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- 脳の一瞬の空白 - 西村雅興 [2014年2月14日(金)]
Re:脳の一瞬の空白 - 西村雅興 [2014年2月19日(水)]
リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間) - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
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リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)
西村雅興
2014年2月20日(木)
剣道は稽古をしたから強くなる訳ではない。
対人競技に置いては全て相手との関係性で決まる。
相手の反応を見て対処する。
無意識に次を予測して対処する。
相手の無意識を次第にコントロールして、手の上に心を乗せる算段をする。
スピードの速さは相手を混乱させる。
トリッキーな動きは相手を混乱させる。
これのレベルが上がれば『意識波動』にて相手を処する。

このような所を意識して稽古をする必要がある。
ただし、基本の動き、身体の運用、竹刀の運用等基本的な身体の運用と、それと意識が上手く連動しての上の更なる工夫である。竹刀当て競技、剣術になっても剣道にならない。
剣道が難しいのは勝つ事と、立派な心技体を同時に求められる所にある。

宮崎先生の全日本選手権はお世辞にも立派な剣道とは言えない。
彼が立派な剣道が出来ない訳ではない。
昇段審査を見ていると審査員を納得させる剣道をする。
この心がけで全日本選手権に臨むと取りこぼしがある。
佐藤先生が言った。
彼は警察官時代選手ではなかった、だから思い切った面が打て八段になった。
しかし、選手で来た連中は勝つ事より、負けない剣道が身に付いていて、結果的に八段の審査が難しくなる。
特別に強い奴はそこをすんなり乗り越えられる。

結局のところ剣道は自分の心を試されている。
生き方を問われている。
そして自分の人生のあるべき方向性を見つける試練となる。

さて、剣道は以下の様な事を十分研究すると、一段とひやくするので参考として、ネットで検索してほしい。
いわゆる剣道の極意の分野に相当する内ようである。

以下ネットで調べて転用記載

リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)をご存知でしょうか?簡単にいえば、「慣れてしまうと、脳が停止してしまう」という現象です。
リフラクトリー(refractory)とは、英訳でいうと「手に負えない,御しがたい,言うことをきかない」、ピリオド(period)は時期など、合わせて直訳すれば「不応期」ということになります。

先日、TV番組の「全力教室」でマジシャンのkilaさんが、この現象を応用したマジックを披露していました。
内容は、手のひらに10円の上に500円を置いて握りしめてもらい、開くと500円はそのままで下の10円コインが無くなっている、というマジックです。
人の心理は”有る”と思い込むことで、当たり前になってしまう、という性質を利用しているようです(違ってたらスイマセン)。
なので、コインが無くなっても気がつかない。
※逆のバージョンもありました。つまり無いはずのところ(腕の上)にいつの間にか10円が置いてある、というマジックでした。
KiLaさんが、失敗と悔しさをバネに研究し編み出した、というサクセスストーリーにも感動しましたが、ここではこのリフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)に焦点を当てて、潜在意識の観点より解説してみましょう。

リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)と武道
別の角度からいえば、当たり前と思うことにより、予想外の事が起こることで、脳の活動が停止してしまうこととなります。
その脳の停止状態を利用した方法が武道にも使われているほどです。
分かりやすい例を2つ出すならば、武道の勝負の際に、突然笑い出し、笑いながら相手と反対方向を向きながら攻撃する、または護身術にも繋がりますが、突然全ての力を抜いてしまう(通常であれば緊張により硬くなる)、という方法です。
※ここは武道の解説場所ではないので、この辺で止めておくことにします。
ここでは、潜在意識での成功法則として捉えてみましょう。

何せ人間は、本質的に自身の命を守ろうとする防衛本能を持ち合わせており、目前で事故に出逢って、助けなければという本質があっても、自身の命が奪われる危険性が高いというもう一つの情報が入った途端に、一瞬で前頭連合野はパニックを起こし、行動が止まってしまうのだ。つまり、脳が2つの情報を受けて、前頭連合野がパニックを起こし、人間の行動を止めてしまうのである。この脳の働きを「リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)」といい、実際にこれが起こると人間の動きはピタリと止まる。人間の脳は一編に情報を処理できないのである。
 
 武術で、この脳の混乱を使った技法を用いる技も存在している。それは、相手が攻撃しようとして行動を開始した際に、自身、相手の予測と違った反応をし、相手の動きを止めるという技である。相手は脳の中でパニックが起き、運動の信号が運動連合野に送れなくなり、技が途中で止まるのである。一見、不思議な技に見えるが、その正体は、リフラクトリー・ピリオドを利用した技法に過ぎないのである。特に前頭連合野が発達していればしているほど、この技法には掛かりやすい。

合気とは何かを考えてみました。

腕を動かすだけで、その手首や袖を掴んだ人がふらふらと倒れる、柔術などの武術で行われる技の原理のことを合気と呼びます。

久しぶりにホムンクルスのDVDを見て、空手の宇城師の技の原理を解いた説明を見た結果、合気について解説を試みた何冊かの本の内容がつながりました。
自分の動き方によって相手の心、精神、作戦に関係なく相手の脳や神経の活動を一瞬停止させられる動き方がある。
壁によりかかるように自分の体重を相手との接点にかけ相手の一ヶ所の筋力に自分の体重がぶつかった結果として、相手が自身の筋肉の断裂などを避けるため意思と関係なく筋肉の力が抜ける、そのとき体のバランスを保つ機能が一瞬停止し、軽い力で倒れる。



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