[新規投稿] [ツリー表示] [親記事一覧] [最新の記事を表示] [ログ検索] [ヘルプ] [ホームページへ戻る]


- 倉澤範士九段との心の駆け引き - 西村雅興 [2015年12月18日(金)]
倉澤先生の本から学んで行く-1 - 西村雅興 [2015年12月19日(土)]
Re:倉澤先生の本から学んで行く-2 - 西村雅興 [2015年12月19日(土)]
Re[2]:倉澤先生の本から学んで行く-3 - 西村雅興 [2015年12月21日(月)]
Re[3]:倉澤先生の本から学んで行く-4 - 西村雅興 [2015年12月22日(火)]
Re[4]:倉澤先生の本から学んで行く-5 - 西村雅興 [2015年12月22日(火)]
Re[5]:倉澤先生の本から学んで行く-6 - 西村雅興 [2015年12月22日(火)]
西村、最高の剣道が出来た時期! - 西村雅興 [2016年12月16日(金)]



Re[3]:倉澤先生の本から学んで行く-4
西村雅興
2015年12月22日(火)
松本敏雄 範士八段

われ決まったかと思いきや、先生左にかわし小手を押さえる。
また胴の返しの鮮やかな打ち。
真っ直ぐな腕、スッとした一気の面打ちは、敏速な足さばき一致し、見事である。
腰の入った立派な姿とともに印象深かった。

先生からの矯正点・・・指摘されたこと
面打には左腰をもっと入れること。
左手親指の内側への絞り不足。
右肘が横に張る。
右親指の絞りを工夫せよ。
中段の構えの左右の足の位置の悪しきを正せ。

このレベルになっても範士からは基本的なことを指摘される。
我々も同じ癖をもって剣道をしている。

反省
範士の面打ちは、微塵も無理がなく、サーッとして真っ直ぐに腰の入って。崩れがない。
多いに感知するところあり。

西村コメント
右肘が横に張る・・・打気がつよいと、三角筋・上腕二頭筋を使って竹刀を引き上げようとする。この予備動作が右肘の横張りとなる。
この二つの筋肉は意思に敏感に反応するためどうしても、これに頼りがちである。
倉澤先生も相手が範士だったので右手に力が入ったと思われる。
ともかく打気の強さは、肘の横張りに現れる。
心が形に現れる典型である。
竹刀は上にて振りかぶり、押し出しにより切り出す。
最後に左脇を絞り、左拳を鳩尾に引き込む。
この瞬間、親指は真下の方向へ突き刺す様に絞る。
この瞬間、右手は押し絞り、左手は引き絞り・・・・茶巾絞りになる。
この絞りは雑巾を絞る様な回転ではなく、手首が入って来る様な軽い絞りである。
要は、親指が握るのではなく、十分に一気に伸ばすことである。
これが手の内である。

西村はこれを書きながら、潜在意識にこれを擦り込んでいる。
書くことが稽古である。



この記事にレスをつける時は、下のフォームに書きこんでください。
お名前
URL
メール
題名
メッセージ
パスワード

下のボックスにパスワードを入力すると、記事の修正及び削除が出来ます。
パスワード

Tree BBS by The Room