[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- メカノレセプター - 白鳥 [2008年7月4日(金)]
Re:メカノレセプター - 西村雅興 [2008年7月6日(日)]
Re[2]:メカノレセプター - アオダイ [2008年7月7日(月)]
スポーツ生命と噛み合わせ・・・実は西村にも! - 西村雅興 [2008年8月25日(月)]
すり足 - 白鳥 [2008年8月26日(火)]
西村の意見。 - 西村雅興 [2008年8月30日(土)]
足の爪と剣道! - 西村雅興 [2008年8月30日(土)]
足底板の効果 - 西村雅興 [2008年9月10日(水)]



西村の意見。
西村雅興
2008年8月30日(土)
白鳥先生の解釈も尊重しますが・・・
新幹線の様に動きが察知されずすり足で前進する方法を書きます。
足幅を狭くし、やや左足に重心をかけ、お腹の中で重心を前に動かします。
これは引き締めていたお腹の筋肉を緩めると、重心は前下方へ動き始めます。
それと同時に右ヒザを緩めます。
これで重心の滑落が起き、筋肉を緩める所から始動します。
その次の動作が親指を軽く上にあげます。
すると体はスーッと前にでます。
親指に力が入ったまま、急に右足を動かすと相手に察知されます。
要するに、重心を前に移しそれがスムーズに動くには親指の浮き上がりが重要です。
これを知る人は非常に少ないのです。
この親指を浮かせて入り身がスムーズになるまでには、スポーツ的感覚から、武術身体動作へと高度な感覚が必要です。
西村が風の様に動くとか、妖剣とか、気がつくと目の前に居る、とか表現されるのはこの辺りが巧みななのです。
片足を浮かした状態で長い時間姿勢を保持するには、体幹の筋肉が自在に操れる必要があります。
胴体力が必要なのです。

このすり足を身に付けた途端に、牧野さんは七段に受かりました。
受かった当初はぎこちなく動いていたが、最近はスムーズな動きになり立派な七段の風格になった。
武術は体幹・胴体力の作用で驚異的な動きをするのです。

蹴り足、押しだし足の左足の親指、母指球はしっかりと床を掴んでおく事が大切です。
緩め足は親指の部分の力をそーっと抜くのが秘伝です。
これを能の様なすり足で歩くと表現されると思います。
能の動きは深層筋、特に大腰筋の働きが重要です。
最近のスポーツ科学では、短距離選手の大腰筋の重要性をMRIの輪切り映像にて証明しています。
手足の筋肉より、コアを鍛えるトレーニングが昨今流行っているのは的を得た方法と思います。

武術の様な対人競技では力の強弱、スピードの問題よりも、相手に察知されない動きの方が大切なのです。
親指の浮かし、能のすり足は剣道の秘伝の一つです。

実際にやってみると直ぐに判ります。



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
題名
メッセージ
パスワード

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room