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- 余り語られない剣道の大切なポイント-1 - 西村雅興 [2015年11月10日(火)]
余り語られない剣道の大切なポイント-2 - 西村雅興 [2015年11月12日(木)]
Re:余り語られない剣道の大切なポイント-3 - 西村雅興 [2015年11月13日(金)]
余り語られない剣道の大切なポイント-4 - 西村雅興 [2015年11月17日(火)]
先を取るとはどういう事か 科学的に説明 - 西村雅興 [2015年11月18日(水)]
Re:先を取るとはどういう事か 科学的に説明 - 匿名で失礼いたします [2015年11月22日(日)]
次のレベルの実験を - 西村雅興 [2015年11月24日(火)]
簡単な実例 - 西村雅興 [2015年11月26日(木)]
Re:次のレベルの実験を - 匿名で失礼いたします [2015年11月27日(金)]
Re[2]:次のレベルの実験を - 西村雅興 [2015年11月27日(金)]
Re[3]:次のレベルの実験を - 匿名で失礼いたします [2015年11月28日(土)]
Re:余り語られない剣道の大切なポイント-5 - 西村雅興 [2015年11月27日(金)]
Re:余り語られない剣道の大切なポイント-6 - 西村雅興 [2015年12月1日(火)]
Re[2]:余り語られない剣道の大切なポイント-6その2 - 西村雅興 [2015年12月2日(水)]
原田先生を実例に挙げて その他 - 西村雅興 [2015年11月15日(日)]
意識波動の実際-1 - 西村雅興 [2015年11月15日(日)]
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Re:原田先生を実例に挙げて その他 - 、 [2015年11月16日(月)]
Re:原田先生を実例に挙げて その他 - 匿名で失礼いたします [2015年11月16日(月)]
Re[2]:原田先生を実例に挙げて その他 - 西村雅興 [2015年11月17日(火)]
Re[3]:原田先生を実例に挙げて その他 - 匿名で失礼いたします [2015年11月17日(火)]
次のレベルの実験を 停止状態と静止状態 - 西村雅興 [2015年12月5日(土)]



Re:余り語られない剣道の大切なポイント-3
西村雅興
2015年11月13日(金)
意識の変革
 
最近、ないこと火曜、木曜と二週に渡り稽古に行っている。
あの審判の判定に消えかけた心の剣道に火がついた様です。
自分が出来ること、七段を狙う人への指導に火がついた様です。
幸い!数名の人がしっかりついて来ているので、是非にも七段へ導きたいと思っています。
いずれも身体能力にすぐれ、教わり上手なところが何よりも良い。
このレベルになると教えた事を直ぐに身体で実行してくれる。
西村は見事な面の打たれ役だ。

教える基本は簡単な事だが、ほとんど人は竹刀当てゲームに熱中し、竹刀で斬り込む概念のない稽古に終始している。
いい面が当たったででは◯、お!うん!と審査員を唸らせる打が入ると◎になる。
◯の場合は合格は半々、◎を頂ければ合格間違い無し!
西村は◎の面が先ず打てる様に指導をする。
竹刀がしっかりと腰に乗った面が打てる様に指導をし、これが出来たら、打つチャンスを作る先の取り方を教えて行く。
どんな上手く、器用に先を取っても、打った当たりに迫力が無いと◎にはならない。
六段までは剣道に夢中になって稽古をすれば受かる事が多い。
しかし、七段は攻めの理合が判り、先によって相手を誘い、誘導し、尚かつ腰に乗った打が出来ないと7〜8回受験に失敗する。
審査員が見たい剣道を心がけて稽古をする必要があるのだ。
七段受験になって竹刀を刀と思って操作し、切って行くような打を要求される。

最初に正す事。
真っ正面に斬り込む事を教える。
仲良し稽古では真っ正面に打って行って相手とぶつかる事を避ける。
打始め最初から体の進行方向は右斜め前に進んでいる。
これでは永遠に五段、六段レベルの剣道に終わってしまう。
相手にも自分にもぶつかる事を避けて、遠慮しながら打って出ている。
これではママゴト剣道なのだ。
丸太一本橋勝負の面打を教える。
左右に逃げ道が無いと覚悟をすると、真っ正面に打って来る。

次にする事。
真っ正面に打って来る相手に、西村は竹刀で腹突き、胸突きをする。
ほとんどの相手はこれを嫌がり腰を引き気味に打って来る。
この精神では永遠に七段は無理だ。
西村の腹突きを、刺すならさせ、突くならつけと自分の胴で弾き返す様に腰から打って出る様に指導をする。
この突かれる覚悟をして打って来た面は、腰が入り迫力が有る見事な面に変わる。
西村がいつも言うのは本気で覚悟をして面を打つ様にと。
この覚悟を持って体を進めると、相手はフッと恐怖を覚える。
これが気の攻めに通じる。
相手の無意識はこのまま突っ込まれたら大変だ!と心がひるむ。
相手にこの気持ちを起こさせるくらいの覚悟を持った体の前進が必要だ。
斜めに進行し相手に当たらない様に打って行くのはただの当て合いの面意思か過ぎない。
『面を打つと云う事は相手が死ぬか、自分が死ぬかの覚悟で打つ。
その後の事を考えていては本気で打った面とは言えない。
貴方には覚悟を持った面を打って欲しい。
この覚悟の有る面が入れば◎なのだ!』
このように耳元で囁くと、次の面は見事なもに変わる。
人は一瞬にかわるのだ。
潜在意識が変われば、人は一瞬に変化する。
要は本物の剣道をする、心の変化、潜在意識の変化を誘導する。

これが出来る様になて、初めて攻め、誘い等の打つ前の作業『技前』を教えて行く。
要は肚が出来ていないと七段を受ける剣道の資格がないということだ。

この教えは人生に対し、真っ正面に命を賭けて取り組む覚悟の心のトレーニングなのだ。
剣道は稽古相手を通じて『自己啓発』の修行なのだ。
これで得た意識の変革を通じて、自分のより良き人生に活かせば『道を求める意義が有る。』
この気のない人は西村との剣道をしたがらない。
これが他のスポーツと武道の『道』の違いなのだ。
それでなければ剣道をする意味が無い。
ジャズダンス、水泳、ジム筋トレ等の方が身体には健康的で良い。



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