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- 杉山さん七段合格御目出度うございます。 - 西村雅興 [2013年11月28日(木)]
追加 - 西村雅興 [2013年11月29日(金)]
Re: 有難うございました - 杉山廣男 [2013年12月2日(月)]
Re[2]: 有難うございました - 西村雅興 [2013年12月4日(水)]
Re[3]: ご指導お願い致します - 杉山廣男 [2013年12月5日(木)]
Re[4]: ご指導お願い致します - 青木大輔 [2013年12月11日(水)]
Re[5]: ご指導お願い致します - 西村雅興 [2013年12月11日(水)]
Re[5]: 有難うございます - 杉山廣男 [2013年12月16日(月)]



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杉山さん七段合格御目出度うございます。
西村雅興
2013年11月28日(木)
杉山さん!七段合格御目出度うございます。 !
西村の指導に従えば昇段は出来る!
それを実証した人だ。
ただし、素直な心、謙虚な気持ちの人である事が条件ですが、彼はそれを持ち合わせている。
彼の年齢は68歳 、この歳での七段合格はその人の人柄のなせる技です。
年齢は西村より一歳上です。
身長は西村よりやや高い、180センチ位。
このような体型の人には原田流の剣道を指導するに最適だ。
西村が原田先生から教わったことをそのまま伝えれば良いのだ。
指導の要点は西村がいつも書いている通りだ。
1-膕を伸ばしながら膝に余裕を持たせて体を少し沈める。
これにより床を押すのりしろが出来る。
2ー左手の位置を定める。
両手をダラリと落とし、そこで竹刀を持つ。
すると、竹刀の先の方向は相手の左肩の方向を向いている。
そこで、左小指を軽く締め、中筋(中指)を固定してやる。
そうすると、左拳はヘソの前に移動する。
右手を軽く握ると剣先は相手の喉の方向に向く。
わかりやすくすると、竹刀の先から赤いレーザーが出ていて、その先が喉に向
くように意識をするとと自然に出来る。
この構えは一般的な構えより左手の位置がやや低い。
左手の位置を上げ、前に出すと相手の攻撃に対応しやすい。
しかし、これは防御には素早く反応出来るが、竹刀が身から離れ体幹の力を伝 えにく い。相手に素早く反応出来るが、自分の心に素早く竹刀が反応してしまい、相手に心を読まれてしまう。

構えは打ちたい気持ちの攻撃に体制、右足に体重が乗り、右肩が前に出て、頭がやや前に出ている。
剣道の修行はこの気持ちを変えるの事なのだ。
頭を後方に引き、右肩を引き、重心を後方にに引き四分六分でやや左足に重心を移し、やや体を沈め体制を整える。
心が変わらなければこの構えには行きつかない。
要は相手を叩き潰すべき対象としないで、竹刀を持って対峙してその空間を共有して気のやり取り、意識波動の押し合いにより相手を知り、自分を知る自己啓発の過程であることを自覚すべきだ。
相手はお互いの長所と欠点を知る同志なのだ。
構えを見ればその人の人柄が透けて見えるものなのだ。
これを感じるようになるには相応の構えにならないと相手が見えない。
実際は次が難しい!

3-相手と十分に合気になり、お互いが手に取る様に心に映るようになる。
そうすると打って出れなくなる。
名人どうしが対峙すれば先に心が動いた方が負けとなる。
これが長引けば『相抜け』となり、両者打ち合うことなく刀を納めることになる。
剣道ではこの辺りの微妙さを竹刀を通して心の優劣をはかることになる。
打って出れば負けと分かっている、さすれば相手に打ってもらいます。
打って出ずに相手を打つ。
それは相手が打たれに出るように仕向ける。
一足一刀の間合いから自ら身を捨て、切り間に身を進める(捧げる)。
『捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』の世界になる。
【打つ前に死ぬ!】の真骨頂なのだ。
相手は来た!と思わず打って出る。
そこを軽く打ち取る!
いうが易し行なうは難し!
原田先生が試合の後のインタビューで【いつ捨てるかが今回の課題でした。】と話されていた。
剣道は『捨てる覚悟、さらにいつ捨てるか』の心の修行なのです。
しかし、これもバーチャルリアリティのー世界です。
人生の大きな決断は生か死に近い。
(実際は命まで持って行かれることはないが、持ってる全てを失う事がある。)
この覚悟を決めるには潜在意識の下にある『智』に問うしかない。
剣道も極めればこれに出逢う。


