なかにし礼が食道ガンになり、陽子線治療を受けてガンを消したとテレビ、週刊誌などで取り上げられている。 自分の体験が他の人のお役に立てればと思い発表したのだ。 内容は抗がん剤、手術、放射線療法ではなく、切らずに治したいとの思いで必死に捜しまわった結果たどりついた様だ。 結果は非常に良好でほぼ完治の様に書いてあった。 治療機関を変える時の問題点も少なからず書いてあった。 かかっている先生からキツイすてせりふを言われている。 医者は自分の出来ることが最高で、自分の知らないもっと良いことが有っても認めたくない、その気持ちが強い。 だから、担当医は患者を自分で抱え込んでしまう。
入れ歯が少し痛くなり来院。 ガンの腫瘍マーカーが少しずつ高くなっていることのストレスでの、夜間の噛み締めが原因だ。 来院された患者様は肝臓がんの手術、抗がん剤を止め、ラジオ波での治療をされている。 前回は皮膚は健康だったが、今回会った時はガンの悪液質の症状が皮膚に少し出ていた。 聞いてみると、腫瘍マーカーが少しずつ高くなって来ていると聞いた。 80歳を超えているので死に対する覚悟は十分出来ている。 さて、ラジオ波治療の後は何もしないで検査を続けているだけだ。 要は進行を医者も患者も手をコマネイて眺めている状態だ。 予算があれば遺伝子治療をすれば良いのだが、費用のこともある。 西村が言った「がん抑制遺伝子p53の注射をされればどうですか。治療ではないが、ガンの進行をかなり送らせることが出来る。費用も通常の1/4位で出来ると思いますよ。」 そうね!チョッと気が動くわね!と言った。 ガンは切り取っても、抗がん剤でやっつけようと遺伝子の変異が、問題だから根治療法は遺伝子治療に限るのだ。
なかにし礼も治療終了後、この遺伝子治療を受けておけば最高なのだが、彼の情報の中に届くことが出来るだろうか? これを読まれたあなたはどうされますか?
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