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- 竹刀をわざと重く扱っている・・・それはしんどい! - 西村雅興 [2008年2月14日(木)]
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竹刀をわざと重く扱っている・・・それはしんどい!
西村雅興
2008年2月14日(木)
千代田木曜稽古 2/15

皆様、竹刀を重そうに引き上げている。
「よいしょ」と引き上げている。
打とうと思った時には手元が腰から離れていて、腕も竹刀も体から離れている。
それを引き上げるのだから辛いわけだ。
刀では絶対に素早く引き上げる事は不可能だ。
重い刀は身の内、軽く刀を押し上げ、引き下ろす体に近い処で操作をする。
上手になれば、刀、竹刀を押し上げる様に体が出る。
その結果自然に刀は押し上げられる。
もっと上手になると竹刀の先は、緩く前に出ながら上へと向かい、
竹刀の先は後方へ力が向くことなく、そこの高さから相手の喉元へと引き落とされる。
体の前進、両手はやや伸び、体幹の伸びも(菱形状にが潰れる、井桁崩し)押し切りになる。
ともかく、体の力が竹刀に有効に効率良く伝わる身の内で操作をすべきなのだ。
早く当てたい意識が竹刀を相手に近づけ様と、ついつい竹刀が体から離れて前に行ってしまう。

念仏を唱える・・・両手で念仏を唱えるように手を合わせて上に上げれば竹刀は勝手に振りかぶっている(押し上げられている)。
【刀は振りよき様に振る】・・・武蔵の教えだ。

中学・高校時代に嫌と言うほどに基本稽古をしておれば、竹刀と一体感がある動きになるが・・・そこまで訓練された人が少ないようだ。
・・・だからこそ、基本に帰り、竹刀操作を考えて稽古をする必要がある。
実はその前の足の運びの運用の稽古も大切なのだが・・・・!



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