さて杉山さんには右足から静かに体を進め、あいての心が動いた瞬間心の命ずるままに面に打ち切る。
西村は彼が快心の面打ちをするための打ち込み台に徹することでした。
彼の剣道にこの心とタイミングを刷り込む事が西村の役目でした。
彼が更に、松風館の基本稽古に行きクタクタ、ヘロヘロになるまで稽古をした。
試験前に稽古をした時、もう受かるよ!と、西村が言い、その通りになった。

昇段について。
彼が常に上向きに稽古をし、指導を受け、更に基本稽古に汗を流せば受かる。
歯が立たない相手はとっくに七段になている。
落ちこぼれ組、リバイバル組での優劣を見られるのだ。
しかし、多くの人は漫然と稽古を楽しみ足踏みをしながら、年齢を重ねて動きが鈍くなって癖が強くなり、むしろ弱くなって行く。
彼のように昇段を目指し向上心を持って臨めば、相対的に差が開き、審査員の目を引く剣道になる。
要は昇段への思いを適切に行動をすれば結果は自ずと出て来る。

昇段を真摯に望む人は西村の指導稽古を受けたがる。
西村は立派な面打ちを誘導して行く。
相手は立派な面打ちを目指し打ち込む。
西村の指導を受けながら、ひたすら打ち込む。
その過程で自然に身体がそれを身につけて行く。
西村の気に臆せず打ち込んで行く。
実際の審査では西村のような気の圧が強い相手ではない。
結果は目に見えている。








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西村雅興
2013年11月29日(金)
昨年の8月15日に書いたものです。
この時、既に七段合格の匂いがしていた。

杉山さん・・・松風館の稽古の成果が出ていた。
その一瞬・・・打ち込んで来る、最高の出来映えだった。
大柄な杉山さんは触刃の間合い(刃先が触れ合う距離)から、身を捨てて竹刀をやや下げ攻め入り相手を起こす。
今よりもう少し間合い取れば良いと思います。
実力伯仲で気がお互いピリピリしている様な互角稽古ならば、一足一刀の間合いから、上体全体でグーット攻め、相手の我慢の限界の先に、右膝をグッツ出し上体を押す。相手がこれで起こされた瞬間にだだ切る!これで一瞬面が入る。
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Re: 有難うございました
杉山廣男
2013年12月2日(月)
都度面の打ち込みをお願いして宿あとも言える手打ち、右手の力み、前掲姿勢、中途で止まるまどの矯正を、また身体構造から見た負荷の掛からない無駄の少ない合理的な動きをお教え頂いて大きな怪我もなく、恵まれた環境で楽しく稽古に励めることも有り難く思っております。は
今回は何とか2回目で滑り込みましたが、満足のいく立ち合いとは言えず、更に修練を重ねて生涯剣道を目指して参りますので、今後ともご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
有難うございました。
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Re[2]: 有難うございました
西村雅興
2013年12月4日(水)
そうでしたか!2回目でしたか!
チョッと出来過ぎですね!
今度は小手や、胴の打ち方の手の内、体の捌き方を教えます。
風格のある七段になれます。

高齢の七段合格は10回くらいかかって受かるものです。
それなりに強くても何度も七段に落ちた人が、離れたところから西村の指導を受けに来ます。
まじめに修正すると数回で受かります。
結構強くても受からないには理由がある。
それを自分で気がつくのは至難のわざです。
西村に修正してもらうと、目から鱗が落ちます。
七段は相当強ければ自力で受かるが、そうでない場合は教わった方が数倍早くうかる。

