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- 『つかをはなす・・・』の解釈! - 西村雅興 [2009年8月27日(木)]
沢山の竹刀を処分する! - 西村雅興 [2009年8月27日(木)]
Re:沢山の竹刀を処分する! - 熊 [2009年9月10日(木)]
日本とカナダ、進化が同じ! - 西村雅興 [2009年9月10日(木)]
竹刀は難物 - 白鳥 [2009年9月15日(火)]
あなたは正しい! - 西村雅興 [2009年9月15日(火)]
Re:あなたは正しい! - 白鳥 [2009年9月17日(木)]
5分つめれば名人になれる! - 西村雅興 [2009年9月17日(木)]
Re:五分つめれば名人になれる! - 千代田のSOBUBEI [2009年11月14日(土)]
Re[2]:五分つめれば名人になれる! - 西村雅興 [2009年11月16日(月)]
Re[3]:五分つめれば名人になれる! - SOBUBEI [2009年11月17日(火)]
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剣道と相撲 - 白鳥 [2009年9月28日(月)]
Re:剣道と相撲 - 西村雅興 [2009年9月30日(水)]



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『つかをはなす・・・』の解釈!
西村雅興
2009年8月27日(木)
宮本武蔵 五輪の書
『つかをはなすと云ふ事」
柄をはなすと云ふは色々心有事也。
無刀にて勝つ心あり、又太刀にて勝たざる心有り、さまざま心の行く所、書付くる能わず。
能々鍛錬すべし。

森田文十郎(注)
心の不思議な力を知ってその鍛錬をしなければならない。
無刀でも勝心が起り、太刀を持っていて勝てない気になることがある、
束は握る大事な所であるがこれをはなすとのは欲を棄てることである。
欲を捨てれば強くなると教えたものである。

この説明では西村は納得出来なかった!


西村流解釈
原田先生の抜き胴を研究したがこれが全くわからなかった。
あるとき気がついた。
先生には竹刀を持っている意識が無い。
相手が面を打とうとすると、体が勝手に体を捌き、次に手が勝手に胴を打っている。
その瞬間まで相手と深い所で対峙した結果、相手の面が鋭いとき、本能が面の相打ち避け、体が反射的の胴を斬る動きをしているのだ。

先生との稽古で、西村が見事に胴に抜かれた時、先生は満足げにOKのサインを出して蹲踞される。
当てに行って先生の面に竹刀が触っ手も、もう一丁のサインが出る、
何度ももう一丁のサインが出る。
あっ!と思い、覚悟を決めて捨てきって面を打つと、胴を抜かれるが、OK
のサインが出るのだ。
西村の面打が鋭く、覚悟を持った面であった時、先生の本能が面の相打ちを避けさせ胴に打つのだ。
そこまでの面打を引き上げてくれる指導稽古なのだ。

先生の左手の納まりは一般的な位置よりかなり低い。
ここに左手を納めると、竹刀の器用な動きは出来ない。
先生は相手の竹刀と自分の竹刀で相手と対峙しているのではなく、心の眼を開いて、澄心(すみたるこころ)で相手と対峙している。
『澄心得妙観』(ちょうしんみょうかんをう)の心境だ!
手に竹刀を持ってはいるが、竹刀を持っている意識はほとんどないのだ。
先生の流れる様な動きに連れて竹刀が勝手に動いている。
打つべき機会、打つべき所は『智』に任せているのだ。

最近、西村も竹刀を持って相手と対峙している感覚はほとんどない。
要は竹刀を動かす前に勝負がついているからだ。
体を進めて自らを棄てると、相手に勝手に反応しているからだ。
その結果、竹刀で相手を打っていることになるだけなのだ。

束を放す・・・は相手と対峙した時、心眼でしっかりと対峙して、竹刀を持っていることすら忘れている心境なのだ。
後は自分の『智』「本能・・・」を信じきっている心境なのだ。
『無刀でも勝心が起り』の説明とはいささか異なる西村的解釈だ。

構えを見ればその人の剣道の奥の心が観得る。
竹刀で相手を打たんと欲する気が強い人、竹刀を器用に動かして捌こう、打とうとする人は手元が比較的高く、左肘が外に開き脇が開いている。

