『歯とスポーツ選手生命の関係!』
例-1 ハワイに歯科の研修に参加した。 その時、持っていた週刊誌に面白い記事を発見した。
『弱冠19歳、中日近藤選手! 初デビュー戦で巨人をシャッタアウト!』
失礼、面白い記事というより、西村の興味を引く内容だった。
(>_<) 彼の写真を見て気の毒に思ったのだ。 ・笑った顔が左に引きつっている。 ・左の犬歯がすり減っている。 ・これが左ピッチャーなら最悪だ! ・不幸にも左腕投手なのだ。 学会に発表し、論文にも書き、セミナーでも話をした。 『若い野球の選手の行く手にポッカリと大きな黒い穴があいている。 確実にその穴へ落ちるだろう。 それは早期に肩やヒジを壊し、選手生命を失うのだ。 西村が予測できるということは、予防も出来ると云う事なのだ。』
3年後、九州のT先生から電話があった。 「先生の言った通りだ!近藤が肩を壊したよ!」 「T先生、何でそのことを知ったの!」 「どのスポーツ新聞にも一面に大きく出ているよ!」 新聞を買って読むと、西村の予測通りだった。
後日談 岐阜の西村の弟子が「歯医者の西村先生にかかると治るよ。」と言った。 当時の監督「そんな馬鹿な!」の一言で終わった。
例-2 ハンカチ王子の話 彼は右腕投手だ。 彼の顎は左に寄っていて、肩も左が張っている。 彼は幸い顎の偏りは投げる手の反対側だ。 (^_^; だからこそ、凝りの無い方の肩で投げるから連投が出来た。 しかし、数年経てば左の腰痛、左の肩こり背中の痛み、 右の片頭痛にこれから泣かされることだろう。 妻が言う「彼は滑舌が悪いわ!」」・・・素人にも判るのだ。 そうなのだ、彼の左顎関節は動きが悪く、十分口を開けて話せないのだ。 彼がプロ野球の道を選ばなかったのは正解だった。
【スポットライト】 \(^O^)/ 日本がオリンピックでソフトで優勝した。 彼女の連投に日本中が驚愕をした。 連投能力を支えた力は、彼女の笑顔から見える大きな歯の力だ! 丈夫なしっかりとした噛み合わせが連投を支えたのだ。 西村の観察するところはここなのだ。
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