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- もう一つの不妊治療 - 西村雅興 [2016年9月13日(火)]



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もう一つの不妊治療
西村雅興
2016年9月13日(火)
もう一つの不妊治療

お母さんの肩凝りを治した、その娘さん。
顎が痛いという事で来院された。
咬合病と顎関節症の症状が有った。
顎の開閉がスムーズになる様にしょちをした。
同時に首の凝り、肩の凝りも楽になった。
結婚はされているが未だお子様はいないとのこと。
「この治療で妊娠するかもね!」と言っておいた。
約半年後、小さな虫歯で来院された。
治療が終わった後、彼女が言った。
「お陰さまで妊娠しました!」
私は前に言った事はすっかり忘れていた。
彼女頭には西村の言葉「この治療で妊娠するかもね!」が残っていた。
今度、西村先生に会ったら報告したいと思っていた。
そして、今日その報告を聞いた。
西村には珍しい事ではない。

今から書く事は事実ですが、咬合改善で必ず妊娠するとは言っていませんので注意して読んで下さい。

西村が噛み合わせを調整すると、目がパッチリと開き、顔が生き生きとして若返ると言われ、生理痛、生理不順が良くなったと言われる。
その次には子供が出来ないと思ってあきらめていた人が妊娠したりする。

噛み合わせを調整すると、首筋、背筋が伸び、肩凝りが消え、首がよく回る様になる。
首、肩がほぐれ、体全体だ伸び、骨盤周りが緩むと、子宮への血液循環が良くなる。
子宮が貧血、充血、鬱血していると、受精し着床しても、身体がこの子供を育てられないと判断をするとこれを排除してしまう、
子宮の条件が良くなれば、子宮は着床した命を育てて行く。
原理は凄く簡単なことなのだ。

これは未だ西村が咬合治療のの駆け出しの頃の話である。
ずーと昔、35年前。
ある女性テレビキャスターがある歯科医の先生に治療を受けた。
その時、先生が「しっかり歯を治療すると、赤ちゃんをプレゼントする。」と言った。
その時、女性が言った「そんな馬鹿な話はないわよ!」。
先生が言った「では、もし子供が出来れば私が頂くよ!」。
治療のほぼ終了に近づいたとき、彼女は妊娠していた。
この話をあるセミナーの昼食時、同じテーブルに座った高名な歯科医から聞いた話だ。
その後、八重歯で美人の歌手が、結婚し引退後この先生の治療を受けて直ぐに妊娠した。
今はこの高名な先生の名は忘れた。
さらに話は続く。
「歯の治療の上に咬合の調整を時間をかけてやっても、一銭もお金にならない!
赤字を増やすだけだから、もうしないことにした。」と言われた。
即座に、私がやりますと大きな声で言った覚えがある。
そして、既に35年が経っている。

約1年前、右の八重歯の咬合への処置をした。
八重歯が彼女の体、歯にどのように影響しているかは、西村には手に取るように判っていた。
しかし、とりあえずは普通に生活ができ歯への特別な症状がないので、積極的には手をつけなかった。
八重歯に起因する特別の症状が無い時は、手をつけないことにしているからだ。
うっかりやってしまうと、大きなお節介になってしまうからだ。
そんな状態を10年以上見てきた。
しかし、八重歯の側に大臼歯の歯の痛み、背中の痛みと症状が出てきた。
顎の編位と体の歪み、重力と姿勢の関係で徐々に進行するのだ。
もちろん、西村にしかこの関係性は見えない。
この八重歯の犬歯に手を付けるのは、自分が神様になった様な気分でやらなければならない。
彼女の人生を変えてしまう重責を負うからだ。
出来ることなら、手を付けたくない・・・が本音だ。
かかる手間を・時間をお金に換算して請求するには大き過ぎると感じるからだ。
お金を頂かない代わりに、手を付けないのが良策なのだ。
手を付けて治ることが無い時には大変なことになるからだ。
それ故・・・通常治療で無い範囲の仕事にしてある。
彼女の義理の両親、御主人、お子様も診ている。
もうホッテ置くことは出来ない。
十分な説明の元に手を付けた。
さて、彼女の治療は手間はかかったが順調に進んだ。
なにより彼女が喜んでくれたのは、小さかった右目が左と同じ大きさに回復したことだった。
西村の治療目的は歯の痛み・肩こり・頭痛・腰痛を取ることにある。
しかし、副次的な効果で眼がぱっちりと開くこと、肌が凄く奇麗になることに、女性が凄く喜んでくれる気がついた。

