 今回、見事に合格された。 西村の指導稽古ばかりに飽きずに食いついて来た気持ちが幸いした。
さて、今日も懸かってこられた。 彼は竹刀の先を咽か左目に当てていると云うが、彼の竹刀の左側が全て見えている。 稽古の後話をしたが、自分は定石通りに構えていると云う。 竹刀の全長が相手に見えると相手は楽に使えるのだ。 なんとも腑に落ちない様だ。 何故ここだけが上手く行かないのか今後の検討とする。
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