ハリー ヨシダ 高齢者の剣道練習法 Buzz Video
コレは良い御手本になります。 左腰の前方への動きを左拳の押し出しになるお手本です。
さらに進めれば! 右足を出すのではなく、ふーと前に倒れて倒れないようにそれから右足が出ると、相手に初動を察知されることはありません。 うちに行こうと思った瞬間に、相手に察知されます。 武道の究極の動きは筋肉の弛緩から始まります。 打たれに入る意識は身を捨てることです。 相手の目には前進してくる頭が見えるのですが、殺気、気圧、攻めが感じられないので反応が出来ません。 この時間を意識の、脳指令系統の空白時間、スイッチングと言います。 送って時間帯は非常に短いですが、デクノボウ状態です。 人であって人でない、カカシの状態、人形状態です。 しかし、このままではヤバイとかんじるのです。 頭が面を打てと命じて手が動くには0、2秒の差があります。 相手がこの感じた時打とうと動作を始めようとします。 この瞬間をこちらの無意識が防御機構を働かせて瞬時に何かをするのです。 コレが不動智の智の作用です。 頭が参加していないので、瞬時に動作を起こします。 コレが神妙剣、夢想剣の世界です。 原田先生に打とうと思って入った事はほとんどありません。 面が二本入って 大喜びをした時、新宿へ送って行く車中で聞きました。 前日、奥様が緊急で入院され、当日も病院に見舞いに行った後、合同稽古に参加されていたのです。 この稽古では、原田先生の心は妻の病室にあり、先生の体には存在していなかったのです。 二本入った面は糠喜びでした。 人形状態になっていた原田先生に面が入っただけでした。
剣道は攻めが大切だ、攻め勝って打てと誰もが言います。 この最後の捨てて打たれに入る、いわゆる柳生新陰流の「捧身の位」が大切です。 互いに打つど打つどと攻めて相手と合気になって、硬直状態までなって、相手もこちらの打ち気から打つ前の微かな予備動作を察知しょうと、虎視淡々と狙っています。 この時打って出た方が予備動作を察知されるので、昔から打って出た方が負けと言われています。 打とうと思うと相手に必ず察知されます。 無意識レベルが打とうと思うと、必ず予備動作を始めています。 頭が打つと決めた時には、すでに相手に正体を見せてから打つことになるのです。 「剣道の極意は思わず打ってしまった!」にあります。 思わず「智」が働いて勝手しまっていた!
「打とうと思わずに打てるのか?」誰もしが思います。 禅問答のような話になります。 相手が打つしかないと頭が決める状態を作り出す。 相手が打てると錯覚を起こさせて打たせる。 この状態になった時、相手は打ってくださいと打たれにくるのです。 その時こちらの「智」は適切に処理をするのです。
一番難しいのはその時に「自分を捨てれるか!」そこが問題です。 西村は剣道でこの境地に達したのではありません。 精神世界での修行、阿修羅の如くの人生、優れた指導者との出会い そして原田先生との出会いで行き着いたのです。 著名な剣道九、範士八段の6人くらいの先生方が「参った!」と言われる一本を打たれています。 通常の剣道で対峙すると全く歯が立ちません。 しかし、この先生方が剣道で達した世界、それを超えた精神世界で達した世界を使うと気出来のようなことが起きるのです。 剣道の秘伝書には多く書かれています。 ただそれを理解し、体現出来るには多くの距離があります。
西村の掲示板はこの距離を縮める作業です。
幸い、ある先生の動画が参考になるので、十分に試してください。
iPadから送信
|
|