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- 脳の一瞬の空白 - 西村雅興 [2014年2月14日(金)]
Re:脳の一瞬の空白 - 西村雅興 [2014年2月19日(水)]
リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間) - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
西村の相手をスイッチングを誘導する方法 - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
佐藤博信先生との会話から - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
剣道家は誰でも知っている! - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
高次元での話になりますが・・・ - 西村雅興 [2014年2月20日(木)]
担ぎ技 - 西村雅興 [2014年2月21日(金)]
覚醒催眠 - 西村雅興 [2014年2月21日(金)]



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脳の一瞬の空白
西村雅興
2014年2月14日(金)
剣道の極意は相手の脳を一瞬空白状態にすることにある。
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Re:脳の一瞬の空白
西村雅興
2014年2月19日(水)
一番判り易いのは『居着き』の状態である。
 どう対応して良いか意識が一瞬パニックになった状態。

フェイント
 自分の予測と違う対応が必要になった瞬間、意識の切り替えの一瞬の空白が起きる。

恐れ
 相手が出て来る勢いに心の目が閉じてしまって、一瞬空きめくらの状態。
 打って出たら胴に返されるのではないかと思って打てない状態。

疑い
 相手の動きが面に来るか?小手に来るか?はたして本当に打ってくるのか?
 このように判断出来ず、脳が判断する事を放棄した状態。


その他・・・
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リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)
西村雅興
2014年2月20日(木)
剣道は稽古をしたから強くなる訳ではない。
対人競技に置いては全て相手との関係性で決まる。
相手の反応を見て対処する。
無意識に次を予測して対処する。
相手の無意識を次第にコントロールして、手の上に心を乗せる算段をする。
スピードの速さは相手を混乱させる。
トリッキーな動きは相手を混乱させる。
これのレベルが上がれば『意識波動』にて相手を処する。

このような所を意識して稽古をする必要がある。
ただし、基本の動き、身体の運用、竹刀の運用等基本的な身体の運用と、それと意識が上手く連動しての上の更なる工夫である。竹刀当て競技、剣術になっても剣道にならない。
剣道が難しいのは勝つ事と、立派な心技体を同時に求められる所にある。

宮崎先生の全日本選手権はお世辞にも立派な剣道とは言えない。
彼が立派な剣道が出来ない訳ではない。
昇段審査を見ていると審査員を納得させる剣道をする。
この心がけで全日本選手権に臨むと取りこぼしがある。
佐藤先生が言った。
彼は警察官時代選手ではなかった、だから思い切った面が打て八段になった。
しかし、選手で来た連中は勝つ事より、負けない剣道が身に付いていて、結果的に八段の審査が難しくなる。
特別に強い奴はそこをすんなり乗り越えられる。

結局のところ剣道は自分の心を試されている。
生き方を問われている。
そして自分の人生のあるべき方向性を見つける試練となる。

さて、剣道は以下の様な事を十分研究すると、一段とひやくするので参考として、ネットで検索してほしい。
いわゆる剣道の極意の分野に相当する内ようである。

以下ネットで調べて転用記載

リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)をご存知でしょうか?簡単にいえば、「慣れてしまうと、脳が停止してしまう」という現象です。
リフラクトリー(refractory)とは、英訳でいうと「手に負えない,御しがたい,言うことをきかない」、ピリオド(period)は時期など、合わせて直訳すれば「不応期」ということになります。

先日、TV番組の「全力教室」でマジシャンのkilaさんが、この現象を応用したマジックを披露していました。
内容は、手のひらに10円の上に500円を置いて握りしめてもらい、開くと500円はそのままで下の10円コインが無くなっている、というマジックです。
人の心理は”有る”と思い込むことで、当たり前になってしまう、という性質を利用しているようです(違ってたらスイマセン)。
なので、コインが無くなっても気がつかない。
※逆のバージョンもありました。つまり無いはずのところ(腕の上)にいつの間にか10円が置いてある、というマジックでした。
KiLaさんが、失敗と悔しさをバネに研究し編み出した、というサクセスストーリーにも感動しましたが、ここではこのリフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)に焦点を当てて、潜在意識の観点より解説してみましょう。

リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)と武道
別の角度からいえば、当たり前と思うことにより、予想外の事が起こることで、脳の活動が停止してしまうこととなります。
その脳の停止状態を利用した方法が武道にも使われているほどです。
分かりやすい例を2つ出すならば、武道の勝負の際に、突然笑い出し、笑いながら相手と反対方向を向きながら攻撃する、または護身術にも繋がりますが、突然全ての力を抜いてしまう(通常であれば緊張により硬くなる)、という方法です。
※ここは武道の解説場所ではないので、この辺で止めておくことにします。
ここでは、潜在意識での成功法則として捉えてみましょう。

何せ人間は、本質的に自身の命を守ろうとする防衛本能を持ち合わせており、目前で事故に出逢って、助けなければという本質があっても、自身の命が奪われる危険性が高いというもう一つの情報が入った途端に、一瞬で前頭連合野はパニックを起こし、行動が止まってしまうのだ。つまり、脳が2つの情報を受けて、前頭連合野がパニックを起こし、人間の行動を止めてしまうのである。この脳の働きを「リフラクトリー・ピリオド(脳の空白時間)」といい、実際にこれが起こると人間の動きはピタリと止まる。人間の脳は一編に情報を処理できないのである。
 
 武術で、この脳の混乱を使った技法を用いる技も存在している。それは、相手が攻撃しようとして行動を開始した際に、自身、相手の予測と違った反応をし、相手の動きを止めるという技である。相手は脳の中でパニックが起き、運動の信号が運動連合野に送れなくなり、技が途中で止まるのである。一見、不思議な技に見えるが、その正体は、リフラクトリー・ピリオドを利用した技法に過ぎないのである。特に前頭連合野が発達していればしているほど、この技法には掛かりやすい。

合気とは何かを考えてみました。

腕を動かすだけで、その手首や袖を掴んだ人がふらふらと倒れる、柔術などの武術で行われる技の原理のことを合気と呼びます。

久しぶりにホムンクルスのDVDを見て、空手の宇城師の技の原理を解いた説明を見た結果、合気について解説を試みた何冊かの本の内容がつながりました。
自分の動き方によって相手の心、精神、作戦に関係なく相手の脳や神経の活動を一瞬停止させられる動き方がある。
壁によりかかるように自分の体重を相手との接点にかけ相手の一ヶ所の筋力に自分の体重がぶつかった結果として、相手が自身の筋肉の断裂などを避けるため意思と関係なく筋肉の力が抜ける、そのとき体のバランスを保つ機能が一瞬停止し、軽い力で倒れる。
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西村の相手をスイッチングを誘導する方法
西村雅興
2014年2月20日(木)
西村はここに書いてる事を、西村的にはスイッチングと読んでいる。
これは深層心理学と身体心理療法で使う言葉である。

