肩こりは日本人の国民病と言われている。 今日テレビで女医さんが枕を変えれば肩こりが消えると言っていた。 鍼灸師にかかればその場で肩こりが消える。 あんまをしても、お灸をしても、整体をしても、カイロをやっても肩こりは消える。 その場で消えても症状はまた出てくる。 整形外科医は肩こりを治そうとはしない、イヤ治せない。 瞑想をしたり、ストレッチをしたり、軽い体操をして自分でほぐす方法がある。
しかし、そのほとんど全てが対症療法に過ぎない! 自分のテリトリーの情報の範囲でしか物事をみていない。 それでも、各専門家は自分こそが治すと色んな説明を雄弁にしている。 それも、テレビで我こそはその第一人者とばかりに話している。 医者以外は肩こりを取って挙げようと、あれやこれやと手技を駆使している。 医者は口でしゃべるばかりで実質何もしない。 テレビでもウソばかり言っている。 検査結果を述べ、現象を詳しく述べるるだけで、原因と治療方法は述べていない。 これは患者様が良く知っていて、医者を見限っている。 そして、巷のマッサージ屋さんが大はやりだ!
西村は一時期、東大病院の整形外科外来へ出張診察に行っていたことがある。 その時の森良樹先生は「肩こりを外伝」とコラムに書くほどその専門家で、脊椎側湾症の権威でもあった。 私がそこで目にしたものは先生の熱心な治療行為であった。 それでも、対症療法に過ぎなかった。 でも、医師でありながら、交番磁気やブロック麻酔、等あらゆる方法を試行錯誤しながら熱心に研究をされていた。 本当に希有なる存在であった。
西村はそこで、この時は、咬合が主原因とはっきり判った患者様に限定したが、 約25人の患者様を当院へ来させて、全員の辛い症状を一回で取ってしまった。 それを知った東大の古株の看護婦さんが言った。 「先生!この手の患者様は西村先生が治すものよ!」
肩こり、頭痛、五十肩、腰痛、ヘルニア、テニスエルボー、膝の痛み、メニエル、 眼瞼下垂、ひどいニキビ、顔の湿疹、顔の吹き出物、・・・・etc. 誰もが悩み、その根本療法がないもの・・・それが咬合の問題に起因しているとはほとんど誰も知らない。
西村はこの治療方法を世に知らしめ、治療可能な歯科医を養成せんがためにセミナー、講演を精力的に展開していった。 現代の日本の咬合病治療、咬合と全身症状の改善の礎を築いた自負がある。
さて、相手は人間で咬合以外の多くの要素が絡み、精神的におかしい人が絡んでくると、急激に治療が難しくなる。 これらを全て網羅し対応する人を創ろうと思って、挫折をした。 それは、ほとんど誰もが西村の情熱を感性を持ち合わせていない事に気がついたからだ。 西村の様に自分の歯をほとんど全てを削り、人工の物を被せ自分の歯と体で体験・研究をするだけの根性のある歯科医がいない事が判った。
今は、良い縁に繋がった人のみを治療をしている。 それには、患者様自信の心が治る方向を向いている必要がある。 患者様の心と西村の心が上手く会うと素晴らしい効果が上がる。
それにしても、テレビで嘘八百を並び立てている人が何と多いかと笑ってしまう。 本人が真面目なだけにさらに笑ってしまう。 ジョーカは西村の手の中に有るのに、さも自分が持っているかのしゃべる滑稽さには笑ってしまうのだ。
本音で書いてしまったなあ!
|
|