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- 1本の抜歯で人生が変わる1 - 西村雅興 [2007年11月10日(土)]



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1本の抜歯で人生が変わる1
西村雅興
2007年11月10日(土)
拝啓  西村先生

昨年10月に東京医科歯科大で左上親知らずを抜いて1年がたちました。
遅ればせながら、その後の体調についてご報告致します。

紹介状を書いて頂いたものの、
怖くてなかなか大学病院に行くのを、ためらっていました。

大学病院の診察では。私の親知らずのまわりには大切な動脈があるので、
万一の場合は大量出血あるかもしれないの等の説明を受けました。
でも、やっとの思いで決心をして、約2時間位かけて抜歯が終わりました。

私は日ごろから頭痛と肩・首のこりがひどく鎮痛剤を飲む
・・・でも結局、胃も受けずはいてしまう状態でした。
薬も効かないので、針やマッサージを受ける様な繰り返しでした。

それが、抜歯をしてから3ヶ月位たった頃、
母から「この頃マッサージに行かないね!」と言われました。
その時、初めて自分でも気がつきました。

もちろん、たまには疲れがたまっていると頭痛もありますが、
以前ように薬も受けつけず、はくようなことは今ではなくなりました。

抜歯以来、毎月一度〜三度必ずと言っていいほど、マッサージに
2万円の回数券を使い切ってしまうようなことはなくなりました。

頻繁に通っていた針やマッサージには、
抜歯から一度も行っていないことに、自分でもおどろいています。

ひどい肩こりと頭痛に悩まされていたのが、
親知らず1本でこんなにも体調が変わるとは、
正直、思ってもいませんでした。

高校の頃からお世話になっている西村先生に
「この親不知を抜くときっと、今より体がずーっと楽になるよ!」
と言われ、抜歯したことは、本当によかったと、心から思っています。
これからも、私のホームドクターとして信頼していますので、
末長く宜しくお願いします。
                 ○○たか子

この女性は高校時代から、ずーっと歯を見ています。
歯の治療とメインテナンスが主たる仕事でした。
咬合は一応出来るだけのことはしてあります。
あるとき、彼女の歯の問題が何時も左に起きるのが気になりました。
パノラマレントゲンを見ると、左上に大きな埋伏知歯がありました。
小指で触ってみると、顎の動きを大きく阻害していました。

この場所はうっかりその後方を出血させると大変なことになります。
かって、同じような条件の抜歯を医科歯科大にお願いした事があります。
その時は大出血をして、1週間入院されました。
これは大学病院であったから事無きを得たのです。
それで、今回も医科歯科大にお願いしたのです。
大学サイドも過去の経験を生かし、上手に抜歯をされたようです。
大学の先生は、最初は抜かないでも良いようなことを言っていたようです。
当人がしっかりと抜歯の依頼をし、他の先生も賛同してたので抜歯に踏み切ったようです。

彼女には良い条件が重なり健康になりました。
御本人のお手紙には、当人にしか書けない生々しい情報にあふれています。

この手紙は西村が彼女にお願いをして書いて頂きました。
貴女の体験が多くの人を救うかもしれないから・・・・と言って。
書いてくださった彼女に感謝致します。
これを読まれた方へお役に立つ事を祈っています。

『歯1本で・・・人生が変わることもあるのだ!』・・・西村語録
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