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- 歯医者から見た、一つの真実! - 西村雅興 [2003年2月26日(水)]



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歯医者から見た、一つの真実!
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2003年2月26日(水)
歯医者から見える、一つの真実!

今日、加藤先生が西村に言った、
「どんなにお化粧をしても、どんなにつくろっても、歯を見ればその人の生き方が見えてしまいますね。
恐いものですね!」

この一週間、昨年の西村担当の患者様のカルテ、レントゲン等を見直した。
入金、出金、預かり写真のお返し等整理をするためだ。

多くの人が全国から来られている。
西村に救いを求めて来られているが、全体を撮ったレントゲン写真から、歯の残り形、顎の骨の状態、その他の情報を集めると悲惨な結果が分かる。

レントゲンから見て、この人は右の卒中で倒れそうだ!
そう思って、カルテを見ると既往歴に書いてある。
初診でも、そのことを話したと思う。
今からでも遅くない、助かる道があることを言う。
しかし、ご本人は、時間が無い、距離が遠い、それでは期間がかかり過ぎる、歯を抜くのはイヤだ、お金がない。
ほっておいてくれ!
私は直に叉倒れて死ぬから!
と言わんばかりの表現をしている。
勿論、本人はそうは思っていない。
わざわざ、遠くから来られたのだから。
でも、表現されているのは同じ事なのだ。
西村に会った最後のチャンスを棒に振ってしまった。
無意識が最後のチャンスを本人に与えたのに!

今までそうやって自分を見捨ててきた!
今回も同じことをされているだけだ!

要は、自分を愛することに目覚めていないだけなのだ!
来世では同じてつを踏まれないようにと祈るばかりだ。
しかし、数年後に起きるこれらの人の不幸は目に見えている。
西村の予測は不幸にして、ほとんど当たるのだ!
くわばらくわばら!

その一方、このチャンスに目覚めて健康で幸せな人生に転換される人もいる。
この患者様とは入れ歯を通じて、どちらかが死にまでのつき合いとなる。
「死が二人の愛を分かつまで、つながって行く。」
入れ歯を通して結婚しているような関係となる。
共生の同胞として、一緒に人生を歩んで行く。
西村と入れ歯の患者様との関係だ。
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