今日、飛び込み60歳の女性が来院された。
主訴は、動いている歯を抜いて欲しいとのことだ。 (歯を治したいとは言っていないのだ!) 希望によって抜歯をした。 ぐらぐらで今にも抜け落ちそうな右上顎の大臼歯2本の歯だった。 次回は丁度同じような左の大臼歯2本の抜歯の予定だ。 下の部分床の義歯もクラスプが折れ、ブカブカしている。 患者様は昔かなりの美形であったと思われる。 しかし、うらぶれた精彩の無い顔に、目を開けるのがやっとの様に、上まぶたが落ちてしまっている。 何とも貧相な顔になってしまっているのだ。 このままだと、首が凝る、肩が痛い、背中が痛い、腰が痛い、膝が痛いと、重力に引き込まれ体が崩れてしまう。 その次に脳梗塞、卒中が控えている。 本人は仕事をしていので土曜日しか来れないと言った。 (皆仕事をしている、治療為に休みをとって治しているのだ。) さて、多くの人は自分の命が崩れていくことを、黙認してしまっている。 それは命の問題なのに!
さて、今日この記事を書いたには訳がある。 この女性、自分の若返りに数百万円と一年の期間を投資して、それを西村に預けたならば、全く別人の様に見事に健康に若がえらすことが出来る。 素晴らしい、女優なみの美人に戻す事が出来る自信がある。 それほど、基本的な顔の造作は良いのだ。 これから20年以上の人生に車一台分を自分に使えるかが問題なのだ。 幸い、心ある人は西村の手によって、見事な若返りを果たしている。
次回、抜歯をした後、軽く言っては見るが・・・まあ!無理だろう。 歯を抜いて、その後は安くて何かを入れてくれる歯科医をさがすのが落ちだ。 寂しい事だが・・・これが現実なのだ!
お金が有るからと云って、幸せになるとは限らない。 お金が有るからと云って、歯にお金をかけるとは限らない。 しかし、多くの人はお金を出さずに何とかしたいと思う世の常の中に埋没する。 その結果、大切な自分の人生も命もゴミダメに捨ててしまうことになる。
医療は経済なのだ。 人生の裏打ちも経済なのだ。 人生は長い自分自身の経営なのだ。 たかが下駄、たかが目がね、たかが入れ歯で・・・命を落とす事はないと思う。 自分自身へのお金の回し方、投資をよくよく考えたいものだ。
歯を抜いて欲しい・・と書いてある 歯を治したい・・とは書いていない ここに本人思いが見えるのだ! 仕事をしているので、土曜日しか来れない・・・と言った 西村は基本的に、土曜日しか来れない人の治療は遠慮しているのだ。 なぜなら、治療より仕事が優先だから・・・このような人は治療をしない事にしている。 本気の人のみ治療をすることにしているからだ。 結局、本気の人しか治せない。 本気で無い人は痛みからの解放で終了なのだ。
一見厳しいことの様に見えるが・・・本気で考えて見よう!
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