先日、テレビで肩凝り、腰痛の特別番組が有った。 あれやこれやと手術も5回もした・・・でも治らない。 この人の
症例検討会にはその他の専門医20人位で大げさに議論をしていた。 あらゆる検査をしても原因がわからない。 唯一(頭)脳神経の不調らしいと判断をされた。 そこでの治療は認知療法であった。 要は思い過ごしだから、その考え方を徐々に薄める心理療法で。 20日間の入院治療のプログラムであった。 先生はお話で心理療法を行う。 長い時間懸けて病院が頂ける診療報酬は微々たるものだ・・採算に合わない。 ところが20日間の入院をすると・・・採算が合うだろう。 うまい商売を考えたものだと思った。 入院しないで通院で事済む話だ。 ただ、思い込みの強い患者は心をほぐすはなかなか難しい。 入院して貴方の為にベストを尽くしました!貴方には腰に問題が無い雄ですよ! 貴方は良くなりますよ! ほら!徐々に良くなったでしょう!と心に確認のアンカーリング(投錨)効果を高める作業です。 要は心身症なんです。 腰痛は怒りだ!との本も出ている。 優れたヒーラー、深層心理療法士に懸かれば入院の必要なんか無いです。 最終手段は薬で心を休める方法です。
ただ、歯の噛み合わせ不調から来るとは医者を始め誰も思っていないのです。
先ほど、噛み合わせ治療を希望されて来院された患者さん。 約10分で長年の左首の不調が消失した。 私にとって簡単な治療も縁がないと受けられない。 ただし効果が大きく発揮するには、性格が明るい事が条件になって来る。
腰痛も肩凝りも左右差がある。 口腔内に問題が有ったり(主に舌小帯)、噛み合わせに問題が有ったり(特に親不知)と明確な原因が有った時にはその場で症状を消すのは分けが無い。
しかし。あまりにも凄いと!そんな馬鹿な!といって、信用されない。 気の毒な人たちが増えて行くのだ。 他の人からの手紙の方が納得しやすいでしょう。
お手紙から
『西村先生と知り合って間もない頃 『偏頭痛がしたり、左目が疲れませんか?」と言われたのです。 「前歯の咬合が悪いから・・・」と説明を受けてもそれほど自覚症状 もないので半信半疑でした。 それから一年ほどして ハードな仕事が続き、偏頭痛と肩凝りに悩まされ、何か悪い 病気ではと思い総合病院の耳鼻科、眼科の検査を受けました。 結果は特に悪いところはなく、「ストレスによる者では?」 ということでした。 その時先生の言葉を思い出し早速治療して頂いた結果、 肩凝り、偏頭痛がおさまり精神的にも安定して来ました。 半ばあきらめておりましたが、先生と知り合えたお陰と 感謝しております。 1986・1・20 ◎◎博高
|
|