久しぶり! 掲示板を見直して、よくもこんなに書いたものだと自分でも感心しています。 今は、残りの命を人助けにつかっています。 剣道家は勝負の世界で止まっています。 強い事は大したことではない、成長の過程で自分を見つめ真我にどこまで近づけたかが目標です。 先ずは、捨てれる自分に出会う事です。 これが難しい! 自分に与えられた仕事は天命です、天職です。 これを全うする事が、即ち剣道の稽古です。 原田先生が西村に言いました。 「立派な剣道になった!」 「先生、この十年間剣道はしていませんでした。」 「お前の十年間が剣道で判る。竹刀を持つばかりが剣道ではない。 お前は人生で立派に剣道をして来た。」 ホテルに帰ってこの言葉を噛みしめて、男泣きをしました。 見える人は、見ていなくても見えている!私の心の師匠の言葉です。 原田先生に出会って本当に良かったと、心底思った日でした。 その後、不動智の言葉を頂きました。 「お前ならこの意味が真に理解出来るだろう!」 この時から『智』の意味の探究でした。 これが分かり、体現できた時「神妙剣、無想剣」が時折出来るようになりました。 自分がいつ打ったかが記憶に無い打ちが出始めました。 その時は 範士八段九段の大先生にも参った!という面が出ました。 自分の真我、智が為せる技です。 西村の書き込みが大言壮語のような時がありますが、本当なのです! 剣道そのものでは全く歯が立たない大先生でも、心を磨けば上に行けるという事です。 禅的思考を超えたスピリチュアルな精神世界観を体験すれば可能です。 言うなれば真我に出会う旅の、修行の方便が剣道です。 剣道に埋没しないで、仕事と、人生を大切にすれば、剣道もそれにつれて成長します。 今の仕事を天職と思い全身全霊で打ち込んで下さい。 貴方の後ろ姿を観て成長する、多くの人が見えるような気がします。 その後ろ姿の一つが貴方の剣道です。
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