相手の脳を一瞬混乱させる。
もし上手く行けば日本の剣道界の大先生もひっかかる例を挙げる。


【剣道は読みと反射】
相を読む
相手の予備動作を介して相手の無意識を読み、相手を動かして勝ちを得る。
これが陰流の極意だ。
西村の剣道は通常この剣道をしている。

相手が剣道のプロ故に身に付いている無意識の反射がある。
範士八段、九段の名剣士との稽古に使う。

原田先生との稽古
原田先生との稽古で西村の右足は1センチくらい床の上を静かに進んでいる。
いつ左手を動かすか、我慢に我慢を重ねても先生の方が我慢強い!
ここと思いすてきって面を打つが、見事に小手か胴を斬られる。
先生はこの瞬間を待っているのだ。
このとき先生は何も考えないで反射的に小手か胴を斬っている。
あるときふーっと閃いた。
攻め口は全く同じで、もう打つしか無いという瞬間に右膝をクッと前に出す。
先生の反射はこことばかりに反応する。
しかし、直ぐに違うと感じる。
先生の中でスウイッチング(指令系統の乱れ)が起きた瞬間だ。
ここを西村の無意識が捉えて面を打つ。
面を打つと云うよりは身体に蓄えられた内部応力(為め)を解放する、左手を解放する瞬間だ。
先生は「参った!」と褒めて剣道は茫然自失状態だった。
剣道の興味が失せ数ヶ月は剣道のことは全く頭に上って来なかった。
【手は勝手に動くわなあ!足はそうは行かない】
【覚悟を決めて足と体は勧める、後は自分の内なる[智]を信じきるだけだ。】

最近は時々決まる様になった。
相手の長年蓄えられた読みと反射の世界を逆手に取る方法だ。

これは相手が名範士ほど決まる。
静岡の井上先生
何をやっても手玉に取られる先生だ。
先生が面においでと合図をする。
はい!とばかりに足を進め身体は面に打ちに行く。
しかし、左小手は先生の左手が動くのを待っている。
先生は『おお面に来たか!と思い小手を打ちにくる』。
西村はそこを軽く小手を刷り上げ面を打つ。
同じ面が数本決まる。

これは四国の大先生の西野吾郎先生にも同様に決まった。

賀来先生との最後の稽古
前回は西村の小手面が決まりお褒めを頂いていた。
今回は先生と稽古をしている相手が、合図により引き出され捌かれていた。
西村の番になった時、先生はやはり面を打てとばかりに合図をされる。
西村はこのお誘いに乗って上げる。
先生は来たかとばかりに、対応しょうと左手を動かす。
西村の無意識はそれを見て適切に対応して、上がりかけた小手を打ち面に伸びる。
ゆっくりと申し合わせ稽古、形稽古の様に決まる。
周りで見ている人からすれば不思議な光景だ。
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佐藤博信先生との会話から
西村雅興
2014年2月20日(木)
佐藤博信先生の話から・・・・

先生
「西村先生が前に言ったことなんだよ!
岩立先生の攻めの話なんだが、あれは凄いよ!
ぎりぎり攻めた後、体の変化はほとんど無いようだが、腰だけすっと気持ち前に出す。
袴が前足の指をそっと隠す程のでだよな。
年をとると何とか相手を引き出してやろうと思う、それがなかなか難しい。
これを使うと相手は面に跳んでくるよ!
勘の良いヤツほどすっ飛んで来る。
ここの微妙なところの反応が良いヤツは、すぐに八段に上がってきている。
しかし、よくあんな微妙なものがわかったもんだ。
おかげで重宝しているよ。」
西村
「岩立先生のビデオを100時間ぐらい見れば気がつきますよ!
なんで!あそこで相手が打とうと起こるのか?
どうしてもわからないので何度も何度も繰り返し見てわかったのです。
岩立先生は『心で打つぞ!』と気を入れイメージが攻めると、無意識に体はその予備動作をするんですよ。
そうすると、勘の良い人は相手の予備動作を察知して負けるものかと打ってくるんですよ。
普通は無意識の動きですが、西村はこれを上手に意識して使うので、相手を起こすのが上手いです。」
先生
「反応が無いのがいるなこれは困る!」
西村
「このときはさらに、首の後ろを緩め、すっと頭を前に出します。
そうすると必ず面を打ってきます。」
先生
「なるほどな!」
西村
「博信先生は剣道のプロで鍛え上げてきていますが、西村のような剣道家は研究でなんとか腕を上げたいと思っていますからこのようにしないとなかなか腕は上がりません。」