竹刀の運用をしやすく、攻めも守りも良い位置は一般的云われている位置だ。
肩の力、腕っ節で十分竹刀を動かすことが出来る。

そこからタラリと左拳をやや下げ、中筋をやや締めると左拳は左腰と一体化し、左腰の動きの最後の瞬間までピッタリと張り付いていて、心が打てと命じる、本能が打てと命じる、その一瞬まで体の捻れの溜めを止めている。
その一瞬、放たれた左拳の動きは秘めたる胴体力の作用で、必要量だけ竹刀を押し上げている。
これは竹刀を操作する、竹刀を引き上げる等の意識はゼロである。
ただただ溜まった力の解放である。
無意識に竹刀は打つべき様に打っている。
【これを教えて、これを守った人はアット!云う間に昇段する】

左手の納まり具合で、その人の剣道観が観得るのだ!
その人が口で何と言おうとも、その人柄は顔に書いてあるのと同じだ。
左手の納まりに注目したが、姿勢、構えもしかりである。

西村の腰からの面打指導の要点は先ず左手の拳の位置を下げさすことから始まる。
(ただし、中筋の締めが弱いと全く駄目であるから、ここを注意する!)
そうすると、体が前進し右足が前に滑り出ても、左拳は相手の気が動くまで(相手の左拳が動く瞬間)蛇が鎌首を後ろに引いている様なその一瞬を狙い待ちしているのだ。
この右足が新幹線の様に静かに滑り出し、あい手に初動を掴まさないのが秘訣だ(重心の滑落の運用)。
その距離が異様に長かったのが若い時の原田先生なのだ。
この滑り出しと前進の過程で、相手を起こしそこを取る。
どちらが先に動いてしまうか?
これが一瞬の我慢比べなのだ!
・・・【剣道は一瞬の我慢比べだなあ!・・・・原田語録】
原田先生のこの静かなゆったりとした体の前進に我慢の出来る人はほとんどいない。
ここに意識を置けば、竹刀はその結果として動いているにすぎないのである。

無刀の位、無刀取り
・・・刀を持っている意識を超えて相手と対峙していることを言う。
『つかをはなす・・・』
刀から意識を外して、心眼で相手に対峙せよとの教えである。
後は体が勝手にやってくれることを信じるのみだ。

そこから、神妙剣、無想剣、払捨刀・・・の世界に広がって行くと思うのだ。
これが西村流の解釈だ!
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沢山の竹刀を処分する!
西村雅興
2009年8月27日(木)
これを書いた後、沢山の竹刀を処分した。
あれやこれやと竹刀の長さ、重さ、柄の形、太さ・・・等、研究した。
先日、剣道人生で最高の稽古が出来た時、それは借り物の竹刀であった。
もう、竹刀は何でも良いのだ!
相手と対峙したとき竹刀に意識が無かったからだ。
竹刀にもこだわりが無くなった!
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Re:沢山の竹刀を処分する!
2009年9月10日(木)
解ります、その気持ち。熊自身も最近、竹刀に拘りが有りません。何でも良いのです。

どうかすると、必要ないのではと、思うこともしばしばです。
お互い面を着け、防具に身をまとい。打ち合い溜めの手段方便に竹刀がある。

ですがお互い心と心の攻め合いを目的とすれば、竹刀は必要ない事に気付かされます。
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日本とカナダ、進化が同じ!
西村雅興
2009年9月10日(木)
遠い距離があっても、剣道と人生を真剣に生きれば、思いは同じ所の落ちつきますね。
過去の剣豪、達人も刀の先にあるものは、無刀の位だと気がついた様ですね。
我々現代に生きるには、「人生も無刀の位」に到着すれば心は自由自在になり、楽しい人生になりますね。

貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両・・・ですね。
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竹刀は難物
白鳥
2009年9月15日(火)
西村先生、熊先生、ご無沙汰しております。
先生方の境地は、まさに弘法筆を選ばずですね。
私は相変わらず、竹刀の扱い方に苦悩しています。
軽いの重いの、柄の長いの短いの等々、あれこれ試していますが、どれもピッタリしません。

