『肚、肝、攻め入り、捧心・・・ここですね』 『西村先生と一緒に見た元大阪府警の先生の稽古は、本人は無意識ながらも先生の仰るような見事な入り身を見せていました。』 これは仕事で命を張って生きてきた、修羅場で鍛えた肝っ玉でしょうね。 剣道だけではこうは行かない! 西村も命を張って修羅場を駆け抜けて来ました。 心法・・は今は余り興味がありません。 竹棒の叩き合いには興味が失せています。 しかし、あの原田先生に打たれた面は(武道館で打たれた面)何としても解明したいと思います。 西村の興味はこのような武術的な処にあります。 あの瞬間のビデオがあればなあ!・・・との思いです。 原田先生 「今日は風邪を引いているので、あなたとだけ稽古をするか。」 岩手を出るとき「西村とだけ稽古をしてくる。」 本当に涙が出るほど嬉しいです。 本当に見事な面を打たれました。 風邪を引き立っているのがやっとの原田先生に、何故あのような見事な面を打たれるか。 真の武術的身体動作と理合い、心法を身に付けた名人、杖でやっと立っている名人にでも歯が立たないのが武術なのだ。 スポーツとの違いがここにある。 あの面は本当に参った!!!!! スパッと面を一瞬先に斬り取られました!!1 打たれて感動でした。
追伸 ゴルフの素振りは誰もが名人。 しかし、ボールを置くと違うことをしてしまう。 素振りは名人。 しかし、相手がいると違うことをしてしまう。 打ち急ぐから左拳が前に出てしまう。 これは打ちに行っている。 相手が面を打ってと面を指し出した瞬間に思わず打ってしまっていた。 その瞬間、相手の体をゼリー状の物と思い、真剣で喉元まで斬り落とす。 相手を人と思わずに据え物斬りと思って面を斬る。 軽井沢で、畳面を横にして真剣で斬った思い出しましょう。 相手と争い、競争するから、つい打ちに出てしまう。 一気に肩甲骨を開き、一気に息を吐きながら胸をすぼめ肩を前方に絞り出す。 心で相手との争いを捨てれば出来ると思います。 ゴルファーが、素振りは名人、ボールを置くと何か違った動きになってしまう。 ボールに当てること、遠くに跳ばすことに意識が行き、スイングそのものの身体動作の集中が欠けるからです。 相手の頭は透明なゼリー状の物・・・これを頭に置いて据え物斬りのつもりで面を斬ってみて下さい。・・・おそらく上手く行くよ。
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