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- 30年ぶり、入れ歯の里帰り! - 西村雅興 [2013年12月18日(水)]
Re:30年ぶり、入れ歯の里帰り! - 西村雅興 [2013年12月24日(火)]



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30年ぶり、入れ歯の里帰り!
西村雅興
2013年12月18日(水)
30年ぶり、入れ歯の里帰り!

30年ぶりに来院された患者様。
総入れ歯が30年間全く狂う事なく過ごせたと来られた。
咬合面の金属が外れたので修理をしてほしい、それに何となく老人っぽい顔になってきたのでこれも直してほしい。
それで新規に入れ歯を作ってもらおうと思ってきたとの事だ。

30年経つと鼻の下から顎の先までの寸法が短くなって、老人性顔貌になっている。
それで入れ歯のボリュームをふくらませ、顔の寸法を回復して入れ歯を入れた。
この入れ歯は診断用義歯でこれを使って、シワ伸ばし、顎の左右の改善を図る。
診断用義歯を入れて帰られると、会う人毎に不思議そうな顔をして「あれ!若返ったな!」と言われる。
「先生!評判良いよ!」と言ってくれた。
ここからさらに完成度の高い入れ歯に仕上げて行く。
 『西村が入れ歯を作り変えれば10歳は若かくなある1』の本領を発揮して行く。
文章では伝わらないので・・・
最新刊
『究極の歯科治療』 ダイナミックセラーズ出版 ¥1400を参照の事
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Re:30年ぶり、入れ歯の里帰り!
西村雅興
2013年12月24日(火)
さ手、先日入れた入れ歯は全く快調で痛い所は全くなし。
今年も後10日しかないので念のために調整に来て頂いた。
触る必要全く無かった。
年を明けて、これを診断用義歯にして色々顔を修正する。


入れ歯は最低二組にて仕上げる。

基本義歯
先ずこれなら良いだろうと思う入れ歯を入れ使ってもらう。
痛みやその他に機能的な問題が無い状態に仕上げる。
口が安心して入れを使える様にする。
一般的にはこれで終了だ。
これが一般的な歯科医療である。

(抜歯と同時に入れる即時義歯というのがある。)

西村の考えるいればはそこから始まる。
この年齢になるまでに狂ったり、歪んだり、短くなったりと、噛み合わせ、顎関節、
姿勢、それらに伴う審美的な事を十分に考慮して次第に仕上げて行く。
これでかなりの所まで回復すると二つ目の本義歯を入れる。
診断用義歯  又は 二組仕様の本義歯となる。
西村的にはこれが標準治療なのだ。

さて、女の欲はきりがない、もっと昔の美人に戻りたい、もっとシワを伸ばしたい。
唇からこぼれる様な若々しい歯が欲しい・・・・。

三組仕様の入れ歯作り
こうなると前の二つ目の義歯を使って、時間をたっぷりかけて審美的、体調回復の為に診断用義歯として検討をする。
審美的な所では顔貌の各部分の比率を審美的に回復し、シワを浅くする様にボリュームを回復する。
患者さまが満足した所で最終義歯に置き換える。
これが最終義歯・本義歯となる。
長期に咬合を確保したいときは咬合面をメタル仕様にする。
どうしても白い歯を希望される場合はエステニア仕様にする。
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