最近は、自分が本当の剣道を習得することは無理だろうと感じるようになりました。
もう止めるか、テキトーに続けるか思案しています。

私が一番注意されるのが竹刀の振り方です。
振れていない、ヘッドスピードがない、打った時に左手の位置が低いなど、良いところはひとつもありません。

ある人から、あなたは居合も同時にやっているから妙な癖がついているのだと指摘されました。
確かに、居合では左拳は水月か、場合によっては臍前まで斬り下ろします。

私は冬前に薪割りをするのですが、斧は高く挙げてそのままギロチンのように落とすとよく割れますね。
下手に振ろうとか思うと、カキ〜〜ンと弾かれて手が痺れたりします。

今の剣道の振り方が刀の振り方であったのだろうかと少々疑問に思っているところです。
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あなたは正しい!
西村雅興
2009年9月15日(火)
私が居合いをやっていた頃、「そう振るのではない、天井を引っ掻く様に振るのだ。」と教えたがる先生がいた。
その先生は一応居合いは六段だったが、その先生の振り方は不自然で納得がいかなかった。
空気を斬って、ああだこうだと言っても話にならないと思い、抜刀術の大会に行った。
彼らは刀を自然に動かし、すとんと斬っていた。
居合いの先生の振り方とは違っていた。
そこで、抜刀術を習いに横浜まで行った。
それがスポーツチャンバラの創始者、田邊哲人先生でした、
そこには老人の青柳先生もいた。
彼らは形を披露すると、周りに五本の畳表巻いたものを立て、形
通りに動いて、スンナリと斬ってみせる。
真剣の形の振りと斬れが一致していた。
西村も暫くは抜刀術にはまり二段かをいただいた。
ちなみに、居合いは二段(刀の作法を覚えたかった)小太刀護身道5〜6段よく覚えていない、柔道初段、ダンスはセミプロ。
藁斬る刀,竹切る刀、刃の付け方、ネタバを合わせる、色々と教わった。
斬るにはコツがいる・・・コツがわかればよく斬れる!
居合いの先生も試しきりには恥をかく事が多い。

ある時期、田邊先生は居合いに熱中していた(六段)。
二人で色んな大会に出ていた、居合い仲間は今は八段です。
範士八段 石堂倭文 先生です。
あるとき結婚式で居合いを披露してくれと依頼を受けた。
いつもは菊を一本立て、抜き打ちでスパット斬って悦に入っていた。
先生曰く「素人は恐ろしい!太い竹が用意されていた。
斬れませんとも言えず斬ってみた。しかし刀はふにゃりと曲がり鞘に納まらず、大恥をかいて、家に帰って布団に包まって寝た。」
それで、空気を斬る居合いを辞して、実際に斬れる様になる為に、中村先生の抜刀術の世界に入った。
居合いの多くの大会で優勝するのは、田邊哲人の弟子となって行った。
居合いも実際に斬れる居合いをしたいものです。
西村は藁斬る刀、竹斬る刀、刀に遠慮なく斬れる刀、青龍刀と争っても引けを取らない極太刀を持ってます。
観賞用の自分の刀、家族それぞれ一振り持っています。
この田邊先生の縁でスポーツチャンバラ連続日本一になりました。

居合いで何を求めるか?
実際に斬れる居合いまで求めるか?
斬れても、動かないものを斬っても本当の所はわからない。
動かない、抵抗しない物を斬って、斬れたと言っても褒めた話ではない。

剣道で何を求めるか?
竹刀を刀の代用としての観念でやるか、いわゆる竹刀当て剣道として、競技性を重視するか?

今、自分がしたい目標に沿った考えで物事を進めれば良いと思います。

長い前置きから、本題へ!

『打った時に左手の位置が低い!』
西村が岡先生に面を打ったとき注意されたのは、「左手をもっと降ろせ」でした。

『居合では左拳は水月』相手の面を斬る時は、せめてここまで左拳を下げるべきです。
『臍前まで斬り下ろします』相手を唐竹割に斬るには臍前まで降ろすべきです。
竹刀でも同じです。
これが斬れる一本の基本的用件です。

面を打つ→面に斬り込む
面金越に額から斬り込んで喉元まで切り下げる。
このとき、左拳は水月(鳩尾)まで落ちやや脇を締めて水月に引き込む。
このとき左手がやや引き手、右手が押し下げ手。
これを『茶巾絞りの手の内』と言う。

あなたの振り、手の位置は間違っていません!

