歯科の用語で噛み合わせの基本となる『中心位』なる言葉がある。 約100年の歳月を経るが、本当は何なのかと解決されていないのが現状だ。 それぞれの学者が言いたい様に言っているがどれも、本当の的は得ていないのだ。 それはその中心位なる位置がどこかを探しまわっているからなのだ。 動的な顎関節の動きの中心の位置を探しているからだ。 身体は動的働きをして機能をするものなのだ。 そのため、西村以外に真の中心位の意味を知る人はいないのだ。
神のお告げで真の中心位なる概念を西村は悟った。 その天啓を『機能的中心位・ファンクショナルセントリック』と名付けた。
噛み合わせ治療の目指す真の焦点が円錐の頂点だとする。 この頂点を目指せば最短に目的に達する。 円錐をどっかで切ると円や楕円形の断面が出来る。 頂点に近いほどその断面は小さい。 頂点は焦点であって一番フォーカスが合った場所なので一点である。 多くの噛み合わせ治療家は断面のソフトフォカスを目指している。 ファンクショナルセントリックの概念を知らないからだ!
最近よく出来た噛み合わせ治療の概念の本が出て、今までの本の中では一番的を得た焦点が小さい考え方だ。 しかし、神が西村に天啓を与えた『ファンクショナルセントリックの概念』は無い。 世界で西村だけが『神業』をやってのける秘密はこの天啓があったからだ。
これを知らないと散弾銃で的を打っているに等しい。 的なら良いが、相手は人間の治療なのだ。
この『ファンクショナルセントリック』のベクトルは『人間の姿勢維持』と全くイコールなのだ。
さすがは整体の名人・三枝先生は西村に言った。 「人は歯で立っている」このことを知らずに整体は出来ない。 しかし整体師のほとんどがこの事実を知らないのだ。 だから、先生は気の働きの概念で治せるものは自分で愉気をし、噛み合わせの原因が主たる場合は西村の所に寄越す。 ただし、西村に見せて助ける価値があるか人物評価を下してから寄越すのだ。 三枝先生から紹介された人は簡単に治る! 心が病んでいない! 体はかなり整体治療が進んでいる! 三枝先生の目にかなった人だ! 後は西村が少し手を下せば全快だ!
歯科医で整体から入って顎を治す・・・これも一つの良い方法だ。 しかし、最高の整体師と最高の歯科医の手に懸かれば、これが最高の方法だ。
人間は寄せ木細工の様なものだ、それが骨と靭帯と筋肉とて立っている。 それを重力に体して、抗重力として微妙な平衡を脳が司る。 一つが崩れれば、重力場で微妙な調整をしながら、顔や姿勢の変形として、次第に症状かされて行く。
噛み合わせの治療も『重力に体して、抗重力としての姿勢維持を考えて治療をする必要がある』 その為には『ファンクショナルセントリックの概念』と『顎関節のベクトルの概念』が必要である。 その上に『神が与えたい噛み合わせの妙』を十分理科しなければならない。
そこが分かれば西村になれるのだが、現実には難し!
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