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- 『剣道は先と読みである!』 - 西村雅興 [2008年4月20日(日)]
・両膝が曲がっている - 西村雅興 [2008年4月20日(日)]
右ヒジが外に張っている - 西村雅興 [2008年4月25日(金)]



・両膝が曲がっている
西村雅興
2008年4月20日(日)
・両膝が曲がっている
・体重が後ろにかかりすぎ
このタイプは試合巧者に多い。
打って出ると少し余され、体を建直そうとするところを、ヒョイと面に打ち込んでくる。
難とも始末の悪い相手である。
拍子が外れてやりずらい!
この人は感性が高く相手の打ち気を速く察知し、紙一重で余す能力が高い。
試合ではこれが良く入り、勝ちを得るからこのパターンは手放せない人だ。
この人は曲げた左足に体重をさらに乗せ、そこからヒョイと蹴り打ってくる。
体重が後方へ移動し、その体重を急激に反対方向へ向けるので足への負担は凄く大きくなり、試合などでアキレス腱を切るタイプだ。
(この真逆が膝を抜いて重心の滑落を使い、まえに転がりそうな状態で、足・脚の後筋を使ってゆっくり押し出して、間を盗みながら前進する方法である。)
気をつけないと、ほとんどの人は面を打たれる。
この一瞬の間が素晴らしく、勝ちを得ている代表が最強の七段、全日本最多選手権保持者だと思う。
誰も打てない間を持っているからだ。
試合には非常に有効なのだ。
→このヒョイとした逆襲を頭に置いて面を打つには、間を切られないまでに間を盗み踏み込むことだ。
→このヒョイとした逆襲の予測が立てば、その対応は相手の得意な反射的面打ちを読み、ヒョイと来るまで面を置き、面を打たせて胴を切る。
予測を読み、裏をかく方法である。
相手は無意識で、得意のパターンに嵌まったと思い面に来るから取るのは簡単だ。
剣道というよりは読み勝ちで相手を仕留めるのだ。
判らない時は数本打たれてみて、その加減を確かめてみると良い。
このパターンの読みところが判る。
この意識が無いと、永遠に打たれ続ける。
・・・間の勘の良さが剣道の本質を見出す大きな妨げになるパターンだ!



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