真剣を扱うと自然と理にかなった振りになります。
抜刀術をやって試し斬りをすればはっきりわかります。
この振りをすれば切り落としも可能です。

刀の重さを使えば、後は歯筋が通れば何と簡単に切れる事か!
しかし、腕っ節で振ると全く切れません。

『今の剣道の振り方が刀の振り方であったのだろうかと少々疑問に思っているところです。』
少々疑問ではありません・・・全く違います。

一般的に現代の共通認識の剣道の竹刀の振り方は刀の振り方ではありません。
竹刀当て競技に有利な便宜的方法であって、本格的な竹刀操作ではありません。
これは竹刀が軽すぎて腕っ節で速く振り回せる事に原因があります。
竹刀当て競技としてのスポーツ感覚で扱えば、フェンシングの様に竹刀を操作すれば当てあいには有利です。
七段の試験辺りでは、竹刀を刀の様に操作をして斬る一本を求められます。
多くの人がここで行き詰まります。

さて、あなたに注意をした人の剣道のレベルでの剣道の認識、観念をあなたに押し付けようとしただけです。
悪気は無いのですが剣道の認識レベルが低いのです。

白鳥さんのどこも間違っていません。
ただ、試合では勝ちにくいだけです。
剣道は試合剣道、審査向け剣道、稽古用剣道と分かれています。
本来は一つであるべきなのですが。
目的に合わせて剣道をやっている様です。
今の竹刀は長過ぎます!
柄も長過ぎます!

竹刀の長さを5寸〜8寸短くする。
太めの楕円の柄の竹刀を持つ。
柄を短くする。

西村が使っている竹刀を紹介します。
値段も手頃、どれも当たり外れが無い
柄は太く楕円です。
先から5〜8寸詰めて振りよい感覚にする。
柄皮をやや〜かなり?短くする。
岩立範師八段、椎名八段いずれの先生も柄は短く手の内の冴えが良い
この様な竹刀を持つと、腰は開かず刀を持って正対している感覚になります。
両拳の間隔が開きすぎない為に脇がしまり(真剣を持った時の様に)先が短くなり竹刀先の重さが消えすこぶる振りやすくなります。
左拳を水月に降ろしても右手に余裕ができます。
刀はこうなっています。
柄が太いので手を軽く添えているだけで重さを感じずに振れます。
歯医者の西村先生がよく購入される竹刀です・・・と云えばわかります。
試しに使って見ましょう!
悩みの半分が消えますよ!


尚武堂産業株式会社
03-3815-0411
http://shop.shobudo.jp/?pid=8950531
武山 39寸5,250円(税込)
型番:
T-11-9
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Re:あなたは正しい!
白鳥
2009年9月17日(木)
西村先生、ご教示ありがとうございます。

竹刀までご紹介頂いてありがとうございます。
早速購入してみます。
しかし、5寸も切り詰めるとはかなり短い竹刀になりますね。

私も巻藁を斬らせてもらったことが何度かあります。
ものすごく斬れるのだということと、少しでも狂ったら刃が曲がるのだということを知って驚きました。

しかし真剣の斬り合いとは恐ろしい場面だったでしょうね。
桜田門外の変の記録が残っていますが、名うての剣士達でさえ、あまりの怖ろしさに視野が狭まったということです。

剣道については、私はもっと基本をみっちり教えて頂きたいと思っています。
昔は切り返しだけだったとか、面の打ち込みだけだったとか聞きますが、今は地稽古だけのような気がします。
既に基礎力のある高段者の方々は地稽古だけでもよろしいのでしょうが、私のように基本ができていない者が地稽古だけしても良くなるはずがないと思います。
しかし、当地ではどの道場に行っても地稽古中心のようです。
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5分つめれば名人になれる!
西村雅興
2009年9月17日(木)
『5分も切り詰めるとはかなり短い竹刀になりますね。』
入り身を素早く、右足を10センチ強く前に出せば十二分にカバー出来ます。
恐ろしく体が素早く、竹刀の動きも速くなります。
『間合いの不利を、入り身の素早さで対応する!!!!!!!』
呪文を唱えながら剣道をやってみて下さい。
凄い効果があります。

『剣道については、私はもっと基本をみっちり教えて頂きたいと思っています。』
過去記事、から剣道の面打矯正法を読んで実践してみて下さい。
一番の早道です。
速く振るのではなく、足が2/3進んで、最後の1/3で竹刀が動く。
最初は三挙動
次は二挙動
さらに一挙動・・・これ一拍子の打ちになります。
左足後筋の活用です。
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Re:五分つめれば名人になれる!
千代田のSOBUBEI [Mail]
2009年11月14日(土)
ご無沙汰しております。
諸般の事情により稽古を休んでおります。
早速の質問で申し訳ありませんが、5寸詰めますと3尺4寸になります。
この竹刀を使う自信が全くありません。
やはり徐々に詰めれば宜しいのでしょうか?
ご教示いただきたくお願いします。
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Re[2]:五分つめれば名人になれる!
西村雅興
2009年11月16日(月)
間違いました!
五分つめます。
三八と三九の中間の長さにいてください。
西村
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Re[3]:五分つめれば名人になれる!
SOBUBEI [Mail]
2009年11月17日(火)
ご教示ありがとうございました。

