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- 頭痛を歯医者が治す・前書き予稿。 - 西村雅興 [2003年1月28日(火)]
頭痛を書く前に!(旧) - 西村雅興 [2003年1月28日(火)]
頭痛からの解放!(旧) - 西村雅興 [2003年1月28日(火)]
歯科医へのセミナーの抜粋-第二大臼歯から頭痛 - 西村雅興 [2003年1月28日(火)]
頭痛・事始め-1 - 西村雅興 [2003年1月28日(火)]
『咬合病治療』西村雅興著 第14章咬合と頭痛から - 西村雅興 [2003年2月2日(日)]
A)一般的な頭痛に対する現状。 - 西村雅興 [2003年2月2日(日)]



A)一般的な頭痛に対する現状。
西村雅興 [HomePage] [Mail]
2003年2月2日(日)
A)一般的な頭痛に対する現状。

頭痛に関する書物には、頭痛を国際分類で約15種に分類されている。
「歯の病気による頭痛」としては、12番目に入れらている。
ほんのわずかのコメントが載っているだけで、余り肯定的ではないようである。

医師の見方では、そういう事もあるだろうという程度の認識で、書かれているのが現状である。
そして、医師の治療方針は基本的に次の通りである。
「医者は病気を治すのではない、自然に治るのを助けるだけなのである。

1-病態生理を考慮して、筋肉や血管の緊張状態を正常化する。
2-ストレスを避ける。
3-ストレスの受け止め方を変える。
そして、ポイントは、姿勢を良くし、柔軟体操を実行し、夜の睡眠を十分に取り、取り越し苦労をしないこと、とまとめてある。
そして、頭痛が起きると、対処療法として投薬がなされるのである。

アーサー・S・フリーズの著の中に「全ての専門家は1、2錠のアスピリンと1杯のコーヒーの価値について意見が一致している。」と書いている。しかし、同書の中に「実際、毎年何百人かの子供がアスピリン中毒で死に、
スピリン中毒はすべての中毒事故の上位、十位に入っている。」と書いている。

アスピリンが胃に良くないことは、大抵のひとが知っている。
しかし、飲まなくてはいられない薬である事も確かなのである。
そのため、次に起こる結果は目に見えている。

私の経験であるが、約10年前(今なら20年前)、アメリカ人のダンサーが、日本のクラブで踊っていた。
踊った後、私の席についたとき、余りにも痩せ過ぎているので驚いて、「どうしてそんなに痩せているのか。」と聞いた。
彼女は「アスピリンよ。」と答えた。

踊っているときから、歯が余りにも白すぎるので、気になっていた。
そこで、「ちょっと口を開けて」と言って、口腔内を見せてもらった。
何と上下共にポーセレン(陶材)のフルマウス(すべての物が被せて治してある状態)がしてあったのだ。
西村の基準からみれば、顎位も咬合高径も咬合状態もデタラメに近い状態だった。
アメリカの西海岸のある有名なドクターに、約500万円かけて入れてもらったということである。
それ以降は、アスピリンは薬と言うよりは、食事の一種だと思っているということだった。

いまだに覚えている。
「オー!テイブル!」と私が大声で叫んだのを。
「その費用はいくらかかるか判らないが、ビバリーヒルズに住んでいるDr.ピーター・K.トーマスを訪ねてごらん。」と言った事を。
彼女は「この薬から解放されるならば、お金じゃないわよ!」と言った。

「ボディー・ランゲッジ」という本を出して有名になった、ジュリアス・ファーストは「ウエザー・ランゲッジ」の本の中で、頭痛持ちの人は天気と頭痛の関係を知っているので、天気図を読み、低気圧が来る前の晩にアスピリンを飲む事を勧めている。

結局、頭痛の原因も良く判らず、対症療法に終始し、ストレスから遠ざかること意外に手が無いといった所が結論なのである。
しかし、ストレスが解放される時に起こる頭痛もあるから、医者は困ってしまう。
医者が自信も無くしてしまう事になる。

ただし、脳腫瘍、くも膜下出血、髄膜炎、硬膜下出血等、他の疾患の主症状として頭痛が現れるので、いたずらに歯に拘らない様に注意をしておく。



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