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原田先生秘蔵映像の解説--4
西村雅興
2014年12月30日(火)
少し飛ばして、原田先生の典型的な面の紹介

昭和62年度 八段選抜戦  対 丸太先生
この対戦はずーっと昔にビデオを買って観た事がありました。
この頃の先生の特徴は相手の足の攻め入りに、上手に会わせて足で間を切る動作です。
相手が数回、やや強引に打って出てくるのを捌いています。
相手の焦りからか、同じ様な強引に攻めようとする鼻に、見事の右足を前に出し、
すーっと伸びやかに面を放ちます。
相手がやや低く竹刀を下げ攻め入ろうとするとき、相手の上半身が虚の状態なった所に吸い込まれる様に大きく面を打ちます。
要するに、竹刀を通して空間での大きな意識の風船の様な押し合いのとき、相手の意識が下に向いて押し手来た時、腹から上の空間に意識の薄い空間がエアーポケットの様にぽっかり空く。
ここでも浮木の原意が効いている。

そこへ原田先生の意識が集中して吸い込まれて行った形になる。
この打が出る前に、散々相手を焦らして、下からの攻めを誘い込んだ技前が効をそうした。
原田先生の評価の高いのはこの伸びやかなる面、誰もがおお〜と声を出す様な面。
申し分のない面打にあります。
先生が打って出る時の前足の出の大きさに注目して下さい。
同じく二本目の面は、相手の竹刀を裏から払い、相手の竹刀の先が落ち着く前に、相手の気が全体に虚の状態になった瞬間に面を打っている。これも見事な面だった。
この頃の原田先生の特徴、適宜に間を切り相手を呼び込む技前がある。
一種の覚醒催眠誘導の技法である。
裏から相手の竹刀を払うのも、向かい合った気の押し合いから、相手の意識を竹刀に向ける作用があり、気が竹刀に向いた、その分相手は押し合う空間に歪みを起こす。
この空虚になった空間に原田先生の意識が吸い込まれて行く。
その結果として面打が出ている。
皆様が最初に出来る事は、原田先生の打ち出しの前足の踏み込みの大きさを真似る事です、
西村の指導でいつも言うのは「もう20センチ足を前に強く出せ!」です。
そうすると腰の入った立派な面を打つ様になる。
この言葉の別の効用として、足に意識が行く分、手の意識が消え伸びやかな手の内になることがある。
要するに、相手に打って下さいとばかりに、面を開けさせる、提供させる、門を開かせる様にしむけるのが剣道です。
多くの先生は相手の気を殺し、技を殺して勝ちを取ろうとする。
これを『殺人剣』と言い、中級者の剣道にはかなり通用する。
しかし、上級者の剣道になると相手もさるもの、そうは簡単に居着かず、恐れず、不動心が効いている。
このレベルになると、相手の無意を活かして、相手が行ける!勝てる!と確信の錯覚を起こさせることが肝要である。
要は相手を活かして勝ちを得る『活人剣』、陰流の極意が、相手に従って勝ちを得るのレベルになる。
この次のレベルになると、慈悲の心で相手の欠点を指摘し、教育的打突によって指導をする打になる。このレベルでは勝負にさえなっていない。
賀来先生の原田先生との立ち合いを参考に。

原田先生の面の部分を、何度も何度もリピートして目に焼き付けt下さい。
尚、試合が始まる前に壁の名前を観ると、昭和の剣豪の名前が多く観られる。



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