約1年経ち、同側の奥歯に痛みが出てきた。
小臼歯部の詰め物が保険で詰めた物ですり減って来たからだ。
少しお金を頂いても咬合変化の無い物で、金合金で入れるべきだったと後悔をした。
これはお金だけでなく、彼女が金属を入れたがらないことにも起因している。
審美と機能にはいつも迷う所だ。

少し腫れているのでお薬を出したいと言った。
すると彼女が言った。
「授乳一カ月目です。10年間子供が出来なかったのですが先月生まれました。」
そこで、今回は取りあえず、低くなった小臼歯部へ減った分をたした。
すると痛みはその場で消えた。
後は審美より機能優先でメタルにて修復したいと思っている。

今回の主題は噛み合わせを整えると、姿勢が変り、骨盤への悪影響が減り、子宮への血液循環が良くなることなのだ。
その結果、見事に妊娠をする。・・・・・これが主題だ。

ある患者様。
口が開かないで来院。
上顎の埋伏知歯を抜き、咬合調整をして治した。
半年後、医院の下でばったりご夫婦に出会った。
御主人が言った
「先生!おかげさまで女房の顔が真っすぐになりました。そして今妊娠六ヶ月です。」
それから六年後。
左下のブリッジが壊れ、近くの歯科医ではずしてもらったらしい。
口が開かなくなり、山梨から来院された。
西村歯科しか行くとこが無いと思ったらしい。
同部位はブリッジの修復は困難で、咬合と筋肉のバランスをとる為にインプラントを1本いれ、さらに咬合調整をして、噛み合わせと顎を治した。
口はしっかり開くようになり体の調子も良くなった。

それから、1年後検診に来られた。
主たる目的はインプラントのチェックであった。
口を見ると、ある処置(小体切除)をすればさらに顎と体に良くなるから、それを勧めた。
彼女いわく「先生!お産して間もなく、授乳中です。お薬大丈夫ですか?」だった。
彼女の開口障害を治したら直ぐに妊娠。
今回も、同じく開口障害を治したら直ぐに妊娠。
処置と妊娠がピッタリと一致している。

このような例は沢山あるが・・・歯を治せば妊娠する!・・・とは言い切れない!
雅子様も妊娠がし難い!
右顎が脱臼し、顔が右にゆがんでいる!
妊娠し難い理由が有るのだ!
・・・明るくて、健康的で、ストレスが無く、若ければ、噛み合わせの欠点を補って妊娠する確率は高い。

今回の「授乳中です!」・・・・余りにもピッタシカンカンなので書き込んだ!

顎の動き、噛み合わせ不調を改善すると口の開閉、左右の動きが瞬時に改善する。
下顎の動きが自由になると、瞬時に首の凝り、肩の凝りが消える。
すると頚が緩み、頭が今までよりも良く動く様になる。
首が緩み、肩が緩むと背筋が伸び、姿勢よくなる。
次に凝り固まっていた骨盤周囲の靭帯、筋肉が緩み、腰も楽に回せるようになる。
骨盤の弛みは子宮への血液循環が良くなり、子宮への貧血、鬱血、充血状態が改善される。
今まで受精、着床まで行っていたが(着床寸前まで行ったとしても)、体が今の子宮の状態では胎児を育てられないと判断したとき自動的に流すのだ。
産婦人科の先生の不妊治療とは発想が違う。
噛み合わせ、顎関節症の症状はその人の性格、体質、ストレスによって大きく変わる。
若くて生殖能力が旺盛な時期に、幸せでストレスの無い結婚生活をすれば噛み合わせの影響は少なくて済む。
今は、多くの場合高齢化が進み、長期の噛み合わせ不調、顎関節症状の体への悪影響の積み重なった状態になり子供が欲しいと騒いでいる。
言うなれば無意識に「自業自得」の世界に入っている。

本来、セックスをすれば自然発生的に妊娠するものだ。
人間が生まれ過ぎて困るからアフリカから全世界へ食料を求めて広がった。
低開発国恵は人口増加が問題になっているがこれは自然だ。
文明国では少子化が問題になっている。
一つは避妊によって制限している(経済的理由)
二つは妊娠年齢を意図的に下げている事で、いざという時に体の適応状態が不十分になっている。
産婦人科の医学が発達しても(人工授精、着床がかなっても)子宮が【宮】でなく、
あばら屋だと育てられない、
他人のお腹を借りる事になる。

西村の言っている事は全く自然な発想であると確信している。
もしこれを読まれて何かを感じたら、そのように行動しましょう。

「先生が治療すれば妊娠するのですか?」と、言質を取ろうとする人がいる。
この様な人はこの性格が災いしているのだ。
レスをつける



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