佐藤先生は警視庁で剣道のプロで鍛え上げて自然に身に付いている。
しかし、頭を使って上達の方法もある。
この誘導方法は佐藤先生もご存じなかった。
岩立先生自身も心の攻めで相手を引き出していたが、その意識がスッと腰が前に軽く進んでいるとはご存じない。
我々は達人の攻め口をスロー、コマ送り等でその極意を盗み取る、勉強すると以外に早く上達をする。
逆に、そのように攻められたとき、あわてずに相手の攻め口を逆に利用すれば読み勝ち値となり裏を取れる。
岩立先生との稽古で、攻めの誘いに乗ってあげて面に来たところを小手に斬った。
岩立先生が江戸川の先生と話をしていて、「西村君て知っているかね、あの人は難しい!」と言ったそうな。
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剣道家は誰でも知っている!
西村雅興
2014年2月20日(木)
『隙』
剣道家ならば誰もが知っているが、相手と対峙すると忘れてしまい、竹刀と体力勝負に明け暮れてしまう、そして進歩がない。
西村の剣道が妖剣と言われるゆえんはこのレベルで剣道をしていることにある。


剣道雑誌に隙について色々書いてあった。
もう少し分析した形で書いてみたいと思う。

内田先生の本に書いてあった。
【隙がない】こちらから見て相手の動き、変化が分からない、読めない時を言う。
(本を見直したが何処に書いてあるか不明!)

相手が自由に動きを選択出来る状態、この状態に打って出ると、相手はこれに乗じて対応することが出来る。
隙がない相手に自ら隙を作って打って出た事になる。
心が打つと決め左手が動くと、その動きは終点まで変えることは出来ない。
相手は心の変化を察知し、左拳が動いた瞬間その動きが決定した事を知る。
要は自分の選択しを無くした状態なのだ。
この状態を『隙』という。

相手が心も身体も静止状態(心も身体もどの方向にも千変万化に対応出来ている状態)のとき、相手のこちらへの対応方向が分からない。
この状態を『隙がない』という。

隙がない自分とはこの状態をいう。
相手に『隙』が無ければ打つ事は出来ない。
だから、相手の『隙』を打とうと待っていても、相手も同じ事を考えていればお互いに隙がない事になる。
ここで大切なのは相手の隙を待っている状態は、相手のフェイントに容易に釣り込まれる可能性が高いのだ。
しかし、自分が相手の存在すら忘れてしまった様な状態『木鶏』のとき、相手の攻め、フェイントには反応しない。
相手が本気に危害を加えようとした時『智』が勝手に、反射的に対応処置してくれる。・・・この境地は難しい!
意識が相手の面を打つぞ!と強い念を送るとき、自分の意識波動は強く相手に感応させて、相手の無意識がそれに大しての対応処置をとる。
見えない意識の起こりが予備動作の程度に身体を動かす、相手の意識がこれに対応症と予備動作に入る。

意識波動の感応が予備動作としての微かな動きとして、無意識の正体を形で現してしまう。
こちらの念、意識波動、予備動作に相手が一定の感応、反応をしはじめた時、相手の心が手の平に乗りつつの状態になる。
ここに隙の初期が起きる。
相手の心に四つのマイナスの心が起きる。
 四戒とは、驚・懼・疑・惑の四つを言い、剣道修業中に、この中の一つでも心中に起こしてはならないと買う戒めである。
(1)驚とは
 予期しない相手の動作に驚くときは、一時心身が混乱し、正当な判断と適切な処置を失い、甚だしきは呆然自失することもある。
(2)懼とは
 恐怖の念が一度起きると、精神活動が停滞し、甚だしきは手足がふるえて、その働きを失うものである。
(3)疑とは
 疑心あるときは、相手を見て見定めがなく、自分の心に決断がつかず、敏速な判断、動作ができない。
(4)惑とは
 惑う時は精神が混乱して、敏速な判断、軽快な動作ができない。
 従って剣道の勝負は技だけでなく、心の動きに支配される事が多いもので、相手に隙が生じても、この四戒の一つが心に起きれば、隙を見る事ができぬうえ、自ら萎縮し隙を出し、相手から打たれるものである。
 故に、常に四戒を脱して、思慮の深い活発な精神を養うよう修練すべきである。
攻め合いの中で相手のウエイトの大きいところが次第に見えて来る。
しかし、本当のところは未だ分からない。
これを確認するには『先』を懸け、相手の心の動きが決定した状態を作る。
相手の左拳が動く状態を作ることだ。
これを『相手に隙を作らせる』という。
医療の現場では手術前に超音波診断、血液診断等のあらゆる検査をするが、最後には『確定診断』腫瘍から細胞診で顕微鏡下でガン細胞を直接確認する。・・・・この確定診断に相当するのが『先を懸ける』に相当する。

