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- 手の納まり、ゴルフと剣道 - 西村雅興 [2011年9月12日(月)]
その後のゴルフ - 西村雅興 [2011年9月26日(月)]
基本と本質を教わる - 西村雅興 [2011年9月26日(月)]
Re:その後のゴルフ-2 - 西村雅興 [2011年10月3日(月)]



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手の納まり、ゴルフと剣道
西村雅興
2011年9月12日(月)
久々のゴルフでの発見!

妻はゴルフのレスンを受け、時々グリーンに行っている。
西村はゴルフに全く興味無し。

今回はゴルフ場でVIPのパーティーがあるので招待を受けた。
本格的なバンドの入ったパーティーだった。
翌日、パーティー参加者はグリーンを廻る。
西村夫妻は午前中レスンを受けて、午後にグリーンでレッスン。
レッスンというよりも接待ゴルフの感じのVIP待遇だった。
クラブの何番だったか、使おうとするとまだ新品でラップが巻いてあるままだった。
西村のゴルフはこの程度。

さて、本題に入る。
今回のレッスンの指導者はレッスンプロではなく、男性のキャディーマスターがレッスンを引き受けた。
社長の大切な人ということで特別だったらしい。
ヘナチョコな打しか出来なかった妻の打球の音が突如として変わった。
ちょっとしたアドバイス、コツを教わるとこんなに変わるのだ。
妻は有頂天になってしまった。
今度の連休は二日連続でレッスンを受け、グリーンを廻ると言って早速予約をした。
本来ならば今日言って、次の連休等グリーンがあいている訳が無い。
午前はレッスン、午後ハーフのグリーンとなった。
何と!一緒に指導を受けた御夫人も同じらしく、全く同じ予約をしたという。
結局、同じ日に同じレッスンを受けることになった。
本来の彼の仕とも社長の友人の奥様と言うことでたっての依頼なのでマネージャーが便宜を図ってくれた。


さて、西村はと言うと----前傾姿勢で腰が辛くなって来た。
そこで膝を緩め重心を下げ、丹田と一致する程度にややつま先に重心を移した、
背中を引き上げようと腰の筋肉が緊張しないので、急に楽になった。
いわゆる自然体のゴルフ構えになったのだ。

これは西村が剣道でヒカガミを伸ばすが膝に緩み、たわみを作る様に身体を沈めると、指導をしているのと同じだ。
膝と腰の動きシロを確保したことになる。

ここからが凄い!
自然に構えたところから、肩をやや下げ手元を下げる様に教わった。
ハンド・ダウンというらしい。
凄いことが起こった!!

手元が収まったのだ。
そうするとクラブはは腰が動かさないと動かないのだ!
手打ちを身体がアキラメル。
手でクラブを動かさずに、自然に腰が初動の動きになる。

これは、西村が竹刀の先で左手の位置を下げる様にと言いながら、トントンと触るのに似ている。
ここに手元が収まると竹刀を手で動かそうとすることを身体がアキラメルのだ。
自然に腰が初動の竹刀の動きになる。

剣道と原理は全く同じだった。

グリンに出て一打目のウッドを持ち構える。
先ず、腰を真っ直ぐ沈め重心と丹田の一致を確認する。
次に、ややつま先に重心をかけ前傾をとる。
そこから真っ直ぐにタラリと落とした手でクラブを持つ。
手首からの中筋を伸ばしグリップを固定する。
そこで、両肘が近づく様に脇を締めながら、肩をズーっと落とす。
後は最後までボールを見たままクラブを振るだけ。

西村はある重いものを強く振り、左肩の腱を痛めている。
本来ゴルフが出来る様な状態ではない。
振りはハーフ・スイングぐらいである。
上記の内容を確認しながら打つと、皆様から”ナイスショット”と声がかかる。
皆様、驚いている。
今日教わった『ハンド・ダウン』のおかげだ。
『肩を下げ手元を少し沈める』『左手の納まりを良くする』
私が今日教わったことと、私がいつも教えていることが一致した。

ゴルフは全くの初心者で、全く練習をしない西村ですが−−--
教わった通りにするとナイスショットの声がかかる打が出来る。
特にハンド.ダウンは良かった!
クラブを持つ左拳の位置が竹刀と同じ納まりが出来た。

基本は全く同じなのだ。
妻が言う
「パパは全く練習しないのに−−−何で上手く打てるの!」
クラブを持ってゴルフをしないで剣道をしただけなのだ。
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その後のゴルフ
西村雅興
2011年9月26日(月)
金土と二日間ゴルフに行った。
妻と前述の御夫人は長足の進歩を遂げた。
ともかく驚くぐらいに上手くなったのだ。
金曜日で両女性方、一日で剣道の三級くらいから初段になった様な感じだ。
ご主人は長年ゴルフをされてた方だが、「まさに目から鱗、何と間違ったことをしていたか!」と驚かれていた。
西村は教わったことを身体がその通り言うことをきき、成果が確認出来るのが楽しい。
パタを教わった。
パタは「全く明き目暗」で、自分で何をしているのかわからなかった。
しかし、教わった通りにやると、何と見事に入るのだ!
習い事は指導者の資質にかかっているとはこのことだ。

