青木君 剣道の練習が思う様に出来ない・・。 それだけ責任のある仕事ができる様になったということです。 只、機会を見つけて細ぼそでも良いから剣道を続けて下さい。 十分に六段半くらいの腕はありますから焦らないで。
西村、10年ぶりに剣道を再開したとき。 京都で10年ぶりに原田先生に稽古をお願いしました。 お昼にお茶を飲みながら、「お前の剣道が良くなった!」と褒めていただきました。 「いや!先生、10年間剣道の稽古はしておりませんでした。 ただ、阿修羅のごとく、ひたすら仕事をしておりました。」
先生曰く 「竹刀を振るばかりが剣道ではない。 仕事を通じて立派に剣道をやって来ていたんだよ。 剣道というのはそう云うものだよ!」
その夜、私はホテルで嬉し泣きをしました。 師匠は見ていなくても、私のこの10年間を感じとってくれて評価をしてくれた! 【本当に見える人は、見ていなくても見えている!】 10年間の必死で過ごした生き様を観てもらえた。 人は自分の事を正当に評価をしてもらえれば嬉しいものです。 これこそが本当に立派な師匠です。 このとき、これからずーっと一生、先生の指導を受けていききたいと思いました。これこそが剣道ですよね!!
貴方の立派な剣風はそのうち花開きます。 上京のおりは酒を飲みながら、剣道と人生の話しをいたしましょう。 楽しみにしています。
先ずは、仕事で六段になって下さい。 西村
|
|