昔、赤同錫の助のアニメが流行ったとき、 剣道をするする少年が劇的に増えた。
日曜日のBSのドラマを見ていた{再放送?)。 題名は「鞍馬天狗」だった。 白馬に乗って颯爽と現れる鞍馬天狗のシーンを見たとき頭に浮かんだ。 あれ!、俺の剣道の原点はこれだった!と思った。 黒い覆面をかぶった、嵐勘十郎の鞍馬天狗にい魅了されたのだ。 父の兵児帯を頭に巻いて、竹の棒をもってチャンバラをしていた。 クリスマスの時叔父さんからすこし立派なオモチャの刀を頂いた。 嬉しくて一週間ほど抱いて寝ていた子供の頃をおもいだした。
全く白紙の頭に染め混まれた鞍馬天狗が、その後70年以上剣道に魅了されている自分に気がついた。
三つ子の魂百までもと言われるが。まさにそうなんだ!
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