隙とは!相手の意志が決定し、打つべき方向が決まり、もう後戻りが出来ない状態になった瞬間、相手の動きのベクトルが決定した瞬間、これをいう。
この『隙』を作る作業が『攻め合い』である。

この『隙』が見えたとき、勝負は既に決している。
竹刀はその結果を体現したにしか過ぎない。

人生、仕事においてこの過程を十分に検証して対応する必要がある。
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高次元での話になりますが・・・
西村雅興
2014年2月20日(木)
意識エネルギー、意識波動、念力、意念力
津本陽先生の『弧塁の名人』を読んだ。
柳生兵庫之介を読んで彼の研究の成果を西村は十分活用した。
そのつもりで読んだのだが、津本先生にもこの世界は理解の域を越えていたようだ。
木村先生が佐川幸義先生の域に近づきあるようだ。
西村は身の回りに理解し難い超能力者がいる。
そのような人を間接的に見ている。
最初の内は頭が真っ白になっていた。
その内、超常現象、超能力者の存在が常識になってしまった。
その内、西村が出来ることに頭が真っ白になってしまう人が出てきた。
西村の治療も超能力の一種と言える。
それで伝承が不可能と思いセミナーをやめた。

剣道では研究をすることが無くなってきた。
あるのは、見えないが感じる世界の研究である。
一瞬であるが、いわゆる心霊治療の現象を西村自身の手で出来たことが二回ある。
体の硬い人の前屈を意識波動で緩くするのは簡単なことだ。
この方面の天才は伊藤聖 こう先生だ。
西村はこのセミナーでの呼吸法で、人の魂、意識波動の繋がりを意識して出来るようになった。
要は既に持ているが閉じているだけなのだ。
西村は『とお当て』に近い事が出来るのだ。
その意識を相手に流し込む、物に転写することが出来る。
今は仕事に使っているが、剣道で使えるまでにしたいと思っている。

一時やっていた!
意識で相手の小手を斬る、首を斬る、そして相手の身体にスイッチングを起す。
しかし、これをやると相手は病気になってしまうと思い止めた経緯がある。
その時、剣でお払いをする方向に変えた。
さらに、相手の弱点を指摘する、教育的打突に変えた。
今度は相手の殺気、打ち気、を押さえてしまう方向へ使おうと思っている。
意識波動を剣道でもっと実践的に効果の高いものに仕上げていきたいと思っている。

前に書いた内容をを参考に。
『西村は三枝先生(柔術家・御互道創始者・気功整体師)の操法を受けながら、有ることを言った。
「西村はこれから『遠当て』の研究をしたいと思う。」
柳生兵庫介が小太刀の大家の息子と手合わせした時、気に当てられその子は気絶をした。
松原先生が気を押し出すと相手が倒れた。
Sさんは離れていて相手を動かす。
気功家は離れて相手を動かす。
青木先生は弟子には遠当てが出来る。
西野先生も弟子には出来る。
西村は離れていて相手の気を動かせる。
テレポーションができる人がいる。
若山さんは離れていて、自在にカードを出せる。
身の回りに、一般人では理解不能な現象の存在を知っている。
西村も少しは出来る。
判る範士は攻め負けた時、参ったと蹲踞をした。
これを発展していきたいと思う。
竹刀で当てっこをしているのは、意識の上で勝負が終わった事の証明でしかないから。
そしたら先生が本を送ってくれると言った。

