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- 左足の痛みの座薬が要らなくなった! - 西村雅興 [2004年2月9日(月)]



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左足の痛みの座薬が要らなくなった!
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2004年2月9日(月)
座薬が必要無くなった。

娘さんが連れてこられた80才の御夫人。
見た目には73才位。
「娘が、先生は何でも治して下さるというから来ました。」
これはこれはどうしたものかと思いました。
話しを聞くと
「長い間、左足全体が痛くて、整形外科医に行ったが原因が良く分からず、年のせいだと言われた。
痛み止めの座薬を頂き、毎日これがないと痛くて生活が出来ない」との事だった。
座薬にするのは痛み止めの薬で胃腸障害を防ぐためだ。
ということは、これからズーッと使用する必要があるということだ。

パノラマ(口腔全体のレントゲン写真)を見ただけで、原因はありありだ。
早速噛合せを調整し、どうしても抜かなくては状況が好転しない歯を抜き、骨の手術をし、舌小体の手術もした。
翌日は痛みも全く無しで、座薬も必要なく生活できそうだと言っていた。
舌の先が少ししびれていると心配したが、直ぐ治るから気にしないでと言っておいた。
一週間後来院し抜糸をした。
この一週間座薬の必要がなかったと言った。
舌の感じも段々良くなったと言っていた。

今日は反対側の原因歯も抜歯だ。
同じく親知らずの抜歯と顎の骨の手術だ。
抜歯と手術が終わると顎の動きは最高に良くなった。
これで、足の痛み、首の凝り、肩凝りも全て消えてしまった。
後はハリとプラセンタのツボ注射で気の流れを整える。

さて、この方は次は何をするんですか、最終はどの様になるんですかとしきりに聞く。
西村が言った。
「あなたのそのせかせかした性格が、痛みを倍増させている。
歯の噛み合わせが悪くとも、ものごとにあくせくせず、のんびり生きている人は、あなたの症状の1/3位ですよ。」
彼女が言った。
「そうなんですよ!私はせっかちで、いつもせかせかしていると娘に言われるんですよ。
性分なんですよ。
どうしょうもないですよ!」
西村が言った。
「毎日がアッと云うまに過ぎるでしょう!」
彼女が言った。
「そうなんですよ!一日が早いですよ!」
西村が言った。
「おばあちゃん!後20年ぐらいしか生きないから、もっとゆっくり生きようよ!命が勿体ないよ!」
彼女が言う。
「とんでもない、あと20年なんて生きれませんよ。」
西村が言う
「80才でこんなに元気なら、100才表彰組だよ!」
彼女が言う
「そうですかね!」
西村が言った
「今から言う話しをゆっくり聞いてね。
昔、小学生の頃放課後の校庭で遊んでいたとき、いつまでたっても日が暮れなかったと思わない。
あれは大人の様に頭の中をせかせか、ぐるぐる忙しくさせないで、自然の時間の流れに身を置いていたからだよ。
あの頃が懐かしいね!」
彼女
「そうですね!時間がゆっくり動いていましたね!」
西村
「あなたの今の頭の回転は同じ痛みを3倍に強くしていますよ。
私に会ってから、良くなったじゃないですか。
後は、任せてしっかり治そうと思いませんか。
最後までのことを今聞きたがるけれど、気持は分かるが生き方を変えた方が治りも早いよ。
のんびりしましょうよ。」
彼女
「そうですね、そうします。」
半分ぐらいは分かった様だった。

また同じ患者様の報告をいたします。
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