今回、杉山さんがたった2回で受かったのは松戸の岩立先生の松風館の金曜日の基本稽古に行った事が大きな要素だ!
昇段を目指すならば基本稽古が大切だ!
しかし、長年剣道をやってきた人に、いまさら基本稽古をするのは難しい。
そこで、強烈な基本稽古をしている場所に身を投げ込む事が大切だ。
松風館の古本稽古は最適な場所だ。
ここは当日、記帳し500円を入れれば、いつでも誰でも稽古をさせて貰える。
(一応初回は先生に挨拶をすること)
こんなオープンな道場は滅多にない。
ここへ一歩足を踏み出せば、昇段の未来は開ける。
(ただ面打の基本原理等を西村に教わっておく必要がある。)
六段、七段を目指す剣士は是非一度行ってみるものだ。
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Re[3]: ご指導お願い致します
杉山廣男
2013年12月5日(木)
小手打ちは以前ご指導を頂き最近何とか格好がついてきた様ですが、胴打ちは2拍子になるので審査での立会では止めた方が良い、とのご指摘を松風館の先生から頂戴しました。
この為胴打ちは封印して受審しました。
松風館の基本稽古中胴打ちの練習時に館長先生はじめ諸先生方の打ちを色々試みているのですが、今迄あまり胴打ちの練習をしてきておらず身体の運用の基本原理が分かっていない為と思われますが、表面上の真似事で留まっていてどうも自身にしっくりした打ちが出来ておりません。特に打ちが遅れて腹打ちになることが多いと思っております。
ご指導の程宜しくお願い申し上げます。
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Re[4]: ご指導お願い致します
青木大輔
2013年12月11日(水)
杉山先生

お久しぶりです。青木です。
七段合格おめでとうございます!
西村塾から新たに高段者が誕生ですね。
凄い!しかも二回目!!

私は六段足ぶみ中です。
頑張らないと!
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Re[5]: ご指導お願い致します
西村雅興
2013年12月11日(水)
凄いでしょう!この年齢でたった2回で合格なんて奇跡の様です!
青木君は相手を見すぎて、相手に先を取られていました。
合気になった瞬間、スーッと右足を滑らせて先を取る(死にに行く)。
剣道は結局この覚悟の修練です。
後は相手が打てと合図をする。
その瞬間面に斬る!
これで終わりです。
いつも一緒に稽古が出来れば良いのですが、頑張って下さい。
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Re[5]: 有難うございます
杉山廣男
2013年12月16日(月)
青木大輔様

大変ご無沙汰しております。神田で稽古をお願いして居た頃が懐かしく思い起こされます。
今は、新松戸、千代田区、時には実家の静岡市でと、名人、達人、上手と謳われている先生方の妙技をまじかに拝見し、また直接ご指導を頂戴出来るという考えられる最上の環境に身を置いている幸せを感じつつ、修練を積んでいるところです。
尤もベストの環境にともなって進歩しているのか、ということになりますと疑問符が付いてしまいますが。

数年前、西村先生と日本武道館で稽古をされた際に素晴らしい面を決められたのを今でも鮮明に覚えております。
先生も褒めておられましたが、初動から打ち終わるまでタイミングが的確で、姿勢・勢いに全く乱れ淀みが無く滑らかに且つ力強い打ちでした。
わたしのそれと大きな違いで愕然とし、それは体幹の差から来ると感じ、それ以来年齢と共に低下する体幹を如何に鍛えるかがわたしの課題の一つとなり、今も維持向上に努めております。

仕事で中核を担う立場になられなかなか思う様に稽古が出来ないお立場と拝察致しますが、六段突破は時間の問題と思っております。吉報をお待ちしております。
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