三枝先生

本を送って下さって有り難うございます。

早速読ませて頂きました。
佐川先生が肩に指先を軽く置く・・これは意識・気の流れのスイッチングの誘 発行為です。
(スイッチング:身体調整能力の一瞬の停滞、武道で言えば居つきの状態です)
これは誰にでも直ぐに出来る簡単な方法です。
それをどうして教えないのか不思議です。
これは直接触らなくても、強烈なイメージングで相手に送る事が出来ます。
治療に使うか、武道に使うかの違いだけです。
若山さんはトランプまで自在に出せる。
西村もトランプで赤と黒を12回連続で当てたことがある。
伊藤聖稿先生も離れていて色んな事が出来ます。
寝違いを意識波動で一瞬に治したり戻したり・・その他
西村もここでのセミナーでの幽体離脱体験から、意識・魂のレベルで人間はつ ながっていると確信を持った。
それ以後、自分の一番自身と確信を持つ咬合の意識波動調整には絶対なる自信 があります。
これの確認にOーリングテストをするだけです。
名刺をお札(おふだ)にするのも簡単に出来ます。
お払いも出来ます。
前屈を緩めるのは面白いです。
強烈なイメージはそれ自体意識波動として伝わります。
電話の向こうの姉の腰の痛みを取った事もあります。

佐川先生は武田先生から体験し、それがあることを確信していたから出来る様 になった。
木村先生はそれを体験したから、それがあることを確信した。
保江先生も木村先生から体験し、それがあることを確信した。
誰にでも出来るものだが、誰も信じられない事なのだ。
体験した者にしか確信の世界に入れないからだ。


西村は意識波動能力を伝授する能力に優れている。
軽井沢のセミナーで全員が出来るようになった。
それは、相手に確信させる能力が高いからです。
つまり、教え方が上手なのだ。
武道家は教える能力に欠けているか、ひた隠しにする。
特に一子相伝の極意は意外に簡単なだけに教えない。
企業秘密なのだ。

誰にも存在する能力なのだが閉ざされているだけなのだ。
イメージがエネルギーで空間を伝わる・・・誰も信じない
信じる体験さえさせれば、閉ざされたフタは開く!

今回の本のお礼に、興味深い本を送ります。
間中先生の最後に書かれた本です。
【体の中の原始信号―中国医学とX‐信号系 (単行本) 】

西村雅興先生

わざわざ丁寧な、御礼のメール忝ない。

その通りで、武道家は、教えません(笑)。』
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担ぎ技
西村雅興
2014年2月21日(金)
松原先生の担ぎ面
ここから剣道の妙技に入って行きます。

担ぎ面は相手が居着くと効果的に入ります。

これが効果を発揮するのは一瞬の体の前進と、一瞬その前進が止まることにより、反作用で竹刀のスピードと威力が増します。
しかし、相手が居着かないと簡単に返し胴を打たれます。
タイミングが良ければ見事な大きな面が決まります。
近間だと相手の面を受けるタイミングが合ってしまい簡単に返される場合が多いです。
しかし、遠間からの担ぎ面の場合、相手は面を受けるタイミングが狂います。
担ぎ面の得意なそれも大きな面を打たれる先生に堀田先生がおられます。
この先生の動きが凄く大きいので相手は面を受けるタイミングを逸して打たれる。
担ぎ面の変形の達人は佐藤博信先生で、担いだ竹刀の先を後方で一瞬くるりと回す、
その分だけ相手の面に竹刀が届くのが遅れる。
相手は担いだ瞬間に面を受けようと竹刀をあげ、その時に相手の竹刀が来ずに、竹刀を下げようとした瞬間に面を打たれることになる。
この面は明治村の闘いで実際に見られる。

