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- 『歯とスポーツ選手生命の関係!』 - 西村雅興 [2008年8月23日(土)]
『歯とスポーツ選手生命の関係!』2 - 西村雅興 [2008年8月24日(日)]



『歯とスポーツ選手生命の関係!』
西村雅興
2008年8月23日(土)
『歯とスポーツ選手生命の関係!』

例-1
ハワイに歯科の研修に参加した。
その時、持っていた週刊誌に面白い記事を発見した。

『弱冠19歳、中日近藤選手!
初デビュー戦で巨人をシャッタアウト!』

失礼、面白い記事というより、西村の興味を引く内容だった。

(>_<)
彼の写真を見て気の毒に思ったのだ。
・笑った顔が左に引きつっている。
・左の犬歯がすり減っている。
・これが左ピッチャーなら最悪だ!
・不幸にも左腕投手なのだ。
学会に発表し、論文にも書き、セミナーでも話をした。
『若い野球の選手の行く手にポッカリと大きな黒い穴があいている。
確実にその穴へ落ちるだろう。
それは早期に肩やヒジを壊し、選手生命を失うのだ。
西村が予測できるということは、予防も出来ると云う事なのだ。』

3年後、九州のT先生から電話があった。
「先生の言った通りだ!近藤が肩を壊したよ!」
「T先生、何でそのことを知ったの!」
「どのスポーツ新聞にも一面に大きく出ているよ!」
新聞を買って読むと、西村の予測通りだった。

後日談  
岐阜の西村の弟子が「歯医者の西村先生にかかると治るよ。」と言った。
当時の監督「そんな馬鹿な!」の一言で終わった。

例-2
ハンカチ王子の話
彼は右腕投手だ。
彼の顎は左に寄っていて、肩も左が張っている。
彼は幸い顎の偏りは投げる手の反対側だ。
(^_^;
だからこそ、凝りの無い方の肩で投げるから連投が出来た。
しかし、数年経てば左の腰痛、左の肩こり背中の痛み、
右の片頭痛にこれから泣かされることだろう。
妻が言う「彼は滑舌が悪いわ!」」・・・素人にも判るのだ。
そうなのだ、彼の左顎関節は動きが悪く、十分口を開けて話せないのだ。
彼がプロ野球の道を選ばなかったのは正解だった。

【スポットライト】
\(^O^)/
日本がオリンピックでソフトで優勝した。
彼女の連投に日本中が驚愕をした。
連投能力を支えた力は、彼女の笑顔から見える大きな歯の力だ!
丈夫なしっかりとした噛み合わせが連投を支えたのだ。
西村の観察するところはここなのだ。



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