現在、5分詰めておりますので、1寸に挑戦したいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。
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白鳥先生へ  カナダ 朝岡先生の記事を読もう!
西村雅興
2009年9月19日(土)
カナダ朝岡先生の記事

http://www.youshinkan.com/category/熊のつぶやき/

ここの脇が甘い!・・・・を読んでみましょう。
頭がすっきりするかもしれません。
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剣道と相撲
白鳥
2009年9月28日(月)
西村先生、いつもご教示ありがとうございます。

昨日は午後4時から剣道・高鍋選手のドキュメンタリー番組があり、午後5時半頃に大相撲・横綱同士の大一番がありました。
いろいろと批判もありましょうが、観客にさえひしひしと伝わってくる重圧の中でも実力を発揮できる朝青龍のすごさを感じました。

相撲はレベルが上がるほど基本どおりの美しい技が出てくるのに、剣道はレベルが上がるほど基本から遠い技になるというのはどうしてでしょうか?

さて、先日お伺いした件ですが、私は自分の間違いに気づきました。
西村先生にいろいろとご教示頂いて、自分ではわかっていたつもりでしたが、何にもわかっていなかったのですね。

要するに、腕にできるだけ力を入れずに剣を振ることが大事なのだとようやく気がつきました。
身体の前進、後退の力を用いて、腕は使わない。
それが美しい剣道の基本でしょうか。

竹刀がどこに当たったとか考える前に、腕の力を抜くことを考えて稽古したいと思います。
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Re:剣道と相撲
西村雅興
2009年9月30日(水)
『要するに、腕にできるだけ力を入れずに剣を振ることが大事なのだとようやく気がつきました。
身体の前進、後退の力を用いて、腕は使わない。
それが美しい剣道の基本でしょうか。』
その通りです!
腕は身体の動きのエネルギーの伝達手段でしかありません。
60キロの身体が前進するエネルギーは、その前進速度は遅くとも大きなエネルギーを持っています。
これを腕を通して軽い竹刀に伝えれば予測も出来ないほどの高速になります。
ムチの先端はある瞬間音速を超えます。
ムチ先の反転時にものすごいスピードになります。
竹刀に意識が行くと、腕をつかって振ろうとします。
ゴルフをする人なら誰でも知っていることです。
腕っ節ではボールは飛ばない!
胴体力の運用とそれを伝える腕です。
胴体力の中心は丹田です。
ここを中心に身体が伸展します。
足が地に着いている分だけ上に、前に身体が動けるのです。
この動き始めに急激な力が作用すると、慣性の法則に逆らうことになります。
これを解決するためには、停止から静止の状態にする。
右ひざを抜き、重心の滑落を使い身体が倒れ込むようにする。
この倒れ込みの回復に後ろ足が体を押し出す。
初動は筋肉の緩めから始まる。
倒れ込みから始まる。
この時点で、慣性の法則の影響は最小限になる。

世界選手権は・・・・まさに竹刀フェンシングの競技大会でした。
剣道の本質からかけ離れた世界が展開されていた。
残念なことだが、競技化されればこうなるのだ。

今良い剣道の立ち会いは東西対抗だろう。
勝つことより選ばれた名誉を重んじた立ち会いをしている。
白鳥先生も京都大会の立ち会いを一度見てください。
勝つことより、一年間の成果を披露し確認するべく立ち会いをしています。
剣道は良いものだ!それをどう扱うかにかかっている。・・・原田先生

世界選手権の旗揚げゲームでは彼らの剣道が最適なのだ!
八段戦では基準が違う!
しかし、昔、明治村の八段戦を見てがっかりしたことが数度ある。
勝負に勝は、勝つ為の方策が必要だ。
そこに善し悪しはないのだ。

自分は剣道を通して何を求めているか・・この意識こそが大切なのだ。
レスをつける



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