担ぎ面のコツは強い攻め、一瞬雄の体の停止、相手の受けのタイミングをずらすことにある。
剣道の本質的な上達からは勧められない。
担がないと面が打てない人になってしまい、これが癖になると上達が止まってしまう。
逆に、竹刀の先を一度下に振ってから面を打つ人も同じ。
竹刀の先を下げ下を攻めて、相手の無意識の防御を引き出し、相手の竹刀が下がりつつの所を《浮木》の原理で、相手の竹刀を行き違いに誘い面を打つ。
打つ前に拍子を取る為に軽く担ぐ癖がつくと、相手に打つと合図を合図をした、予備雑作を見せてしまったことになります。
同じくいつも竹刀の先を少し下げて拍子を取るのも宜しくない。
同じく相手に合図をしたことになります。
しかし、下から小手を攻め上げる要領で竹刀の先を下げるのは有効な方法です。
ここで、小手を庇おうと無意識が竹刀を下げると面。
ここで、相手が面を意識し、面に打って出る所を小手。
こちらは 面も小手も胴も決めずに、相手の動きに反射的に適切な打ちを無意識が選択するのがコツですが・・・かなり難しい。
剣道の基本は一拍子で打ち切ることです。
二拍子はその節目を押さられてしまいます。
原田先生がこの一瞬を捉え名人です。
この担いだ瞬間の小手を押さえるのは西村の得意です。
大きな試合では一瞬の出来事なので、ほとんどの審判は軽いと判断をして旗を揚げません。
しかし、相手の起こりを一瞬捉えるこの打ちは剣道の妙です。
この技が出るには居着かずに、相手の起こりに合わせて腰が出る攻めの強さと、動じない強い心です。
これは石原対原田戦で詳しく説明します。
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覚醒催眠
西村雅興
2014年2月21日(金)
六段は攻め合い,打ち勝った方が受かる。
七段は違う、八段は完成度が要求されるはず、現実は審査員の心のレベルか(?)であるが。

七段審査で攻め合って,相打ちになり双方不合格。
『押しても駄目なら,引いてみな』
フッと攻め緩めると、相手がふらっと打って来る・・・シメタものだ。
ふーっと打たれに出ると「エ!」と言う感じで相手に打気が出る。
相手との対峙を忘れ,一瞬自分を宇宙と一体化する。
相手は不思議な感覚に襲われ打ちに来る。
相手が打つと気を入れ体と肩を入れ込んで来る、そのとき心で「ぞうど!」とつぶやき、頭を差し出す。
相手の無意識は頭を打ちに来る。
後は自分の身体の『智』に任すのだ。
反射的に身体が何かをやっている。
この反射的にやっている自分の『智』を信じきれるか・・・・。
信じた自分を褒めれたとき・・・素晴らしい幸せに包まれる瞬間がある。
普段感じる事の出来ない自分に出会う瞬間なのだ!

剣道の相手は自分を見つめる手助けをして下さる相手なのだ。
敵ではなく素晴らしい協力者なのだ。

さて、スポーツチャンバラと抜刀術の師匠の田邊哲人先生は真の武道家だった。
指導者は『教育的打突』によって、「ハイ!そこがあなたの欠点ですよ」と相手の心の指導をするものだと教わった。

西村は道場でこれを実践すると、先生は本気で相手にしてくれないという。
本気で打ち負かすと二度と稽古をしてくれない。
お世辞稽古が必要な人が多いのには閉口する。
しかし、松風館の門弟は違う。
打ちのめさないと許してくれない。
剣道への意識の違いなのだ。

京都で柳生の里での同期の稽古界を見ていると清々しい感じがする。
お互い攻め合い打合いのレベルだが。元立ちは緩めて先を取っているのが見える。

剣道は『心の押し合い,引き込み、勘違い、錯覚、神経系統の失調』を通して、覚醒催眠の実践世界と一度考えて取り組んではどうだろうか。

剣道は打ち合う前に勝負が終わっている事が分かる。

最後に
『武道的思考』 著者・内田樹 筑摩書房 ¥1600を読んだ感想を書いて下さい。
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