二日とも朝早く起こされてゴルフに行ったせいか、二日目の昼の休憩でグッスリ寝込んでしまた。
さて、午後のラウンドは全く良いとこなし。
身体が眠って戦闘態勢に入っていないのだ。
身体がいうことをまったくきかない。
身体をコントロールできない。

下手な剣道家は西村のこのような身体コントロールが出来ない状態で剣道をされているのかもしれない。

今朝、「3年もゴルフの指導を受けて来たのは何だったの?」と妻に聞いた。
「私は運動神経は悪くない!先生が悪かったの!お金と時間を捨てて来たみたい!」
まさにその通りだ!


剣道もダンスもゴルフも皆同じだ。
弟子の素質にもよるが、師匠次第で全てが変わるのだ。
剣道は原田先生に出会う武運に恵まれて今に至る。
ダンスは東北の伝説的指導者に特訓を受けて1ヶ月で優勝、ちなみに学生チャンピオンは12位
その時、夫婦で5年間大金を支払ってレッスンを受けて来たご夫婦が6位だった。
西村が全く踊れない時を知っていて、1ヶ月後優勝をさらわれた。(最後の10日間の稽古で8キロやせたが)
これを機に西村を指導した先生に変えた。
その後順調に成績をあげ東北チャンピオン、今はダンススタジを持つプロの先生になっている。

剣道は日本一の原田先生、ダンスは東北の伝説になっている最高の指導者に教わった。
今ゴルフに最高の指導者に巡り会った(ゴルフは妻のお相手にすぎないが)。

西村に教わった方は実に簡単に六段、七段に受かる。
西村はその人の剣道を強く出来る訳ではないが、昇段すべき必要な指導は上手いと思っている。
これは原田先生からの受け売りなのだ、それを噛み砕いて指導をするだけだ。


上達のコツは良き指導者を捜すことに尽きる!
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基本と本質を教わる
西村雅興
2011年9月26日(月)
アプローチショットを教わった。
前述の御夫人四人の中で一番上手くなった。
長年ゴルフをされているご主人より上手くなってしまった。

何も知らない、真っ白な状態で教わり、それしか出来ないとき最高のものが身に付く。
知らないことは良いことだ、素直な性格で運動神経が良ければ教わった通りに染まってしまい、しっかりと身に付く。
驚いてしまう!

西村が指導をするとき、教えることはいつも同じだ、その人が出来る様になると六段、七段簡単に受かってしまう。
七段は相手を引き出す心の余裕ができれば受かるのだ。

さて、原田先生が小学生に懸かり稽古をしているビデオを見た。
私が指導を受け、私が指導をし六段、七段に教えることを、小学生に稽古で刷り込んでいるのだ。
高段者にも難しい身体動作と、打つ機会を何も知らない子供に刷り込んでいる。
その子供は  お!と思う打を出すのだ。
強くなる訳だ!

ちなみに、原田先生が高校を変わると、三年後その高校は県下で三位の実力校になる。
指導者の資質にかかっているのだ。
後は素直な心と良き運動神経だけだ。

今回は全くゴルフ門外漢の西村が全く同じ経験をした。

剣道の稽古は当て合いでなく、剣道の本質を目指し、それを指導してくれる先生を捜すこと、武運に恵まれることが全てなのだ。

竹刀たたきを何年やっても、やればやる程下手になって行く。
心しておきたいことだ。
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Re:その後のゴルフ-2
西村雅興
2011年10月3日(月)
昨日も土曜日曜の二日間ゴルフ漬けだ。

女性二人は目を見張る上達ぶりで、すっかりゴルフで有頂天!
レッスンを受けるたびに重い気になっていた人が、突如「目から鱗が落ちた』状態になったのだからその気持ちは良く分かる。
西村といえば、いささか疲れた!
重い身体を一日立ちっぱなしであるからだ。
ゴルフには相変わらず興味が無い。
しかし、教わったことが身体で表現出来るとそれはそれで嬉しい。
突如当たらなくなった。
教わったことが消化出来ないからだ。
何も考えていなかった時の方が好調だった。
剣道も同じで一つのことを消化出来るまで新しいことを追加しないことだ。

西村に教わった人が、向こうで何か言われている。
内容が少し異なると身体が混乱してしまうのだ。

テクニックではなく動きの本質を教わり、少し修正してもらう程度が一番効果があがるようだ
ゴルフ初心者の西村にとっての体験は、剣道の中級者の悩みが理解出来る様になった。
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