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- 顔の修復(フェイス・レストレーション) - 西村雅興 [2005年12月15日(木)]
Re:顔の修復(フェイス・レストレーション) - 岡田 [2005年12月16日(金)]
Re[2]:顔の修復(フェイス・レストレーション) - 西村雅興 [2005年12月16日(金)]



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顔の修復(フェイス・レストレーション)
西村雅興 [Mail]
2005年12月15日(木)
目下、顔の修復(フェイス・レストレーション)の本を書いている。
その終わりに入れる文章です。


花の顔(かん)ばせ・・・

『「かんばせ」という日本語がある。それは単なる顔とは異なる。それは「顔ばせ」の音便であり、顔のあり方を現す。「何のかんばせあって」という語句こそ、その内容を言い尽くす。
「ばせ」とはあるものの様子や状態を現す。確かに、今日、美容産業は殷賑を極めるが、そのわりには良い顔が少ない。それは顔だけに関心を抱き、顔ばせを大切にしなかったからだろう。
顔ばせはその人の人格を担うばかりか、社会に対する配慮を十分に持つことによって成立するものである。一部の人は偽りあるものとして看板を軽視するが、本来、看板は実を現すものである。』
(『顔と表情との人間学』)より。

自分を愛する事を忘れた結果、歯をおろそかにした。
そして、ドミノ倒しの様に人相が崩れてきた。
自分を愛せない人は他人を愛せない。
そして、そのような人生に陥ってしまう。
今からでも遅くない。
自分の命を愛する結果として、歯を能力ある歯科医に治療してもらい。
本来の自分の顔を取り戻そう。
自分を心から愛し始めると、他人に優しくなってくる。
品のある慈愛に満ちた『顔ばせ』になる。
『慈悲観音』の顔の『顔ばせ』に慈愛を観る。
・・・最近、妻が『観音様』に見えてくるときがある。
あるとき、妻には般若の様な形相と観音様の様な形相があることに気がついた。
妻の観音様のみを見続ける事にした。
妻が観音様になるように愛していこうと心に決めた。
西村はあるとき妻に『観音様』を彫り続ける事に決めたのだ。
そのように妻を愛する事を誓ったのだ。
そしたら、妻は同調し、そうなってきた。
妻の『顔ばせ』は妻と私の合作だ、二人の人生そのものだ。

西村と一緒に『顔ばせ』の基礎を作りませんか。
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Re:顔の修復(フェイス・レストレーション)
岡田 [Mail]
2005年12月16日(金)
西村先生、良いお話しを本当にありがとうございます。
僕もそのようになります。

「顔ばせ」良い日本語ですね。
ところで、僕の師匠は「あなたの顔はあなたの所有物では無い」と言います。周囲の皆さんの所有物で周囲の皆さんに所有権があり、だからあなたはあなたの顔を大切にする責任があるのだと、周囲の皆さんからお預かりしている顔なんだからと・・。
あなたの所有する顔は、周囲にある皆さんの顔、それがあなたの顔なんだよと言います。

「その顔に出会ったとき、懐かしく嬉しく感じますか、幸いにも目の前にカガミがあります。そこに映った顔、その顔を懐かしく嬉しく感動できる顔にすればよいのです。そうすればおもしろいことに、あなたが見回した周囲のあなたの顔すべてが、同じように懐かしく嬉しく感動できるかおとなるのです」

西村先生のお話を読んで、こんな私の師匠の言葉を思い起こしました。ありがとうございます。
先生の新刊本の発売楽しみにしています。
それでは失礼いたします。
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Re[2]:顔の修復(フェイス・レストレーション)
西村雅興 [Mail]
2005年12月16日(金)
書き込み有り難うございます。
このような事が頭の中にいっぱいあって剣道が片隅に追いやられています。

この本は大ブレークしそうな予感がいたします。
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